2015年10月02日

地域包括

今日は仕事は訪問リハビリを中心に行う日だったのですが、
在宅の患者さんと関わっていると本当にいろいろな方がおられるわけです。

利用者さんによったらそれなりに楽しく過ごされている人もいれば、
家に閉じこもって何もやる気が起きずに早く死にたいと言われている人もいるわけです。

楽しく過ごされている方も、もちろん障碍を背負われて、
もちろんよくなりたいから訪問リハビリを利用したりデイケアに通われたりしているわけですが、
リハビリ以外にも友達や家族と遊びに行ったり、できる範囲で趣味を楽しんだり、
デイなどで出会いを見つけたりしたりしていて、日常を楽しんでいるなぁ〜という感じです。

そうでない人は、家でタバコや酒に溺れたり、生活が不規則になって
人生投げやりになっているような人が多いような気がします。
もしくは対人依存とか、逆に対人拒否になったりして、
実際はもっと能力があるのに家で寝たきり、という人もおられますし、

人によって生活も生活環境も様々なので人それぞれといえばそれまでなのですが、
この違いはなんでなのだろう〜と最近考えます。

自分の主観的な印象ですが、そうでない人は、元気だった頃に仕事に没頭してきた人や、
仕事に打ち込んできて趣味がないという人が多い印象で、
楽しんでいる人は、病前から付き合いのある友人との付き合いがあったりとか、
家族がいたりとか、なんにせよ人間関係が豊かな印象があります。

実際のところどうなのでしょうね。
地域包括ケアシステムを地域で構築していく上で、どんなことを地域の人に提供したり
提案していけばいいのでしょうか。

そういうことをいろいろと深めていかないと。
いろいろと勉強しないとなぁ〜。
などと感じる今日この頃でございました。
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2015年09月30日

今日1日

今日もいろいろとあった1日でした。

やっと訪問リハビリから帰ってきたと思ったら、
入院をいやがる利用者さんに同行して病院まで行くという予想外の出来事もあり、
帰宅が大幅に遅れてしまい、稽古に間に合わすために外食をしたのですが、
帰宅後、力尽きてしまい結局稽古に行けなかったという残念な時間の過ごし方をしてしまいました。

この方については、障碍のある方が地域の中で暮らしていくにはどうすればいいのかと
いろいろと考えされられることがあります。
一人で暮らしていくためには自分が頑張るだけではなくて、
周りの受け入れも大事なのだという、まあ当たり前のことなのですが、
ご近所との関係も大切だなぁということを感じました。
実際世間で物騒な事件も起こっているわけですし、当然といえば当然ですが。
社会性は大事ですね〜。そしてそういうものをサポートしていく我々の仕事も。

そういうわけで明日もまた頑張りましょう〜。
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2015年09月13日

保健予防・ヘルスプロモーション活動交流集会に参加して

この週末は東京で開催されたうちの病院グループの活動交流集会に参加してきました。

感想から言うと、非常に興味深い内容で自分自身モチベーションが上がりました。

東京大学の近藤尚己先生の講演や院生の協力でもって地域調査の研究手法をグループワークで学習するとか、
少しづつ調査研究らしくなってきたかなぁ〜という印象でした。

以前参加した立ち上げ集会のようなものは、HPHとかいうヘルスプロモーションとか地域リハとかと
違いがよく分からないものを外国から取り入れてグループ内だけで盛り上がっている印象がありましたが、
今回はよりしっかりとした具体的なものだったなぁという感じです。
外国の概念を盲目的に取り入れて信奉している、というような取り組みではなくてよかったなぁと思いました。

うちの職場やグループは地域医療の最前線ですし、
貧困問題や医療経済の問題、地域社会の問題など
社会に対して発信できる情報は山ほどあるのですが、
どうも組織の性質なのか、活動頑張ってますとか、
目の前の患者さんのために日々走り回っていますとか、
それはそれで医療人としては大事なのですが
国や社会に働きかけて世の中に発信するためにはデータにして論文にしなければならないわけで
うちの組織にはそういう視点が前々から必要だと思っていたので非常によいことだと思います。
そうしなければ変えられるものも変えられない。

それにしても、積極的に取り組んでいる様子の同じグループになった医師の話とか聞いていると
医局で文献抄読は当然してるし、基礎知識が半端なかったですし、
うちの職員を巻き込んでみんなで取り組むような雰囲気にするにはどうすればいいか。
明らかにみんな余計な業務だと捉えていてなるべく関わりたくないと思っている節もありますしで。
引っ張っていく人も必要ですし、意義があるということも伝えなければなりませんね。

そういうことを感じました。
まずは自分からとりあえずペーパーを少しづつ読んでいこうと思います。
posted by さとし at 17:36| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月11日

地域に必要な物は

久しぶりの投稿です。

明日から東京で職場の地域の取り組みの活動集会に参加してきます。

この夏は特に何をするわけでもなく臨床は過ぎて行きましたが、
最近すっかりご無沙汰の文献抄読もしていかなければいけないなぁ〜と感じます。
自分の興味の有る分野だけでなく今自分がいる現場に近いことについての論文も読んでいかないと。
先日数年ぶりにPTジャーナルを読んだのですがそう感じました。

以前は、毎年同じようなテーマを繰り返しているとか、総論的な内容が多いとか、
色々と思いながら読んでいましたが、
我ながら、少しづつ若干謙虚に物事を見れるようになってますね。

最近興味があるのは地域のヒトにとって人生の満足度にはどんな要因が必要なのか、ということです。
もちろん個人個人によって違うと思いますけど、臨床で利用者さんと関わっていると、
結構重度な脳損傷を患った方でも、それなりに現状を受け入れて毎日楽しそうに過ごしておられる方もいれば、
動けるのに寝たきりになって他者依存になってしまわれている方もいます。

個人的に感じることとしては、楽しそうに過ごしておられる方は、友達がたくさんおられる人が多いなぁ〜と。
誰々と遊びに行きたいから能力を上げたいとか、そういう感じの人が多い気がします。
もともとの性格がよい友達関係を作るのかどちらが先かよくわかりませんが。
他者とのつながりが大事なのかなぁ〜と感じるわけですが、

そういう地域社会を作るにはどういう取り組みをすればいいのかなぁ〜とか考えてます。

最近めっきり自分の時間がなくなりました。
自分の時間はあとは睡眠かなとか思っているのですが、
それも徐々にままならなくなってきた気がします。

そういうわけで寝ます。
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2015年06月26日

ヒトのつながり

臨床にいると、色々な人と関わるわけで、
僕らはリハビリテーションサービスを提供するわけですが、それと引き換えにと言ってはなんですが、
利用者さんの生活に寄り添うわけで生活の評価をしたり本人さんの希望を聞いたりするわけです。
在宅に近ければ近いほどそれらの占める割合は強くなるわけで、

利用者さんと人間同士の付き合い(といっても基本的にはサービス時間だけの関わりですが)もあるわけですし、生活場面での素の姿を見ることもあるわけです。

若い人でも障害を負うという自分はしたことのない体験をされているわけですし、
年配の人でも自分の倍以上の人生を過ごして来られた方なのでそういう人たちの生活にお邪魔させてもらうのは
ちょっとした雑談の中にもすごく学ぶことが多かったりします。

精神病に関しても、躁状態であっても自分がやりたいことに関して突っ走れるのは
ある意味すごいことだと思うし、おそらく芸術家とか、世界を切り開いてきた人は
それだけ爆発的な周りの声を物ともせずに、命を削って作り上げてきたわけだし。
そもそも、芸術は普通の人が書いたお行儀のいい作品なんかは誰も見たくないだろうし、
多少壊れたような人の作った作品の方が人の本質を感じたり、魂を揺さぶられるものがあったりするわけです。

そういう人たちと関わっていると、健常とは何かとか、正常がいいことなのか、とか色々と考えてしまいます。

また、リハビリテーションとして、ヒトにとって本当に大切なことは、体を動くようにすることよりも(だけではなく)、体が動かなくても過ごせるような環境や人間関係の構築ではないかと思ったりするわけです。

最近はそういうことを考えされられる利用者さんと関わる機会が多いので、
ついつい書いてしまいました。
明日の晩からは四国に行きます。
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2015年06月06日

第50回PT学会に参加して

東京にPT全国学会に来ています。
発表も昨日何とか終わり、僕の発表の先行研究で引用した人が、
僕の次の演者だったので何か言われたらどうしようと思って
いろんな意味で緊張しましたが、
質問も数多くいただき色々と勉強になりました。

やはり研究は継続していきたいなぁ〜とも思いました。
研究するには移動費やら校正費とか学会に行くにも参加費がいりますけど、
いろいろあって最近金欠気味です。
研究助成も結構落ちているので
穏やかにしていましたが、そろそろボーナスの時期ですし動き出そうかなぁ〜とか考えてしまいました。
やりたいことはありますしifさえ気にしなければ、論文にもっていくまでのことは一応できると思いますし、

あとは、最近は一時期のように発表することが(業績をつくることが)目的にはなっておらず、
伝えたいことがあるから発表する、意見をもらいたいから発表する、って感じで
少し離れた距離から学会を俯瞰することもできました。

今回色々まわって面白かったのは企業ブースですね。
色々と研究によって明らかになっている基礎研究をもとに企業とコラボして
治療装置をつくっているメーカががあったりで、こんなリハビリへの関わり方もあるのか、
と感じました。

書籍もいつの間にリハビリ関係のものがえらい増えていて、
そういえば、僕は大学院に入る前までは毎月、何かしら書籍を買っていました。
今ではほとんど買わなくなりました。まあ、原著を読むようにはなりましたけど。
今いるのはただでさえ小さな情報の入りにくい職場なので自発的に新しい知見を集めていかないといけないなぁと思いました。

また、毎回、分野が多岐にわたって玉石混合の学会ですが、
これを知ることで患者さんにとってどのように役に立つのか、
リハビリの世界を発展させるものなのか、ただの既存の情報の延長なのか
そういうのも発表からはいろいろと伝わってきましたし、
専門分野であればあるほど細かくマニアックな発表になってしまいますが、
これが明らかになることでどのように患者さんによくなるのかということを一言添えれば
多くの人を巻き込めるのではないかなぁ〜と感じたりもしました。

なんにせよ、久しぶりに再会した仲間もいましたし、
昨日は立ち飲みから始まり日本酒バーで覚えてないくらい飲んでリフレッシュできました。
まだ1日ありますが、月曜日からの日常が楽しみです。
posted by さとし at 19:30| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月17日

Reject、介護報酬改定

とりあえず投稿中の論文がrejectで返ってきました。
簡単なデザインの実験だったので、それほど厳密さを要求されない論文形式で投稿したのですが、
Reviewerのコメントは本当に丁寧で、細かなところまで貴重なコメントを頂きました。
簡単な実験ではありましたが、データの真偽や意味に疑問を呈するようなコメントはなく、
デザインに関するコメントばかり。
データや結果はそのままに論文のデザインを再考して書き直せば、他の雑誌により良い形で出せそうです、、、って
プラス思考でしょうか?
空いている時間にぼちぼち書いていきます。

今、仕事では、4月の介護報酬改定に伴う、訪問リハビリの計画書の作成に追われているわけですが、、、
本当に大変です。大変ですが大変よくできた書式だと思います。
利用者さんのニードや能力を評価して、サービス計画に基づいたリハビリ計画を立て、
なおかつ、協業することを重視しているという、
リハビリならやって当たり前のことです。今までも普通の事業所なら無意識にやっていたことではありますが、
これを書式化するということは・・・・やはり大変です。慣れない作業なので1人分仕上げるのに30分以上かかってます。

そんなわけでもう一仕事して寝ます・・・・。
おやすみなさい。
posted by さとし at 03:27| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月21日

原著論文accept

先日、無事投稿中の論文が国際雑誌にacceptされました。
博士課程の時に取ったデータですが、当時の自分では結果の解釈ができなくて放置してたものです。
論文投稿のプロセスは少しずつつかめてきた感じがします。
しかし、何度もRejectされた末のやっとのacceptなので、内容がすごいとかではなく、よく心折れずに努力したわ、
というレベルの話かもしれません。まあとりあえず一つ落ち着いたということで。
どなたか存じませんが、時間を割いてコメントしてくれたreviewerに感謝です。

この論文は、まずは去年のSFNでポスターを見に来てくれて「Publishされたら論文をくれ」
と言っていたスイスとアメリカの研究室の人に送って色々とディスカッションできればと思ってます。

しばらくはこういう形で、原著論文を読んでインプット、臨床で効果検証、大学でメカニズム調べて、
論文書いてアウトプット、というスタイルを淡々と続けようと思います。
僕がすごいなと思っている人はみな自己主張をせずに黙々と研究をして結果を出している人ばかりですし。
結果が全て。よくフェイスブックとかでみられるような「頑張っていますアピール」は必要ないと思ってます。

リハビリに関わっている立場からすると、原著論文を出すということは、
研修会に参加して認定されるとか、手技のテクニックを練習する事とは意味合いが違っていて、
サイエンスの世界でひとつ認められて、科学やリハビリテーションの進歩に微力ながら貢献できることだと思っています。

セミナーや研修会に参加したり、テクニック教えてもらって一生懸命に練習したとしても、
指導者が考えを変えれば習っている人も180°考えを変えることがある。
あるテクニックでは一昔前は脳卒中患者は3か月はベッドから起こしてはいけないと言っていたのに
現在では全然違うことを言っているわけですが、上の先生がそう決めたからそうなのだろう、となるわけです。

自分の数少ない臨床経験の中でも、有名な病院がやってるからという理由でうちでもやってみようと取り組みを始めたり(口コミのレベル)、
外部講師が教えたやり方が一時的に流行し、1年後には誰もやっていない、というよくわからないことがありました(ブーム)。
患者さんが良くなればなんでもいい、という考えがあるのかもしれませんが、
確かに臨床ではそういう考えも必要ですが、なぜよくなったかは考察できなければならないと思います。
業界全体としての漠然とした印象ですが、みんな誠実で勤勉な人が多いですが、純粋すぎるというか、そんな気がするわけです。新しい概念や治療法が出てきたりするとみんな一気に飛びつかれます。

また、○○法は好きだけど●●法は嫌いだとか、好みで治療法を考えているセラピストもいます。
これもすごく閉鎖的に感じていて、例えば神経科学者とか、医者とか、心理学者とか、医学に関係する様々な職種と共有できる話題ではありません。科学ではありません。

一方でエビデンスが大事だという人は、確実に根拠のあるもの、よくあるのは理学療法の教科書に書いてあること、運動学とか解剖学とかをよりどころにしている人が多いわけですが、
実際に臨床していると運動学や解剖学だけでヒトや治療は語ることがでないのは当たり前なのですが、そのためのエビデンスがない。

つまり、これからセラピストとしてやっていくには、きちんと原著論文を読んで、
読んだ論文の結果を自分なりに解釈して、自分なりの根拠に基づいた治療法や関わり方を
作り出したり考えていく必要があると思ったりしてます。
原著論文として出すということは、そういう意味合いもあったりして。

自分はまだまだ力不足ですが、そういうことをしていけるセラピストでありたいと考えたりしているわけです。まだ目指す理想像ではありますが。

そういうわけで明日はセミナー手伝いなので早く寝ます。
おやすみなさい〜。
posted by さとし at 01:28| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月20日

交流集会

今日は院所の学術交流集会で発表してきました。
内輪の発表会なので取組報告や活動報告などが多く

僕を含めたうちの施設のリハスタッフの発表は、訪リハについてでした。
僕も症例報告をしたのですが、多分リハ専門スタッフの人が聞いたら当たり前だろうと思うくらいシンプルな内容にしました(発表時間やポスター発表という形態によるものもありましたが)。

内容は、サービス関係者の上手なかかわりによって症例が社会参加できるようになった、というものでした。
訪問リハビリで非常に遠方まで一緒に外出して動作評価や環境評価を行いました。

ケアマネはその情報をもとにうまくマネジメントをしたりと対策を考えてくれたのですが、
実際訪問リハビリに携わっていて、ケアマネが誰かによってその利用者さんへの関わり方が大分違ってくる気がします。
もちろん、訪リハ担当者が誰になるかによっても異なるだろうし、それぞれ個々の技量だからそれはそうだろう、ということになるわけですが、

ケアマネによっては、訪問リハビリとは、運動したり歩いたりするもので、
それから先、何か生活面でできるようになることを増やしたいとか、
社会参加を促したいとか、利用者さんの人や生活など全体としてどうしようかと、そこまで考えるケアマネは時々いたり時々いなかったりと感じます。

体力が落ちてるから運動してもらう、という感じで依頼されてくるケアマネもおられます。
それはそれでいいのですが、そういうケアマネさんにはなかなか、運動の先の生活をどうするかという話が通じなかったりという場面もあるのです。
今回発表した症例のように、一緒に現地まで行って評価をして、その情報をもとに一緒にいろいろなサービスを考えたり対応を考えたりしたら、
症例の可能性はどんどん広がるし、そういう訪問リハビリの使い方もあるのですよ〜、ということを伝えたかったのですが、

うまく伝わったのでしょうか?

自分の中では、ポスターもビジュアル的に見やすくしたし、小ネタもはさんだりしたし
プレゼンも読み原稿を読まずに聴衆の方を向きながらやりましたし、
まずまずだったよな〜とか思っていますが(笑)。
ただし自己評価は誰しも高めなので実際は分かりません。

今回も思ったのですが、ポスター発表は国際学会のようにそれぞれ1時間とか2時間とか発表者がポスター前に立って、聴きに来た人とディスカッションする方が絶対にいいです。

ぞろぞろみんなで固まって発表者を回って、発表時間○分、質疑応答○分で、発表者は頑張って発表して終わったらお疲れ様、って感じでは
発表することが目的になってるし、第一誰も質問しないし。そしてその数分の発表が終わったらそのポスターの前には誰も見なくなるという、発表が目的なのか、ディスカッションが目的なのかよく分からない形式ですが、この形式では、発表することで完結してる気がします。
すごく無意味に感じるのは僕だけでしょうか?

まあ、そんな感じでした。週末にセミナー手伝いなので明日に用意をしなければなりません。
おやすみなさい。
posted by さとし at 04:35| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月16日

データ解析

先日購入したMabBookで書いてます。
Apple製品は操作方法が面白いし、フォントもおしゃれですし、使ってて楽しいです。
仕事でWindows関係を使う機会が少なければMacに乗り換えてるかもしれません。

昨日は仕事後に患者会の方に協力してもらって実験してました。結果はまずまずでているようでした。
実験はいつもぶっ通しでやるので疲れます。
大学では始発で実験室に入って出る頃には真っ暗ということもあって、体感時間と実際の時間が違うので
「時と精神の部屋」とか言ってましたが、そんな感じです。今回もあっという間に5時間くらい経過してました。

患者会の人たちも楽しそうにしてくれてよかったです。
結果がまとまったら報告をしようと思ってます。

解析を進めていこうと思っていますがどうなることやら。しかも、実験装置がWii fitなどを使っていて、しょぼいので(Wii fit 1
も研究用重心動揺計並みの信頼性があるという論文もありますが)、精度に難があるかもしれませんが、まあそんな感じです。

今日は、去年の秋に少しとったデータを短報用に英訳したので、校正にかけました。

淡々と進めるだけです。

そういうわけで、これからすこし趣味に関する勉強をして寝ます。
posted by さとし at 02:07| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月18日

HPHセミナー2日目

国際HPHセミナー2日目に参加して、セミナー全日程終了です。

2日目は一般演題で、全国から参加した施設がポスターでプレゼンをしました。
地域の個性も出てましたし、総じて面白かったです。

大学や都道府県とコラボして介護予防や生活指導を行ったり、
地域に出向いて転倒予防教室をしたりと
参考になるものばかりでした。

内容は良かったですが、取り組みの紹介だけであって
やっていることの「見える化」、それらの介入によってどのように良くなったのか
まで踏み込んでいる発表が少ないのが残念でした。
「やってます」「やりました」で終わってるところですね。
今までのグループでやってる交流集会の発表と何が違うのだろうと感じはしました。

しかし、これらは今後に期待です。

現実に戻ってきたので明日からのことについて考えます。
posted by さとし at 17:33| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Health promoting hospitals and services

昨日今日と東京にいます。

ヘルスプロモーション関連のセミナーに参加しています。
HPHネットワークというもので、
健康増進活動拠点病院(Health promoting hospitals and services;HPH)の略です。
座学は久しぶりでした。

同じ病院グループの仲間が集まったセミナーなので堅苦しい空気もなく、
講演もいつものような雰囲気で、分かりやすかったです。
セミナーは、国際HPHのCEOであり、スウェーデンのるんど大学教授でもあるハンヌ・ターネセン教授を招待しての国際講演を行うなど、力の入れようがすごいとも思いました。

僕も施設や地域でこのプロジェクトをひっぱって行かなければならない立場ですし
何をすべきかという問題意識を持ちながら聞いていたわけですが、

この取り組みについて、「評価したい点」」と「疑問に思う点」が自分の中にあるのです。

「評価したい点」は、やっとエビデンス(根拠)に基づいた地域医療にやっと取り組みだしたか、という点です。
科学の世界においてはエビデンスに基づいてデータによって説明することは必須ですし、
データでもって仮説を証明して論文にまとめて世に出してアウトプットしていく、
そして、少しづつ世の中を変えていくという取り組みが必要だと考えています。
いくら、地域病院で私たちは貧しい人のために一生懸命頑張っています、と声を上げてたところで
「そうか、それは大変だね」と、国が認めて医療のあり方が変わるのかな、
と考えれば、そうではないと思うわけです。

政治に訴えかけるような政治活動も確かに大事かもしれませんが、
こういう医療や科学の世界での正攻法といいますか、データでんもって発信していくという
取り組みを始めたことは、評価すべきだと思います。

で、「疑問に思う点」というのは、なぜ、
国際HPHに加入して取り組みを始める経緯になったのか、という点です。
僕が属しているグループは、地域医療については非常にレベルが高いと思ってますし、
主観的な視点でしかないのですが、定期的に開く地域懇談会とか、
患者会とコラボして生活状況が心配な人を尋ねに行ったり、
ホームレスに炊き出しをしたり、医療費が払えないような低所得者に対して相談に乗ったりもしています。
国際HPHネットワークに所属するまでもなくその気になれば、
世界レベルで地域医療のリーダーシップをとることができるくらいのポテンシャルがあるかと思うのですが、
現時点ではそうはせずに、国際HPHに評価される、認められる道を選んだと。
国際HPHの指針に沿って取り組んでいくのは、
混沌とした臨床について一度整理するのにはよいかもしれませんが。
トップダウン方式になるのではないかと思ってしまうのです。

しかし、やはり楽しみでもあります。今後どうなるか。

というわけで明日も行ってきます。

posted by さとし at 03:21| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月20日

SFN NEUROSCIENCE 2014 感想


昨日の晩に日本に帰ってき本日から普通に仕事です。明日の夜行バスで東京行きますけど。
昨日は成田空港で思わずうどんを食ってしまいました。
普段、日本は素晴らしいとか、日本人は優れているとか、
国粋主義者みたいで言いたくないんですが、
やはり日本食はおいしいし、日本企業(ANA)のキャビンアテンダントのサービスは素晴らしいし、
日本は落ち着きます。日本人だからなんでしょうかね。

さて、Washington D.C.のSFNの感想です。
IMG_2195.JPG
今年は、博士課程の時に、学位審査に提出した研究ではなく、
そこに至るまでにいろんな実験を繰り返していたのですが、そのデータを放置していたのでまとめ直して発表しました。
IMG_2194.JPG
発表では、様々な人が来てくれました。ボストンに留学されている日本の才女(ポスドク?)の方、
fNIRSの研究がらみで見に来てくれたアメリカの院生さん、
その中には、身体所有感研究ではかなり有名な、full body illusionのスイスのLenggenhagerのラボの方もおられてびっくりしました。

質問に英語で答えるのは大変で、はたしてうまく伝えられたかは分かりませんが、
総じて有意義なディスカッションができました。色々と意見ももらいました。
いつも、ああ答えればよかった、こう答えれば良かった、とか後悔して、
そろそろ英語に慣れてきたころに帰国ですが、今回もそんな感じでした。

何人かに「この研究はpublishしたのか?」と尋ねられ、「Non,non只今submit中ですよ」と答えました。
確かに、submit中なのですが、reject記録を絶賛更新中でそろそろacceptされないとヤバいなと思い始めている今日この頃、
今回興味を持ってもらった人たちに読んでもらうためにも早くacceptされなければ、、、と思いました(汗)。

しかし、今回は、大学院を終了して、何のノルマもなく少し一歩引いた視点からの学会参加になりましたが、、
いろんな人の発表を見させていただいて、、とても参考になりました。

今、現在の自分の立ち位置で、これからやるべきことが見えてきたように感じました。
そう。理学療法士として、診療所で在宅部門に関わりつつ、訪問リハビリや外来リハビリをしていて、
そしてヘルスプロモーション事業に取り組んでいる職業人としての自分。

また、カポエイラという武道をたしなんでいて、海外旅行・異文化交流などが好きで、読書が好きな仕事以外での自分がいます。

今まで、神経科学について研究していたとしても、1日、昼夜を問わずに研基礎研究に没頭している研究者からしたら、
僕の研究なんて研究者のまねごとに過ぎないと捉えられるだろうし、
臨床も、基礎も、そして社会人としても全てが中途半端だと自分では思っていたのですが、

臨床でリハビリテーションに関わっていれば、その視点から神経科学を活かしていけることができると感じたし、
リハビリテーションに神経科学の視点を取り入れることは、僕らにとっては当たり前のようで、
実は、すごく可能性を秘めていることが分かりました。

脳の研究をやっていても脳損傷によって生じる現象について知らない基礎研究者もいますし、
そういう意味で僕がいるべき立ち位置はおのずと見えてくるかな、という感じでした。

とりあえず、今後は少しずつアウトプットの方法も考えなければなりません・・・・。
これからも精進します〜。
posted by さとし at 19:26| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月28日

最近の臨床

最近、仕事やらなんやでバタバタしていることが多く、
仕事からもどるといつの間にか寝てしまうという状態です。

不思議なもので、なぜか寝てはいけないと思いつつ横になってしまい、
どうせ無理だとわかっていながらも15分だけ寝ようと思ってしまい、
そのまま明け方に目が覚めて、ああ〜しまった、と思う状態です。


仕事は先日は、訪問利用者様の担当者会議を担当者に声をかけて開催するという
ケアマネのようなこともやりました。
そこまでリハビリがやる??とも思いましたが、開催してよかったです。
若くしておけがをされてしまった方なのですが、
もう在宅生活が始まって2年がたつというのに、
保健上の関係で、状態は徐々に変わっていっているのに、
一度も担当者間で集まって話をしたことがないという方で、
みんなで方向性を確認しなければと思っていたので、
誰かが声をかけなければいけないということで開催させてもらいました。

訪問の看護師とデイの看護師でおむつをどうするかという話し合いができたり、
デイでの環境設定について話ができたりとなかなか有意義な時間で
開催してよかったと思う反面、こういう話が今までできていなかったのかぁ〜という
危機感を感じました。

いろいろと大変な反面、利用者さんが生活が一つ広がったりすることで
喜ぶ姿をダイレクトに見ることができるので面白さはあります。
近々、予定しているのは、ある利用者さん(運動障害、高次脳機能障害あり)が、
友達と遊ぶために町の中心部に一人で行って、予定している行動ができるかどうかを
外出訓練のように動作や環境を評価しにいく、ということです。

そんな感じで最近は臨床をやってます。。。。
posted by さとし at 13:48| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月01日

バタバタ

この土日は臨床でバタバタ、私用でもバタバタと
落ち着きのない休みでしたが、

多少余裕がない方が充実感はあります。

再投稿の論文もRejectで返ってきたのですが、
2人のReviewerはなぜかとても親切で、
「研究自体は面白い」と書かれており、
よりよい解析方法のアドバイスを
かなり詳しく載せていました。

建設的なコメントで嬉しくなりました。
そして再解析をやり直しています。
もう一度同じ雑誌に投稿するか、IFを下げるか考え中。

それとは別に、研究を手伝っているある大学の先生から
論文の分担の依頼がきましたし、
これも作り上げなければなりません。
メールで、「測定はこうこうこうこういう設定で
行っていますし、課題はこのようにやりました。
その辺をまとめてください。お願いします」
というようなことが書かれていましたが、
そこまで分かっているなら自分で書いたらいいのにと思いつつ。

自分の勉強にはなるとは思うのですが、
本当に研究が好きなのなら自分で書きたくならないのかなと思ったりして
あまり僕のモチベーションは高くありません。
好きでやっている研究というよりかは
業績を増やすための論文つくりをやっている気がするのです・・・。

そんな感じです。来週からfNIRS実験もボチボチ始めるので頑張らないと・・・・

というわけでおやすみなさい。
posted by さとし at 02:58| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月28日

少年老い易く学成り難し

今日は、訪問リハビリに僕が携わってからずっと関わらせてもらった利用者さんが
ご自宅で亡くなられたという連絡がありました。

気さくな方で、80歳過ぎてグラサンかけて株をやっていてと
先日病院から戻ってこられたばかりで、
少し体調がよくないとは思っていたのですが、
サービスも増やしたり、食事指導をしたりと
利用者さんの生活を守るのはこれからだと他職種のみんなも思っていたはずです。
亡くなられるとは誰も予想していなかったですし、
僕もすごくショックです。

こういう仕事に関わって
こうやって徐々に、急にと亡くなられた方を何人も見てきました。

僕もあと何回か季節を迎えると同じような立場になるわけで、
それまでの残された時間について何ができるのかと不安で仕方がない自分がいたりします。

しかし一方で、「生きがいがない、早く死にたい」とおっしゃる方もたくさんおられるわけですが、

今のところ自分自身、死ぬことについて不安で仕方がないわけです。
身体に障害をもった利用者さんや、そしてもう他界した僕の母は、どのように感じている、またはいた、のでしょうか。

元気でいられる時間がない、ということに少し関連するのですが、

先日は休みを取って、大学の研究室の研究発表会に参加させてもらいました。
他大学の先生方の発表を拝聴して、すごくわくわくしたというか、刺激をうけたというか、
新しいことをどんどんと解明していくエネルギーをすごいと思ったし、
やっぱり研究は楽しいなぁと思ったわけです。
僕もいつかはそうしたい、と思っていてはいつの間にか時間が無くなってしまう、
もうそろそろ環境を変えた方がいいかなぁと思う自分もいました。

その気持ちをもったまま、今日は職場のHPHの第一回目の会議した。
HPHとは、Health promoting hospital and servisecesの略で、
一言でいうと「健康増進」です
職場での健康(メンタルヘルスや腰痛など含む)
利用者の健康(転倒予防やメタボ予防など含む)
そして地域の人の健康などを促進する取り組みで
診療所長がなかなか熱くて、世界大会(来年はオスロらしい)に参加しようとか、
HPHに取り組んでいる施設に見学に行こうとか、
なかなかモチベーションの上がることを言ってくれるので
これも取り組みたいなぁと思う自分もいるのでした。

僕は、やっぱり前々から社会に貢献できるような関わりをしたいと思っていて、
もし、地域の人たちの健康への取り組みなどに関われるのならこれもぜひ頑張りたいと思ったりもします。

よく最近言われる、予防医学についてですが、
脳卒中や高血圧などの病気を医療機関で治療しても、また再発する確率が非常に高く、
医療費を圧迫してしまいます。
それは、そのような病気になる人の環境が病気を生じやすいためだといわれており、
例えば貧しい人は低栄養な食事やジャンクフードを食べる機会が増えるために病気をおこしやすくなります。
それらを改善するような働きかけを社会にしていく・・・・・、
所得などの格差をなくすことがひいては医療費の削減につながる・・・・と
前読んだ本に書いてありました。
そういうところまでゆくゆくはしていければなぁと思います。

そういう、僕の残された時間に何をすればいいのだろう、と少し考えた、今日1日でした。

というわけでこれから稽古です。
posted by さとし at 20:21| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月09日

診療所としての・・・

台風が来てますね。

ここ最近、診療所で働いていて思うのですが、
訪問リハビリをしてたり、外来リハビリをしていて
この人たちは何か遣り甲斐がもてれば医療保険や介護保険を使った
リハビリは必要なくなるんじゃないか、と思う人が結構多いことです。

中には肥満傾向でリハビリに来ることで動く機会を作る、という方もおられますし、
身体機能が悪くなることが不安なので維持的な目的で来られる方もおられます。

そういう人たちは、リハビリではなくて地域のコミュニティが受け入れることができないかなぁ〜と
思ったりするわけです。

今やってるリハビリはサービスを提供する人に対しては働きかけますけど、
その人たちが住んでいる地域や環境に働きかけないと、
ずっとリハビリに来られるんじゃないかなぁという気もしますし。

例えば、職場にある友の会みたいな共同組織は、
何か健康を害することがあったときにフォローできるような組織ですけれど、
そういう人たちよりももっと健康な、人たちを対象にして
老人クラブのようなものは作れないのかなぁ〜とか思います。

定期的に集まって、スポーツをしたり、地域のボランティアをしたり、
交代で何かしらの得意分野でプレゼンをしたりとかして、
診療所の助けが何かしら必要なときは部屋やスタッフを貸したりして協力する、
そして医療的な相談窓口を診療所がつくってそういう人たちとのつながりをもつとか。

一方的な関係ではなくて相互関係を地域の中でつくっていければなぁと思うのですが。
社会を良くするにはどうすればいいかと、最近考えます。
posted by さとし at 03:13| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月05日

NHK「バリバラ」

はじめてNHKのバリバラという番組を見ました。
興味深い内容ですね。

訪問リハビリやっていて、個人個人に対してリハビリテーションを行うことはとても大事だと思いますが、
やっぱり、障碍者の社会参加が可能な提案をしたりシステムを作ることも大切だと思うわけです。
それは、政治家何とかしてくれ、と政治運動をするようなものではなくて、
具体的にどのようなものをすればよいのかアイデアをださないと、とか思うわけです。

利用者さんの中には、
やる気はあるのに、体が動かないから色々とあきらめている人もおられるし、
もう少し、障碍者に優しいインフラがあれば生活の質が上がるのに、と思うこともあります。

そういうことが、今までちょっと経験しただけでも結構な数あって、
今まで見てきた利用者さんでもよくなってきたな、人間らしい生活だなぁ、って
僕が思えるのは(主観的な見方ですが)、障害がありながらも
何らかの社会参加が見られた時だと感じることが多いので、
そういうものが日本には必要ではないかなぁと思うわけです。

なんというか、障害のない人が、障害のある人でもふつうの態度で接してくれるには、
能力を発揮できる、社会の中での役割を持てる、社会に貢献できる環境が必要なわけで、

例えば、
手が動かない人がパソコン操作ができるようになるだけでも、あるいは、
足の不自由な人が、どこでも出かけられるようになるだけでも
その可能性は一気に広がると思います。

今は、それらは
介護サービスを使ってヘルパーさんが車いすを押したり、電動車いすを本人が操作したり、
あるいは、ヘルパーさんが本人に代わって家事をしたり、自助具をつかって自分の爪を切ったり、包丁を使ったり、
と代償をつかって何とか現状を埋め合わせているわけですけど、

生活インフラそのものを変えればもっと敷居が低くなるでしょう。
それが今、研究されているBMIだったりするのかもしれませんが。

もっといい方法はないかなぁ、そういうことを提案していけないかなぁ、
と考えたりしてしまいました。
一般化してしまえばただバリアフリーのことを考えているだけかもしれませんが。
posted by さとし at 16:36| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月03日

訪問リハ

訪問リハビリで、ちょっとしたことで大きく変わってしまう利用者さんがおられます。

在宅だと生活の変化が生死にかかわることもあるのでシビアだったりします。

今関わっている利用者さんも、一つ一緒に取り組んできた目標がクリアできたのですが、
それ以来すっかりルンルン気分になってしまい、自分でやりたいこと、行きたい場所が増えてきて、
それ自体は素晴らしいことなのですが、大きな事故につながらないかと心配です。

高次脳機能障害もあって、麻痺もあって、家の周りの生活がやっとの人が、
一緒に練習して、いろいろな人の協力のもとに、他府県の知人に会いに行くという目標を達成できたのですが、
それから少し行動に自制が利かなくなっている印象で心配です。
サービスをさぼってパチンコに行くなどということも数年間関わらせてもらってきて初めてのことなので、
おかしな方向に行かないように他職種と相談しながらやっていきたいと思います。

今日はそのほかにも、他の利用者さんの今後の方針を考えるために情報をまとめていました。
その人の生活文脈にうまく乗るとリハビリの目標や関わり方が楽になりますね。
posted by さとし at 19:21| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月14日

リハビリテーション・PT学会in横浜A

先日参加させていただいたPT全国学会の報告書を書いているのですが、
PT学会をふり返ってみると、

高齢者や障害者が生きがいを持てるような住環境設備を整えることが大切である、とあるシンポジウムで言われていました。

本当に僕もそう思うところで、リハビリテーションとは
「再び取り戻す」という意味で、
今まで失われていた人間らしく生きる権利や、自分らしさを取り戻すことと定義されています。
身体機能だけではないのですね。養成校でまず最初に教わることなんですけど。

僕は、外来リハビリも担当しているのですが、
こじんまりとした診療所なのである程度は融通が利きますし、
他施設でリハビリを打ち切られたから、リハビリをしてくれる施設を求めてこられる方もおられますし、
リハビリ算定上限という制度は問題があるとは思っているので
ある程度そういう人たちの想いには応えたいなぁというのが僕の気持ちです。

ただ、そういう人たちが全てだと言うわけではありませんが、
人生の目的が機能訓練みたいになってしまって、個別訓練が生きがいみたいな方もおられて、
僕は実際に障害を持っているわけではありませんし、
人によって人生の価値観は違うので
えらそうなことはとてもいえる立場ではないですし、
障害を持ってないやつに言われたくないとか思われそうですけど、

僕は、本当のリハビリテーションを提供できていないんじゃないかなぁと思ってしまうわけです。
もっと、楽しみや趣味や生きがいをもってもらって
例えば旅行に行くとか、スポーツをするとか、何かしらのイベントに参加するとか、
どこかしらのコミュニティに所属するとか、
そういうなかの一つとしての僕が関わる理学療法ならいいかなぁと思うのですが、

デイの集団体操よりもマンツーマンの外来リハビリがいい、
リハビリしてくれ、しんどいこと大好きです、もっと教えてくれ、
というようなストイックな人の要望に応えて、
個別訓練を継続することにしたとしても、僕はこの人を悪い方向に持って行ってるんじゃないだろうか?
もともとの性格的なものもあるかもしれませんが、
僕が関わるべきことはこんなことではないのではないんじゃないか、と感じるときもあります。
これはリハビリテーションではないだろうな、と。

僕の職場は、比較的小さくて声が通りやすいので、
外来リハビリとか訪問リハビリとか枠にはまっただけの仕事ではなくて・・・。
そのような取組みもやっていきたいなと思っているのですが・・・・。
周りも巻きこまなければできないことなので少しずつ考えていきたいです。
そのような環境がなければ始まらないものなので。
posted by さとし at 10:40| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする