2017年02月25日

学運交の感想

昨日、施設が所属する病院グループの学術・交流集会が終わりました。
大学院で研究やってた頃は、こういう中途半端な発表は何のためにやるのだろう、とか
ちょっと厳しい目線で見ていた自分もいましたが、
今は少し違う視点で見ることができるようになっている自分に気づきました。
アカデミックな学会はそれでいいと思うし、こういう情報交換の場ではそれに即した内容を出せばいいし、
と、だいぶん柔らかく考えることができるようになった自分がいます。
ポスターセッションもそういう視線で、
自分が発表する時も、小難しくならないように何とかわかりやすく伝えられないかと考えたり
(とは言ってもうまくできなかったかもしれませんが)、
他の人の発表も仲間が頑張っているので情報を共有したい、という目線で聞くことができたりと、
これは自分が成長したからそのような態度に変わったのかもしれませんが、そんな感じでした。

そして講演においても、内輪の集まりだと思って期待はあまりしていなかったのですが、
意外と楽しむことができました。
僕の所属している病院グループは、古くから地域医療や貧困問題に関わっているのですが、
それをエビデンスとして発信して行くためのシステムを構築していこうとする試みが最近行われています。
今回の記念講演も、東京大学そのような研究をされている近藤尚己先生を招いてのものでしたし、
興味深く聴くことができました。

しかし、僕の中で非常に心を打たれたのは、NPO法人でホームレスの就労支援活動をしている
HOMEDOOR理事の川口加奈さんの講演でした。
単純にすごいと思い、応援したいと思いました。
僕の周りにもいますけど、いわゆる意識高い系というか、
口では世の中を良くしたいとか、地域に貢献したいとか言っていても
上辺だけであったり、実は金儲けをしたいとか、有名になりたいとか、
そういうだけの人もいるのですが、
この方が今の事業を始めるに至った経緯を聞いて、
本当に、自分の身近なことをできる範囲のことから取り組んでいくと今やっていることにたどり着いたという感じで、
素直に応援したいと思いましたし、一瞬、理学療法士をやめてこういうことをやりたいと思ったくらいでした。
実は、僕は資格職にあぐらをかいてくだを巻いているような種類の人間なんじゃないんだろうか?!とか思ったりもしました。

そういえば、前職場にいた時も、ホームレスの炊き出し活動に一緒に参加して見たこともあったし、
理学療法士になりたいと思った時も、まだ学校に入る前でどんな仕事かはっきりイメージはできませんでしたが、
世の中を少しでもよくしたいと思っていた自分がいたことも思い出しました。
理学療法を極めることが目的ではなくて、理学療法は手段の一つとして結果として社会をより良くすることに携わりたい、
とかそうじゃないと思う人もいるかもしれませんが、僕の場合はそういう気持ちがあるので、
もしできることならこういうことにも力になりたいと思いました。

何にせよ、僕の中ではとても新鮮な1日でした。
ま、普段ぜんぜん学会やセミナーに行かなくなったので情報に触れたのが久しぶりだったから、というのもあると思いますが。
posted by さとし at 02:17| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月22日

明日に向けて

明日は職場のグループの学術大会・交流集会です。
僕の発表もともかく、特別講演で話をされる先生の話に興味を持っています。
貧困と健康の関係とか、ソーシャルキャピタルとかについて色々と調査されている先生で
僕もそれっぽいことを今職場で調べているのですが・・・。

大学院で学位を取った身体感覚とは自分のやっていることはどんどん離れていく気もしますが、
今おかれた環境ですべきことをやるというのも大事ですしね。
自分の研究もやめたわけではなくぼちぼちとやっていきつつ・・・。

とうわけでこれから喋る練習します。
posted by さとし at 18:43| 京都 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月19日

鞍馬旅行(?)

今日はくらま温泉に行ってきました。日帰りです。

家から近いので敢えて行くこともないのですが、
温泉に入ったことがなかったし、牡丹鍋も美味しそうだったし、
他府県の温泉はどこももう予約が取れなかったのがいちばんの原因なのですが
楽しく過ごすことができました。
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風呂は貸切状態でしたし、人も少なく、イノシシ肉も臭くなくて肉嫌いの僕も食べられたし
楽しい時間を過ごすことができました。
温泉には食前食後の2回入ってしまいました。

調子に乗って鞍馬寺から貴船神社まで山越えしてそのまま貴船神社でお参りをして帰りました。
そういえばこのルートは小学校時代の遠足で何回か通ったなぁ〜とか思い出しながら歩いてましたが、
今も全然変わっておらず、懐かしさを感じました。
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そういえば、今世間は金正男の暗殺事件で騒いでますが、
牛若丸もそういえば兄の頼朝に討たれたなぁ、とか
権力闘争での骨肉の争いに虚しさを感じつつも貴船神社に到着。

貴船神社は縁結び、縁切り神社で有名ですが、
絵馬にはなかなかリアルなお願い事が書かれていたりと
こちらも何があるかは知りませんが人の欲、業について思いを馳せました。
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というわけで十分すぎるほど遊んだ1日でした。

ちなみに叡山電鉄は、映画のロケ地になってたらしく、
「宝ヶ池」駅などは、写真を撮りにきた人たちでいっぱいでした。

posted by さとし at 23:04| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昨日と今日

昨日は実家で楽しく宴会。
とても楽しくすごくことができました。

みんな価値観は違いますが、人は違うものなので
擦り合わせていいところで一致していかないといけませんね。

時々しか会うことができないのがもどかしいですし、
僕の体がいくつもあれば同時にやりたいことが一気にできるのになぁと思いますが、
こういう時間を大事にしながら過ごしていきたい思っています。

まあ、再来週に出張でまた東京に行くので、楽しみにしてます。

今日は温泉に行く予定だったのですが、誰かさん(僕ですが)が寝坊したために
相方が怒ってしまい明日に延期になりました。
昼過ぎに、やっと口をきいてくれましたが、
マッサージを2時間、罰としてやらされました。
明日こそはちゃんと起きなければと思っています。

そんなことも含めて自分もしっかりしないとなぁと思う反面です。
posted by さとし at 01:28| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

先入観はウソをつく 常識や定説を疑い柔軟な発想を生む方法 (SB新書) 新書 武田 邦彦 著




先入観はウソをつく 常識や定説を疑い柔軟な発想を生む方法 (SB新書) 新書 武田 邦彦 著

読み終えました。
今、世の中に出ている情報はほとんどがウソである、というような論調でしたが、そこまで言い切っていいのか?!
という気もしましたが、一部はそうかもしれません。

ざくっと解説すると、
世の中の情報はほとんどが権力を持ったものに歪められてる。
東海地震はいつになっても来ない、
石油はあと40年で枯渇すると延々言われ続けている、
消費税を上げないと国が破綻するといい続けている、
高齢者の血圧が上がるのは当然のこと、
などなど、を題材にしているますが、
全て、そのような情報を流すことで得をする利権があるために
情報を歪めて世の中に何らかの方法で流している、というものです。
なので、どこかの大学の教授だとか、有名人だとか、どんな人でも平気でウソをつくので
それらの情報に踊らされないように気をつけて変なバイアスは持たないようにと注意を喚起するものでした。

確かに、僕の中では最近最も不信感を持ったのは東日本大震災における福島第一原発事故が起こった時に、
大丈夫、大丈夫と繰り返していたテレビのコメンテイターでした。
あとは、事実をまともの報道しない東電と政府ですね。
世の中のシステムは一部の人が都合よく使うためのものなのだなぁと感じたものでした。

読みやすいので一読に値するかもしれませんね。
posted by さとし at 01:23| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月16日

予演会2

本日は確定申告をしに税務署に行ってきましたが、疲れました。
2時間半もかかりました。
スタッフも非常勤らしき人の対応がバラバラで
なんども入力をやり直さなければなりませんでした。
しかし、なんとか無事終了です。

今日は来週の職場グループの交流会の発表に向けての予演会をしたのですが、
なかなか面白かったですね。
職場なのでみんな荒削りで準備不十分だったところもありますが、
むしろ荒削りの方が、その題材をおかずにしてああでもないこうでもないと考えを出したり
いろんな職種の人の意見も聞けましたし、
そういうディスカッションをすることができる、というところがね。

それに、発表スライドや発表の仕方、そして質疑応答の態度って
その人の性格が出て面白いですよね。
僕もちゃんとしないといけないなぁと思いましたが。

来週までにきっちり修正したいですね。
posted by さとし at 18:26| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月15日

発表

来週は施設グループの研究発表会(?)があるのですが、
その予演会を明日やります。

僕も地域の調査を中心に1演題、あとは共同演者としてもう1演題エントリーしてます。
内輪の発表会なのでメンツとか見てくれよりも意見交換や交流を意識したいと思っています。
他の人にもそう言ってます。。。

特に共同演者の人には、「発表しましょう」と僕が提案したのですが、
こういう場は参加してなんぼだと思うし、職場全体の底上げとして必要だと思ったりもするので。

数字やデータの見方とかプレゼンのやり方とか、
大学院で色々と指導されましたが、やっぱり行っててよかったなぁと思ったりもします。
人に伝えることの大切さやその伝え方の大切さなど勉強になりましたしね。

自分の持っている思いや調査結果などはこうやって外に発信する、ではなくて
みんなの意見をもらうというか、そういうことが大事だと思ってます。

というわけでこれからは飲み会からの銭湯です。
posted by さとし at 18:27| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月14日

自己啓発本

今日は、仕事の後いろいろとバタバタしていたので
本屋で読みやすそうな本を3冊ほどさらっと目を通して観ました。
いわゆる「自己啓発本」です。

一時期熱心に読んでいたこともありましたが、だいたい数冊読むと物足りなくなってきます。
モチベーションを上げるのにはいいのですが、内容はないようってやつです。
今日も読んで思ったのですが、
自己啓発本を読んだ後は、なんだかいろいろとやる気が出てきて頑張れる気になるのですが、
任侠ものの映画を観て映画館を出てきた人と変わらないんじゃないかなぁと。

自分は何も変わっていないのに、まるで大きくなった気になるというか。

それでも、何人かは結構自分の感性に合ってるので目を通すのですが、
最近は作者でも得体の知れない人が増えているのが気になります。
作者プロフィールを見ても、低学歴やどん底から這い上がったとか、
聞いたこともないような肩書きを持っていたり
抽象的な自己紹介をしていて、一体この人は人にいろいろと語れるほどすごい人なんでしょうか?
と考えながら読むようにしています。
自費出版もできますもんね。

そんな感じで明日も頑張ります。
明日はバレンタインデーですね。

posted by さとし at 02:32| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月12日

嫉妬と自己愛 - 「負の感情」を制した者だけが生き残れる (中公新書ラクレ) 佐藤 優 著




嫉妬と自己愛 - 「負の感情」を制した者だけが生き残れる (中公新書ラクレ) 佐藤 優 著

という本を読了しました。
著者は鈴木宗男氏の政治問題に巻き込まれて刑務所に入れられてしまった経験があり、
また外務省の仕事などから官僚のドロドロした世界を知っているとのことです。

で、それらの経験をもとに、最近の世の中の情勢や小説などから自己愛や嫉妬についてを述べています。
何人かのインタビュアーが述べていたように、そして僕自身も感じるように、

FacebookやTwitterなど様々なSNSを皆が使い始めてから
露骨にそれらが現れ始めたような気がします。

特にfacebookで自己表現することで自分は、すごい、唯一無二の存在である、
こんな素晴らしいことに取り組んでいる、みんなに刺激を受けている、
などなど自己発信をする人がいますが、その99%はどうでもいいことで、
実社会では何の影響力もない。

しかし、バーチャルな空間では、同じようなレベルの人たちとの横のつながりだけは強く持っているので
まるで自分が影響力を持っているかのように感じてしまう。
自己愛の肥大した人たちが特に若者に多い気がするんですよね。

または、いわゆるネトウヨにように、感情的に社会問題や国際問題を論評する人たちもいますが、
その大半は何の影響力もない家で引きも持っているニートだったり
一般社会ではしがないただの人だったりするわけです。
世の中や社会は複雑に入り組んでいるものですが、非常に一側面的な見方で
正論や原理原則論を語ってさも自分が正しいことを言っているかのように錯覚する。
そのような人たちは皆匿名ですが、客観的に自分を見つけることができず、
自己愛が肥大しているとも考えられます。

サイバー空間が人間のネガティブな側面をあらわにしてしまった感もありますが、
そのように社会的観点から色々と問題提起しているなと感じる本でした。
posted by さとし at 17:28| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月11日

私をくいとめて  綿矢りさ 著




私をくいとめて  綿矢りさ 著

綿矢りささんの小説を読んだのは「インストール」と「蹴りたい背中」でしたっけ?
どちらも一気に読んですごく面白かった記憶があります。
特に「蹴りたい背中」は。
ちなみにこれから読んでみたい綿矢りささんの作品は「いなか、の、すとーかー」です。

で、この小説なのですが、ラストでは胸が熱くなりました。
33歳独身の主人公は好きかどうかわからない人がいるのだけれど、
自分の中の何かが変化してしまうことが怖くて動き出せず、
自分の脳内のAと会話をして相談をしている。

しかし、ラストは自分が一歩踏み出すと決めたときに
Aとの別れが訪れるというものになっています。

宮崎駿監督の「魔女の宅急便」でもキキが黒猫のジジの言葉が分からなくなりますが、
宮崎監督は、本当はジジは初めから言葉が話せなかったのだが、
小さな子供がぬいぐるみに話しかけているように、
自分の分身として、相談相手として必要であったと。
キキが精神的に成長したためにジジの言葉がわからなくなった、
そのような暗喩を物語にいれた、

というようなことを何かにインタビューで話していましたが、

この作品も魔女の宅急便を連想しました。
新しい一歩を踏み出すためには何かを失わなければならない。
それは昔の自分との決別であったりするわけです。
先行きどうすればいいのか不安なのでなんとかしたいと思いながらも
一歩踏み出せない人たちにとって、結構はっきりと
勇気づけるというメッセージを伝えている小説ではないでしょうか。
posted by さとし at 17:54| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする