2013年09月14日

消耗

今日はとても天気がよく、
そういえば、月曜日まで連休なのだったぁと今思いました。

今日は、午前中仕事、夜はカポエイラで
それまでの時間、読書をしたり論文を読んだりして過ごす予定で、
行きつけの自習用カフェにインしました(笑)。

今日も仕事であらぬストレスにさらされたのですが、
この職場は本当に大丈夫なのかと心配になります。

他部署の上の人と相談して決めたルールを
なぜ下の人は誰も知らないのか。
なぜ伝達していないのか。
なぜ伝わっていないのか。

今日は、患者さんへの対応について
そうなっている、いや聞いていないで、
くいちがいがまた生じました。

普通に考えて、他の部署とのやりとりは
ヒラやバイトではなくて役職のある人とするものですが、
そこでの取り決まった事項を下の者が誰も知らないとか意味が分からないし、
部署の違う僕が、他部署のメンバーに
逐一確認するのもおかしな話で
そこまでする必要も常識で考えてないと思うわけです。

このような状況はここ数年で何回も繰り返されているのに改善しようとしない、
いつか、重大な事故に発展するような気がして心配で仕方ありません。
そんな時にも誰が責任を取るのかとか考えても、
職場の体質上誰もとらないような気がします。

・・・・と、ここまではただの仕事の愚痴のようなものなのですが、
僕も職場のスタッフなので、放置するわけにいかず、
改善するためにアクションを起こさなければならないのです。
僕も第三者からみれば当事者なので。

もちろん、今まで通り運営委員会でも問題提起をしないといけませんし、
いろいろな人が注意を向けられるようなことを考えていくつもりではあります。

多分、立場上で決まったことをやるだけなら、だれでもできるし、
社会人として求められるのはプラスアルファの結果を出す能力なのでしょうね。
そんなことを僕とかは求められてるのでしょうか。
と、自分に言い聞かせる意味でも。

こんなことで神経をすり減らすことが面倒くさくてしょうがないです。
患者さんをどうするかとか、リハビリをどうするかとか、
そういうことに頭を使いたいと切実に思うわけですが、

なんというか、仕事に対する向き合い方についての
個人の温度差を自分も含めて感じる今日この頃なのです。
(決して僕もやる気が高いわけではないですけどね)
posted by さとし at 14:34| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月13日

最近の臨床

今日もなかなかの気温で
訪問リハビリから帰ってくると、疲労がどっと出ました。
暑さは体力を消耗します。

訪問リハビリも、利用者さんとの関わり方に少し悩んだ時期もありましたが、
自己修正することで少しずつ分かってきた気がします。

当たり前のことですが、
利用者さんや家族さんの目線で関わる、という事ですね。
あとは、利用者さんや家族さんのペースで関わるという事です。

病院などでのリハビリでは、特に外来などでは、
結果をすぐに出すことを求められるし、
そのために色々と身体機能のアプローチを考えるわけですが、
その病院などでのアプローチも、
結果を出すことを焦ってはいけないと最近感じています。
多少厳しいことをいうこともあるし、指導とかもします。

訪問リハビリなどではなおさらで、
リハビリがかかわることができる時間は
ごくわずかであるということを分かって、
難しいこともせずに、欲張らずに
利用者さんに寄り添うような関わりが大事なのだと感じます。

あとは、家にお邪魔させていただいている、
関わらせていただいている、という謙虚な姿勢ですね。
仕事をしているという態度を見せてはいけないと感じます。

病院や外来とは少し立場が変わるので
そのあたりも気を付けなければいけませんね。

自分の態度を少し変えるだけで相手の態度もすごく変わったりしますし、
社会的かかわりの重要性も身に染みて感じたりしているわけでが、
そのような事を最近考えなています。

外来のリハビリも、一人で回すようになってから
バタバタとしていて、それでも切り盛りする楽しさもあれば、
患者さんをよくする楽しさもあるし、
自分でシステムを作っていく楽しさもあります。

しかし、セラピストであれば自分でなくても替えの利く仕事、
をしている自分に、このままでいいのかなぁと考えることもあります。

組織の一員として働いている以上、どこで何をしようがそうであるかもしれませんが。
前職場でも何年も仕事を続けながら同じことを考えていました。
自分が元気で動くことができるだろう時間があと20年ほどだと考えて、
自分の身の振り方を考える今日この頃でもあります。
でも、目の前のことをしっかりとやることの積み重ねも大事ですよね。
posted by さとし at 04:03| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月06日

論文再投稿そのA

本日、最終チェックを行った後で
リバイス原稿を再投稿しました。

ただ、再投稿するだけだと思っていたら、
ネットでの投稿の仕方がよく分からず、
しかも慎重に手続きをしていたら、3時間以上もかかってしましました。
そしてただ今、朝四時過ぎです。

これで、あとは結果を待つまで少し余裕ができます。
溜めている論文を読んだり、データ解析をしたりして過ごす予定です。

明日起きられるやろうか?
posted by さとし at 04:10| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月30日

論文再投稿

今日は、職場の方は夏休み休暇をとっていたのですが、

投稿前にリバイス論文の確認をBOSSにしてもらうために、大学院に向かいました。
とりあえず投稿してみようということで、結果はどうなるか。
校正を再度かけた後なので来週くらいになりますかね。
結果が楽しみです。

今年も秋にサンディエゴで開催されるSociety for Neuroscienceに参加するのですが、
いっぱしの研究者のように、
演題発表で、自分の研究をプレゼンした後で、
「あ、この発表が書いてある論文です。よかったら読んでくださいね」
とさりげなく自分の原著をオーディエンスに渡すことができるように、

何とか11月までにはacceptされたい・・・・。
自分の身の振り方次第では、今年が最後となるかもしれない学会なので。

自分が変なだけかもしれないですけど、
研究とか、いつも帰宅してから
夜中の3時までを研究時間に当てていて、
論文とか読んだり書いたりしてますけど、
全然つらくなくて、こういうふうに、
ある程度順調にいってることに対して、何か物足りなさを感じてしまいます。
まあ、研究自体、自分でハードルを下げているかもしれませんが・・・。

修士の時もそうでした。
BOSSからは2年間、さんざん怒られて、何度も心が折れそうになりましたが
(今となっては、そら怒られるやろという感じですが)、
その一方で、意外と、研究の楽しさを感じている自分もいて、
怒られたことを修正すればもっと楽しくなるに違いない、などと考え、
さらに、その年のSociety for Neuroscienceで初めて国際学会を経験して、
世界の広さに衝撃を受けて、
帰りの飛行機でたまたま隣り合わせた他大学の先生に熱い言葉をもらって、
「来年この学会で会おう」とか言っていただいたので、
勢いで博士に進む事を決めたわけです。

でも、まだ物足りない自分がいますよね。

今日は図書館でまた論文をいくつか落としてきたので、
今後余裕が少しはできるだろうから、読み進めていきたいです。
最近の僕の興味はラバーハンド錯覚ですね。

それから、またカポエイラの道場に行って稽古して、
帰宅しました。

明日は朝からプチ旅行に行きます。
そして、寝る前に、論文を書き直ししないと。。。。。
posted by さとし at 02:14| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月13日

答えより思考、結果よりプロセス。

とりあえず、今、やっとrevisionの修正が終わったので、明日再チェックして校閲にかけます。
こうやって、いろいろと書き直している間に知らなかった論文にも触れることができるし、
無駄ではないのだなぁ、という印象です。

いや、こういう思考錯誤を繰り返すことで知らず知らずのうちに成長していくのかもしれませんね。

再投稿は不安半分、期待半分ですが、正直論文掲載されなくてもいいかなぁというもう一人の自分もいます。
acceptは、一つの結果の現れであって、プロセスの方が楽しいなぁ〜、とかも思うわけです。

なんにせよ、早く明日の一人研究タイムが来てほしいです・・・・。

さてさて、臨床の方も、ここ最近忙しくなってきて、
新規のオーダーも増えてきて、一人でどのようにして外来を回していくか、
どのようにして限られた時間の中で効果を上げていくかを試行錯誤していますが、
結構疲れるんですけど、精神的には充実感はありますね。

どこかの本に書いていましたけれど、人はある程度の裁量権や自由を与えられているほうが、
仕事のパフォーマンスは上がるんですね。

マクドナルドなどでは、人を機械のように時間刻みにして管理して、
徹底的にシステムを効率化していますが、
利益が上がる代わりに精神的に壊れてしまう従業員が多いとのことです。

今のところ、僕にはそれはないかもしれませんね。
管理業務が中心になってきて、臨床が薄くなっているという現実もありますし、
そのモヤモヤ感が自分をどういう風に導いていくのかは今のところ分かりませんが、
今やるべきことも大切なことだと感じています。
それに、仕事のスキルを身につけることが、結果的に今後の自分にも有益だと思いますし。

人生刺激を求めて何ぼだと思います。
ここ最近再会した、何人かの旧友と接していてもそれは感じます。
自分自身の生き方との向き合い方が見事にその人そのものとして現れる年になっています。

さてさて、明日もがんばりましょう。
おやすみなさい〜。
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2013年07月19日

研究室ミーティング

昨日は研究室のミーティングでした。

姿勢制御と脊損の疼痛についての研究紹介。

いつものように終電になりましたが、
毎度のことながら本当に刺激を受けました。

疼痛関係は聞いていてやはり面白いです。
自分も含めて、研究をしていくと、
当たり前だと考えられている臨床が
どんどん変わっていく可能性を秘めていると感じます。

こういう流れを業界の中でも普通にしていきたいなぁ〜と思います。
アメリカやオーストラリアでは理学療法士は最低でも
大学院修士を終了しなければアシスタント止まりだし、
僕もそうですが、博士課程のメンバーは
みんな民間の施設に勤務しながら研究をしています。
これがごく普通のリハビリに対する向き合い方だと僕は思っていますし、
世の中の流れの中でも標準になればいいのにと思います。

僕が前の職場にいた時は、前職場の上司から、
働きながら大学院に行くなんて、お前は本当に分かってんのか?
と言われたこともありますし、
私らは臨床するけどあなたは研究するのね、別の世界にいくのね、
みないなことも言われましたけど、

なんか僕は腑に落ちなかったんですよね。
研究がっつりやって、新しい知見を臨床家に
発信する、というのも一つのやり方だと思いますけど、
自分がやりたいなら臨床して、研究して、論文書いて発信して、って
全部自分でやってもいいと思うんですよね。
中途半端といわれようが、言われないくらいのものを自分ですればいいだけのことで。
この人らは年は取ってるけど、何か、自分の中で勝手に壁を作りながら生きてきたんだろうなぁ〜とか
感じたりしました。

今の職場は在宅中心ですが、在宅、訪リハ関係なく、
今の職場にいる限りは、
在宅で発信していけるようなレベルまで持っていきたいと思ってますし、
それに、自分の今やっている研究を深める、発展させることもしていきたい、
さらに、少したくらんでいるのですが、リハビリ難民の受け皿になるような活動もやっていきたい。

そんなことを考えているとわくわくしてくるのでありますが、
とりあえずは、今の論文を書き上げて、アクセプトにまで持っていかなければなりません。
とにかく淡々とやるだけです。

やはり人とおんなじ24時間365日過ごすわけだから、
過ごし方、刺激を受けることは大事です。
昨日はそんなことを感じました。
posted by さとし at 19:12| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月08日

revise

5月末に再投稿した国際論文のreviseが返ってきました。

合計で30項目に近い指摘を受けましたが、
これらを全て再検討して書き直し、速やかに投稿しようと思います。

今までrejectばかりだったので、reviseではありますが、少しホッとしました。
自分の中では少し前進した気持ちです。
研究者から見れば、レベルの低い喜びかもしれませんが・・・・。

今日は、大学に行って、参考になりそうな論文を落とし、そして、
今月末発表のポスターをプリントしてきました。

世間は祇園祭ですね。
薄着の女性がまぶしい日曜日でした。
posted by さとし at 02:29| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今月から外来任されてます。

今月に入ってから、職場の診療体制の変更に伴い、
外来リハビリ部門を任されてます。
立ち位置が変わらないと見えてこない問題もありますし、
意識も変わらない部分ってありますね。

何とか、うまく回せるようにしていきたいのと、
限られた資源の中でリハビリに付加価値をつけたいと思っています。

うちの職場の改善点もいくつかあるので、
いい方向に向くように自分から動いて背中を見せていければと思っています。

小さな職場なので、それぞれの部署ごとに内向きにならずに、
診療所全体の問題としてとらえられるように意識を高めること。

そして、新たな利用者のニードを見つけ出す事をしようと思っています。

ここ最近の職場の様子を観察していて感じていることです。

言われたことだけをしていれば給料が毎月入ってくるという意識を変えなければ
職場としては終わりだと思うので、
危機的状況ならその中でできることを探す、見つける、動く、
そういう事をしていくつもりです。

僕もそれなりの覚悟をもって臨みます。
定年まで波風立てずに働くことが目的じゃないんで。
posted by さとし at 02:23| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月09日

第2回日本訪問リハビリテーション協会学術大会in松本に参加して

昨日今日と第2回日本訪問リハビリテーション協会学術大会in松本に参加してきました。

僕の中では期待に反して、
非常に面白いというか、本当に学術的な内容の発表が多く、実りあるものとなりました。


前職場の時に参加したリハケア学会は、
学術的な要素というよりも
情報を提示して、フロアの人と
カンファレンスを行うというか、情報を共有するというか、
そのような印象があり、
この学会はどんなんだろうと思っていましたが、なかなか。
しっかりとした研究が多くておどろきました。
それに、転倒因子の評価方法(Fall efficiency assesment)とか、
生活空間の評価方法(life space assesment)とか
あるんですね。今回初めて知りました。

なぜか僕の発表に興味を持ってくれた発表者の方がおられて、
意見交換・連絡先交換をおこない、
共同研究に発展する可能性も出てきました。

フィールド調査になるのでどうしてもサンプル数の確保が必要となるわけで、
その方も、もしかしてそのための依頼だったかもしれませんが、
僕自身も調査研究の時に協力をお願いするかもしれませんし、
明日さっそく上司に掛け合ってみようと思っています。

これは、僕自身の考えですけれど、
どこの職場もある程度は外部に対してオープンでなければ
ならないと思うのです。

第三者からみられる、評価されるということが
自分たちを客観的に見つめなおし
襟を正し、質を上げるという方向に向かうと思うのです。

内助の功で、
自分たちは組織のために一生懸命頑張ってる、
というだけでは不十分だと思うし、
ハード面とソフト面と両方を行わなければならないと思います。
そして、できれば、業界をよくするための発信もしたいなぁ〜とも。

今回、僕が発表したことに対するフィードバックについて、
興味深かったのは、
うちの施設では、訪問リハビリを開始する前に、担当者会議を行って

「リハビリのゴールを明確に決めている」ということについてでした。
しっかりしていると、反響がありました。

普通に行われていることなので、どこでもそうだと思っていたら
そうではないのですね。

どこの組織も、いいところ悪いところありますが、
うちの組織はこのような地域型の医療・介護については
間違いなくしっかりしているし、外に胸を張って発信してもいいと思います。

その後、いろいろとスライドを見て回って、
機器展示ブースを回りました。

車のドライビングシュミレーションがあるのですね。

IMG_1230[1].JPG

http://www.honda.co.jp/simulator/safetynavi/

ちょうど、訪問の利用者さんに高次脳機能障害のある方がおられて、
日常生活は問題ないのですが車は運転できるのかと
どうしたらいいものかと思っている方がおられるのですが、

そのような方にこれは使えないだろうか?と思ったりしました。

まあ、シュミレーターと実際の運転は違いますし、
シュミレーターによってどこまで評価できるのかは明らかではないそうですが、
何もわからないよりかは、使った方がいいと思うのです。

身体機能は問題なくても高次脳機能障害の問題で
無条件に車はダメ、といわれている方はたくさんおられるでしょうし、
それらの方々には確かに希望の光となりそうな装置です。
リスキーでもありますが。

気になるお値段は、100万円。
うちの職場ではまず無理だろうし、
法人で買ってくれないでしょうか。

どっかに在宅リハビリセンターを設立して、
このように、高額で買えない機器を置いておいて
予約して評価や訓練に利用者さんが来るような設備は作れないでしょうか?

この装置で訓練をして、条件付きで(時速30qまで出せる車のみ運転可能、など)運転の許可が下りたり。
そのような制度的なインフラは作れないでしょうか?

などと、妄想が広がります。。。。。。


僕が最近少し探し求めている、
体重の重い人が車いすでスローブを昇降できる、ウインチの設置について、とか、
予測変換ができる意思伝達装置とか、
それ関係の業者さんがおられれば提案したりディスカッションしたいと思っていましたが、

残念ながら今回はおられませんでした。


今回もいろんな人と交流し、情報に触れることにより
僕もいろいろとまた新しい妄想が浮かんできました。

まずは、博士論文にめどをつけなければなりませんが、

新しい治療法の考案、
訪問リハについてのフィールド調査
あとは、リハビリ算定上限超えとなったいわいる「リハビリ難民」達を何とかできないのか。

やりたいことが増えてきます。
それらについて少しずつ進めていきたいと思いました。
posted by さとし at 18:48| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月08日

訪問リハビリテーション

訪問リハビリはなかなかディープな世界で

本人さんのADL(日常生活)やQOL(生活の質)の向上を目的とする事が多いのですが、
そのためには、利用者さんだけに目を向けていればよいわけではなくて、

家のつくりであったり、介助者、例えば利用者さんの妻であったり、
目に見えない生活という空間すべてにリハビリ職種としての視点で見なければなりません。

今日などは、利用者さんのことはもちろん、
その奥さんが認知症などあったり、転倒を繰り替えされているということで、
そちらも問題ではないかということで
奥さんにリハビリを提案し、ケアマネさんと話をしてきました。

訪問して、座って話をして、相談を聞いて終わりということもあります。

精神疾患や日常の生活に不満など抱えておられる人は、
話をするだけで終わることもあります。

人は環境や他者と関わり合い生きているわけだし、
情動に働きかけることも大切です。

過去に外来リハビリや病院での回復期病棟、療養病棟、一般病棟などを
経験した立場では、運動療法や動作訓練などをすることが
リハビリであるというバイアスがかかっていることもありますが、
在宅ではそうではないのだなぁというのが正直な気持ちです。
これがリハビリ?と思う事もありますが、
セラピストの視点でものを考えるという事が大切なのかもしれません。

その一方で、今までやってきたこと。
例えば呼吸理学療法の技術とか、
認知運動療法とかボバースとか、徒手療法とかを
多少かじったりしましたが、それらも間違いなく生かされています。

病院で働いていた時は、退院後の生活に向けて色々と提案なども
していましたが、病院の中からただいうだけと、
在宅に出向いて一緒に生活に関わるのとは
全然違います。
在宅は今困っていることに対して何かをしなければ本当に生活が成り立たないという
事がほとんどです。

今、学生さんが実習に来ていますが、
このような訪問リハビリでの臨床実習でどのようなことを感じているのでしょうか。
おそらく学生時代の僕ならキャパシティオーバーになっていたかもしれないと思います。
けれど、在宅では様々な要因のために正解はなく、
即自的に解決するケースも少なく、
僕の中でも答えがでない事もあり
学生さんには、「自分はこういうことで悩んでいる」、
と正直に話しながら見学してもらっていますが、
何かを感じていてくれればと思います。

この1週間なんだかバタバタした臨床でしたが、そんなことを考えました。
そしてこれらの問題意識を心に秘めつつ、明日から全国訪問リハビリテーション学会に参加してきます。
5時起きで長野に発ちます。
posted by さとし at 00:39| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月05日

福祉用具

現在、訪問リハの利用者さんに切実にほしいもの。

予測変換機能の付いたALS用コミュニケーション補助装置と

大柄の人でも楽に移動できるベルトコンベア付段差解消スロープ。

どこかで開発していないかなぁ〜。
もしくは販売していないか。

今週末の全国訪問リハビリテーション学会に行くので
業者の人に相談してみようか(笑)。
posted by さとし at 21:26| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月04日

A Patient-Centered Telephone Intervention Using the Asthma Action Plan.

最近は仕事柄、訪問リハでの臨床研究もしなければと思っていて、
今は絞らずに訪問リハビリ関係の文献を色々目を通しています。
和文献は少ない印象ですが、英文献は結構見つかります。
ただ、さまざまな国があるのでどこまで参考になるのかは不明です。

A Patient-Centered Telephone Intervention Using the Asthma Action Plan
Raju JD, Soni A, Aziz N, Tiemstra JD, Hasnain M.

短報ですが、
喘息患者にクリニックに来てもらわずに電話かけでフォローした結果、
42名の電話にでてくれた患者のうち33名が喘息管理((Asthma Action Plan)といい、
ここでは詳しくは述べられず)を行えていた。
電話による指導ののち、コントロールできていなかった患者の78%が改善したと報告しています。

N数が少ないことや、
電話での患者の答えを信頼していいのかなど??な点はありますが、
コストを減らすことなどの有用性があると述べています。

日本では管理往診ですが、アメリカでは医学管理もクリニックに任されているのか?と
そちらが驚きです。
posted by さとし at 03:25| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Multisensory Perception and Bodily Self-Consciousness: From Out-of-Body to Inside-Body Experience.

Multisensory Perception and Bodily Self-Consciousness: From Out-of-Body to Inside-Body Experience.
Aspell JE, Lenggenhager B, Blanke O.

現在フリーで読める身体表象についての最近の知見のレビューです。
ラバーハンド錯覚から全身像の錯覚まで、簡単に解説しています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22593890
posted by さとし at 02:39| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月31日

情報伝達時のバリアについて思う

世の中はIT化が進んでいて、さまざまなバリアが撤廃されてきています。

インターネットが出現したころから著作権の問題は言われてきましたし、
ipodの出現は、世の中の音楽売り方を一変させました。

つまり、CDなど、10~15曲程度の歌をひとまとめとして、
全ての流れも作品の一部として、ジャケットの面白さ・美しさも考慮して
作られたものが今までのCDアルバム。

その一方で、アップルのitunesは1曲数百円という単位で購入できます。
ジャケットや物理的なものは不要で音楽データのみを取り込むというシステムです。
あれよあれよという間にCDの売り上げは減少しています。

アップルが音楽の在り方を変えましたが、先行して日本でもそのような取り組みは行われていました。
ソニーなどがMP3プレイヤーを販売したときに、従来の既得権益を持つ者たちに支障が出ないような
システムを構築しようとしましたが、
結局なじまずに、アップルという黒船の波に飲み込まれてしまいました。

実際問題、音楽を作るアーティストたちは、
自分たちの楽曲を聞く人は金を払え!と考えているのでしょうか?

食っていくために作品を作っている人もいると思いますが、
多くの人は、世界中の一人でも多くの人に自分の作品を聞いてほしいと思っていると推測されます。
多くの人が自分の作品をよいと思えば、お金を払ってでも聞きたいと思う人が出てくるはず。
(ここまで内田樹氏の受け売り・笑)

音楽だけでなくて文学なども当てはまります。
バリアが取っ払われて困るのは、これらを飯の種としている人たちです。

しかしながら、日本がいつも世界の潮流から遅れてしまうのは、
これらのように硬直したシステムが進歩を妨げることが原因ではないのかと思ってしまします。


はなしは飛びますが、
仕事をしていても、この制度は本当に必要なのかと思うことが多々あります。

訪問リハビリをしていて、訪問看護ステーションやケアマネ事業所、福祉用具事業者など、
特に、異なる病院グループで利用者さんを見ている場合、

これほどIT化やバリアが取っ払われている時代に、
なぜ電話や文書を郵送してやり取りをするのか疑問に思うことがあります。

クラウドコンピューティングで文書を上げれば、
だれでもいつでも待ち時間なしに閲覧することができると思うし、
メーリングリストのような全員でやり取りできる電子システムを使えば、
電話をしても席を外している、などということも減るのではとも思います。

インフラ整備にコストがかかることとか、世代によっては使いこなせないかもしれないとか、
施設内の守秘義務や情報漏えいについてのリスク管理があるのかもしれませんが、

どうなのかなぁとも思ったりします。
利用者さんのメリットになるのはどちらなのかとも。

それと、近い将来、ALS患者やCP患者のための意思伝達装置などは、
どんどん進化する普通のパソコンの機能に飲み込まれてしまうような気がします。
現在もタブレットのアプリとして数千円〜数万円でダウンロード可能のようですが、
どんどん価格が落ちていくのではないでしょうか。
いや、そうならなければ、おかしいと思ったりします。
posted by さとし at 19:10| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月29日

リハビリ算定日数制限

昨日、脳損傷の方が外来リハビリ希望で
某病院から紹介されてきました。

ただし、発症してから長期であり、介護保険も持っておられるので
長期間外来で関わることができない可能性があることを、お伝えしました。
あとは医師の判断になりますが、、、

家族さんは、外来リハビリを希望されており
この話を聞いて少し表情が硬くなっていました。

脳損傷を患った方に非常に多いのですが、
医療保険でリハビリが打ち切りになった方は、
少しでも良くなるために
わずかな希望をわらにもすがる思いで求めておられます。

制度上の問題で止むを得ずに
終了させていただく場合がありますが、
大半の方は、介護保険は希望しておられず、
身体機能の改善を目的とした機能訓練を求めておられます。

患者さんもいろいろな情報を集めて
日本中どこでもいくというスタンスの方がおられます。

テレビで先日放映された施設などと連絡をとって
受け入れ可能かを確認したりとか、
東洋医学などの治療なども調べて試してみたりとか
あらゆる手段を探されています。

このような方を支えるには、
医療保険制度を使わない関わり方しかないのでしょうか。
最近よく行われている、理学療法士や作業療法士の名称を使わないで
開業するというような方法しかないのでしょうかね。

法律の解釈のあいまいなグレーゾーンを利用するということを
行っている施設もどこかにありそうですが、
個人的には、正義の味方のように都合のいいように法解釈を
行うことは、まわりまわって、自分たちの信用を落としてしまうのでは
ないかという気もしますし、
自分たちを頼ってくる患者と、自分たちさえよければよいという
関係性は全体としてはあまり健全ではないとも思うわけです。

難しいところですね。
ただし、解剖生理だけでなく、
運動学だけでなく、神経生理学を、
きちんと押さえている人で
そのような開業する人が増えれば、
制度に振り回されずに、患者さんがリハビリを受けられるかもしれませんね。
需要はある気がします。
それでも患者さんの負担は増えるでしょうね。
posted by さとし at 23:54| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月27日

ヨガは臨床でつかえる

今日は、仕事の後でヨガに行ってきました。

先生がなぜか、レッスン前に
「何かやってほしい体の場所はありますか?」と聞いてきたので、
ブリッジの時に肩甲骨を入れるようなポーズを、とリクエストをしました。

そして、ヨガの後に、ブリッジの時のコツのようなものを教えて頂きました。
息を吐いて、肋骨を狭めると、肩甲骨が自然と入ってきますね。
これを意識しなければ〜。

ヨガを始める前までは、ただのストレッチと思っていたけれど、
自分と向き合う、つまり身体図式をイメージするのに非常に役に立ち、
臨床でも治療に取り入れています。

さすがに、運動器でも脳血管でも、体のどこかが障害されている方が多いので、
ヨガで教わったポーズをそのまましてもらうわけにはいきませんが、
意識を身体に向けてもらえたり、
筋緊張を落とすために呼吸に意識を向けてもらったり、
足底の床への接触面積を広げたりとか、
取り入れることができることはたくさんあります。

確実にそれで身体が変わる方もいますし、
リハビリの講習会などで教わったテクニックや運動療法と違い、
リハビリリハビリしていないので、患者さんもリラックスして行えるという
メリットもあります。

リハビリ場面で見ている利用者さんって
本当に人のある一面を見ているだけに過ぎないなぁと思います。
posted by さとし at 23:17| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月21日

職場

さて、職場がえらいことになっています。

僕の所属しているグループ独特のカオス感というか、
縦割り会社組織の動きの鈍さというか、
いろいろな要因があるとは思うのですが。

相変わらず、上は何を考えて動いているのだろう?とか
長期的なビジョンはどれほど考えているのだろうとか
疑問に思うことはありますが。

今できることは
リハビリ内であらゆる場面に対応できるように
シュミレートしておくことですね。

どこかの本に書いてありましたが、
潰れかけの会社とか、トラブルを抱えている会社で働くことは
先のことを考えると非常にいい経験になると思います。

とりあえずはできることをやるだけです。
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2013年03月22日

今日一日

今日は大学の定例ミーティングでした。

発表された先生の研究計画をみんなでディスカッションして、
帰り道に院生たちと研究についていろいろと話をしながら
食事をして帰りました。

やはり、すごく刺激をうけます。
みんな勉強してます。いろんなことを知ってます。
僕ももっと論文を読まないとスタートラインにも立てていない気がします。
臨床でできる治療について少し提言をもらったので
早速明日から臨床で試してみたいと思います。

職場では外来や訪問リハビリの業務について実践で学習してます。
大学ではこうして研究についていろんな人と意見交換ができます。

教わることはそれぞれ違うけど、業務については自分が仕事できるようになって還元する、
研究も結果を出すことで還元する、

明日からも頑張ろうと思います。
posted by さとし at 01:49| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月18日

被験者

今日は、大学に行って、プレ実験の被験者をしてきました。
かつて修士課程で同期で入った人たちと
久しぶりに研究の話や、下ネタや、仕事の情報交換などに花が咲き、

とても楽しい時間を過ごせました。
みんな、学校の教員になったり、職場が変わったりと
動いています。

僕はこれからどうしよう、どうなるのだろう。
今やっている臨床も勉強になるけれど
研究とか、教員とか、はたまたリハビリと関係のない分野とか
選択肢がたくさんあるからこそ
色々と悩んだりもできますね。

何かと刺激を受けた1日でした。
posted by さとし at 02:24| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月23日

全国学会演題採択

今年も(何とか)全国学会に演題採択されていました。

今年はポスター発表にしました。
解析途中だったので口述で発表するには忍びないと思ったのと、
昨年度、口述を経験して、ポスターの方がオーディエンスとの距離が近くて
楽しいなぁ〜と思ったりしたので。

なるべく大勢の人に聞いてもらうには口述で
オーディンスとのライブ感を大切にするのならポスター、
と使い分けるのが理想なんでしょうね。

自分の中では、学会におけるスタンスは
発表することが目的、的な立場からは
抜け出しつつあると思うので、
新しい発見を問いかける、公表するような
学会との関係を早くつくってるようになりたいです。
posted by さとし at 00:53| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする