2014年04月16日

『「先送り」は生物学的に正しい 究極の生き残る技術』

『「先送り」は生物学的に正しい 究極の生き残る技術』宮竹 貴久:著



昆虫の本能的な修正と人間社会の世の中の共通点を踏まえながら、
サラリーマンの方に楽しんでもらいながら虫の研究を紹介しています。

例えば、的に襲われると死んだふりをする虫と
会社で上司に怒鳴られるとしばらく動かなくなるサラリーマン
が共通している、などなどと。

それなりに面白かったですが、
純粋に虫の研究を紹介しても
よかっがきもします。
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2014年04月05日

最近読んだ本アップデート

最近読んだ本アップデート。
色々と読んではいるけれど、
やはりビジネス本や新書は読みやすくて勉強になるけど重みがないと感じる今日この頃。
古典読もうか・・・。

「戦略的上京論」長谷川 高:著




「ブラック企業VSモンスター消費者」今野 晴貴:著




「1秒で差がつく仕事の心得 ~仕事ができる人が実践している70の習慣 」千田 琢哉:著



「とまらない」三浦 知良:著



『自分の小さな「箱」から脱出する方法 』アービンジャー インスティチュート:著



「ビジネスマンは35歳で一度死ぬ」鉢嶺 登:著


「働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。」戸田 智弘:著



「印税で1億円稼ぐ 」千田 琢哉:著


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「ウェブとはすなわち現実世界の未来図である」

「ウェブとはすなわち現実世界の未来図である」小林 弘人:著




現在の(いわゆウェブ2.0以降)のコンピュータの状況について。

ウェブ1.0は、ホームページやらネットサーフィンやなど
インターネットを使ってこんなことが出来る、という黎明期、

それからウェブ2.0はいう送り手と受け手が決まっていたそれまでのネットのやり取りから
受けてからも情報が発信できるようにする利用法、つまりSNSや掲示板の書き込みなど。

現在は、大量の普通の人が発信する情報を有効利用する方法を取り入れられつつあるという状況だそうです。
それが、ツイッターの書き込みであったりフェイスブックの「イイネ」であったり。

ただし、それらはネットで書き込まれるだけの世界ではなくウェアラブル(身に着けることができる)ものとして
現実世界とリンクしつつある。

googleが作成している眼鏡型端末のgoogle glassのほかにも、
皮膚にパッチを張り付けてそこに様々な個人情報をデータとして保有して取引を行ったりなどの方法が考えられています。

また、現実世界とリンクしつつあるからこそ、より人間的な、情動的な、理屈だけでない情報がより大切になってくるということだそうです。
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2014年03月22日

「ニッポンの大問題 池上流・情報分析のヒント44」「熱く生きる 」

「ニッポンの大問題 池上流・情報分析のヒント44」池上 彰:著


最新の国内・国外情勢のアップデート。
相変わらずわかりやすく読みやすく、1時間で読破できました。
個人的に興味があったのはアフリカにおける日本の支援活動と、
イランの情勢でした。
イランもミャンマーのような市場開放があるのでしょうか。

「熱く生きる 」天野 篤:著


天皇陛下の心臓手術を執刀担当等した天野氏のエッセイです。
外科医師としてのプロ意識がすごい。
心臓弁膜症の父を救えるような医者になりたいという動機から
3浪後に私立大学に医学部に合格。
どの医局にも所属せずに腕を磨いてきたという天野氏の半生を書いています。

単純に、医療人としての心がけや覚悟を知って圧倒されました。

普段から病院に寝泊まりしていつでも手術に供えられるようにして
食事にも気を付けていて
今に安住せずにつねによい治療方法を追及している。

あ、僕も医療人でした。
見習わなければ・・・・。
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2014年03月16日

モテキ Blu-ray豪華版

モテキ Blu-ray豪華版(2枚組) 森山未來




久々にDVD見ました。
何も考えずに楽しくみれました。
邦画は、一時期に比べてレベル上がってますね。
僕が大学生の時にビデオ屋でアルバイトしていた時は
邦画コーナーなんて扱いが小さかったし、
本当に面白いと感じるものが少なかったのですが。
最近恋愛映画でいろいろと感情移入できるようになったのは
年を取ったからかもしれませんね。

原作もドラマも見たことがないですが、映画だけの感想はというと、、
さえない30代男性がきれいどころばかりに突然モテだすという内容で
複数の言い寄られる女性の間で揺れ動きながら成長していくという話です。

麻生久美子が痛い役で可哀想過ぎとか思いましたが。

女性の男性に対する価値観が年齢によって変わってくるからです。
男性にとれば、モテキって、誰でも必ず訪れるのではないかと思います。

10〜20代女性はスポーツが得意な男性やヤンキーみたいな男性ホルモン全開の人を好きになりますが、
30代女性は経済力を求めたり、安定志向の浮気をしないような男性が好みになって、
そして40代女性は子育ても一定落ち着いてまた男性ホルモンのある男性が好みになる、みたいな感じで。

職場が変わったり、役職が変わったりする時がターニングポイントだったりしますね。

やっぱりたまには映画とか見たほうがいいですね。
歌とか、服とか、世の中の刺激面に多少は触れたほうがいいですね。
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2014年03月10日

「食える学歴」

「食える学歴」中野 雅至:著




なんか昔の教育ママとか教育オヤジとかこんな風なこと考えてたんだろうな〜と感じながら読んでました。
僕が10代20代のころは子供の個性を伸ばすとか自主性を重んじるとかいう風潮がありましたし、
今も、ハリウッド映画では保守的な学校教育に対して自由が大事だというようなテーマで
よく映画が作られたりしていますが。

この本はよりシビアに、子供に投資をするなら進学校がいいのか、公立がいいのか、
英語は勉強した方がよいのか、学歴は大事なのか、偏差値の高い学校を目指すべきなのか、などを
色々と述べています。

その中でも印象に残ったのは、
結局、東京大学を中心とするピラミッドは崩れつつある。
その理由としては、
偏差値の高さが仕事にできる、
できないに直結する環境ではなくなってきていること。
大企業に入る、公務員になることが安定にはつながらないこと。

また、グローバル化によって
職種の専門化が進んでいるために、
日本のように就職してから部署の配置が行わるような
人事は通用しなくなってきていることが書かれています。

今後日本では医歯薬系の専門職が有望で、
大学もそのような専門教育化が進むと述べられています。

また、その一方で、世界中からより優秀な人材を引き入れるためにも、
世界の大学との競争にさらされることになるだろうとも述べられています。
世界中から優秀な人材を引き寄せているフランスのバレエ教育を例にして
その分野に関するブランドを高めることに必要性を述べています。
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2014年03月08日

「キャバ嬢の社会学」

「キャバ嬢の社会学」北条 かや:著




修士課程の研究をまとめた本なんですね。

これは、著者がキャバクラで実際に働くことで
キャバクラ嬢と客との経済的、心理的な駆け引きをリサーチしたり、
キャバクラという店のシステムがどのようにして成立しているかについて研究しています。

社会学という学問分野なのですが、
実際に自分自身がやその世界に入って実体験をしたり、インタビューしたりというのは
フィールドワークという手法でよく行われているようですね。

内容はというと、主観的な感想ではありますが、
面白かったが、著者の若さが垣間見れたというか。

社会経験のない学生なので仕方がない面もあるかもしれませんが、
「女性が性を売りにして男性としゃべるだけで金銭交換が成り立つシステム」
に対して興味を持ったと書いてありますが、
おそらく水商売についての偏見や嫌悪感が潜在的にあったのだろうと思います。

おそらく夜の世界に対しての興味もあったのでしょうし、
派手な化粧や服装をしたキャバ嬢に対して別の世界の人というバイアスがあったのだと推測されます。
それまで、周りにそういう人がいなかったという気もします。

僕の周りにそれなりの人がいるので、
キャバクラが不思議な世界とも思わないし、
性を売りにして金銭交換が成り立つシステムに関しても
それほど不思議ではないという気持ちがあります。
(身内が水商売とか性を売りにして金銭交換を始めたら困りますが・・・)

しかし、これは男性社会の中で生きてきて、
ある程度こういうものだという気持ちが僕の中にあるのかもしれません。
世の中には性どころか、自分の臓器やら目に見えないものもどんどん
経済的な価値に置き着かえられる恐ろしいところですし。

倫理や論理や規律は建前上はあるけれども
世の中それで解決できるのではなく
いろいろなようそのなかで 揺れ動いているものなのだよと
思ってしまいました。
もっと深く心理状態や経済状態などが知りたいと思いました。
視点がおっさんですか?
そうかもしれません(笑)
posted by さとし at 18:59| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月17日

「資格を取ると貧乏になります」

「資格を取ると貧乏になります」 佐藤 留美:著




法律系の資格に限定していますが、
どんどん単価が下がり、大学やロースクール制度が崩壊しかけていたり、就職の困難さ、経済的な厳しさ、など
主に弁護士のカツカツな現状を説明しています。

国家資格を取ってしまえば一生安泰という時代ではもうなく、
高額な費用と時間を使って合格してもそこから先は厳しい生活が待っているそうで。。。

その辺は医療業界もそうかもしれませんが。

TOEICなども、もともとは日本人用に安価な英語検定試験を作成したのが始まりだそうで、
TOEICの勉強をすればするほど、英語でのコミュニケーション能力が落ちていく、などの報告もあるそうで、

そのあたりの矛盾点なども紹介しています。
posted by さとし at 01:11| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『仮面ひきこもり あなたのまわりにもいる「第2のひきこもり」』

『仮面ひきこもり あなたのまわりにもいる「第2のひきこもり」』 服部雄一:著





これは興味深い内容で面白かったです。
僕の周りの知人とか自分の幼少時代を思い出して心が痛みました。

「仮面引きこもり」とは、とは何か。


「社会的ひきこもり」とは、部屋の中に閉じこもり、昼夜逆転、社会に参加せずに親に依存して生きているような人たちのことをさします。
「仮面ひきこもり」は、社会に参加しています。
人付き合いもよく、職場内での評判もよく仕事もよくできるのですが、家に帰ると極短に口数が少なくなったり、
異性との関わり方が分からずに、年をとっても独身のままっだったり、
結婚しても夫婦間での会話がなかったりします。
しかし、決して経済的に貧乏だとか、家庭環境が悪いとかではないのです。

カウンセリングをしてきた著者が、タイプ別に分類して解説しています。

環境が性格や人格を形成するといいますが、
親がその子供にトラウマを植えつけたり、
親から受け入れられなかったという経験から自分は必要とされていないと感じるようになったり、
一方でその親のカウンセリングから、子育てをどうしていいのか分からない、などの親の言葉も紹介しています。

すごく根が深い問題ですが、誰もが多かれ少なかれあることだし、
何とも言えない気持ちになりました。

僕はどうやら仮面ひきこもりではないようですが、
一度自分の心の奥を客観視するためにもおすすめできる本でした。

一気に読むことができましたし。
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2014年02月04日

「 ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 」

「 ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 」

この映画は面白かったです。

ネタバレするので詳しい内容は控えますが、
以下、簡単なストーリー解説です。

動物園を経営するパイの家族は、経営難となった動物園を閉鎖して、
カナダへと移住しようとします。
その途中、船が嵐に巻き込まれ、
救命ボートに残ったのは、主人公の青年「パイ」とベンガルトラだけとなってしまいます。

美しい、人間とトラとの心のふれあいを描いた
ありがちなストーリーだと思いきや、そうではなく、
トラと命ぎりぎりの共存生活、さまざまなアクシデントが起こります。
クジラやミーアキャット、トビウオやカジキなど幻想的にも美しい景色が
パイたちの前に現れます。

しかし、この物語はもう一つの伏線にすぎなかったのです。
景色が美しければ美しいほど、それはもの悲しいストーリーだったのです・・・・(以下略)。

久しぶりに映画見ましたけど、
これはよかったです。
見たことがない方はぜひお勧めします。




解説ブログを張らせていただきました。

http://patrikeiji.blog37.fc2.com/blog-entry-447.html
posted by さとし at 19:53| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月31日

ここ半年の間に読んだ本 その1

ブログを書いていなかった間に読んだ本をとりあえず下に記録。
内容については必ずしもお勧めするものではないものも含みます。


「負け美女 ルックスが仇になる 」 犬山 紙子:著




「5年後働く自分の姿が見えますか?」 岩瀬 大輔::著




『「すり減らない」働き方』 常見 陽平:著


「専門家はウソをつく」 勝間 和代:著



「一生に一度は考えたい33の選択」 富増章成:著


「勝負論 ウメハラの流儀」 梅原 大吾:著



『学校では教えない「社会人のための現代史」 池上彰教授の東工大講義』 池上 彰 :著




「ダメダメな人生を変えたいM君と生活保護」 池上 正樹:著


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2013年10月01日

「世界の美しさをひとつでも多くみつけたい」A

「世界の美しさをひとつでも多くみつけたい」石井 光太:著





昨日レビューしたこの本ですが、
実は昨日の時点では1/3程度読んだだけでした。
残りを読了したのですが、著者のスタンスに非常に感動したのでレビューを改めて(笑)。

著者は世の中にある死んだ方がましだと感じるような現実、
インドで行われているレンタルチャイルドとか、ウガンダの子供兵、
そして東日本大震災の現場などで、
どうしようもないような、悲しい現実世界の中で、
それでも心のよりどころや希望を求める人たちの美しさをルポタージュしています。

例えばレンタルチャイルドの補足説明をすると、
インドでは、物乞いが物を乞うときに、道行く人の同情をさそうために
乳呑み児を抱くそうです。マフィアはそのために病院から
乳児を盗んでくるのです。
そして、その乳児たちが大きくなり子供になると、
もう同情を誘うための道具としては使えません。
そうなれば、マフィアは人工的に障碍児を作り出して物乞いをやらせるのです。
つまり、目をつぶしたり、手足を切断したりします。衝撃的な事実です。
しかし、愛情をしらない子供たちはそんなマフィアを父親のように愛しているのです。

そういえば映画の「スラムドックミリオネア」にこのような場面もありました。

ウガンダの子供兵なども(本書を読んでぜひ参照してみてください)、
この世のものとは思えないくらい悲しい現実があるのですが、
そんな世界に生きている人たちでも、何か希望を見出そうとしているのです。

ちょっとずれた比喩かもしれませんが、
オウム真理教などにマインドコントロールされて苦行に活きている信者とか
裏の世界とか、ブラックな会社とか、理不尽な世界に生きている人たちが、
それでも自分たちの組織の人たちは一人一人はいい人だと思ったりしますが、
それと似ているかもしれません。

僕は手塚治虫の「ブラックジャック」が大好きで、
その理由として、
嘘と欺瞞と、悲しみにあふれている世の中を見切っている
ブラックジャックが、人間の本質である、愛とか、情とか、優しさとか、
そのようなものに触れた時に、彼らを何とかしたいと感じて、
その奇跡のような手術を行う、という、設定を全体を通じて感じていて、
それが好きなのです。

著者が求めている者も、それと共通したような、人間というか、生物に普遍の
本能的な部分ではないのかと思ったりします。

なんにせよ、すごく心が揺さぶられました。
石井氏の「物乞う仏陀」も「遺体」も「神の棄てた裸体」も実は何も読んだことがないのですが、
近いうちに読んでみたいと思います。
posted by さとし at 19:36| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月30日

「皮膚に聴く からだとこころ」川島眞:著

「皮膚に聴く からだとこころ」川島眞:著




僕は、人は外見で性格がわかると考えています。
見た目重視というわけではなくて、
やっぱり、謙虚さのない人は、雰囲気からわかりますし、
卑屈な人は常に眉間しわがよっています。
知性のある人は顔が聡明だし、
かといって、僕が客観的に自分を見れているとは言えませんが。

で、この本は、皮膚科の医者である著者が同じようなことを書いています。
アトピーになりやすい人は9割がた心の問題を抱えている、
肝臓が悪いと皮膚が黒くなる、
腎臓が悪いと皮膚がかゆくなる、

それらに加えて、皮膚のケアの方法、
つまり、紫外線に当たらない、たばこを吸わない、など、
日焼けやヘビースモーカーがどのくらい皮膚に悪影響なのかを科学的に解説しています。
posted by さとし at 19:31| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『「ほしい未来」は自分の手でつくる』 鈴木 菜央:著

『「ほしい未来」は自分の手でつくる』 鈴木 菜央:著





この本は、NPO法人グリーンズを運営している著者が、
どのような事業に取り組んでいるのか、なぜ、そのようなことをするに至ったのか、
を書いています。

グリーンズは、太陽熱発電を自分たちの手でする活動、
DIY、つまりDo it yourselfの運動を広めたり、

どのようにしたら皆が楽しくエコに取り組めることができるのかなどを考えています。
例えば、エレベーターと階段が駅のホームにあれば、
健康のために階段を上ったほうがよいとわかっていても体はエレベーターに向かってしまう。
けれど、階段に乗るとピアノの鍵盤のように音がなって楽しい感覚が生じると、
階段の方に人が行くようになる、という報告があるそうです。

そのようにして、楽しく社会を変えていく活動をしています。

著者は、イギリス人の父親と日本人の母親の間に生まれて、
タイで幼年期を過ごしています。

そのことで、日本国籍を取得して以来、
日本の当たり前に違和感をもって仕方がなかったといいます。
運動会で全員がやるダンスなど、僕たちが当たり前と思っていることが
不思議で仕方がなかったとのことです。
そこから、企業に入るという道をやめて、
自分のやりたいことを始めたといいます。

著者は、結局やりたいことをした方が自分は満足できると述べています。
これはまったく同感ですね!
posted by さとし at 19:24| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「世界の美しさをひとつでも多くみつけたい」

「世界の美しさをひとつでも多くみつけたい」石井 光太:著




この本が出版されている「ポプラ新書」は、全て
その人たちがなぜ、今、自分がその仕事をしているのかに
項を割いています。
これは、自分の生き方になにか違和感を抱える人たちにとって
何か参考になると思います。

「ポプラ新書」の新刊をこの本をはじめ
何冊かを一気買いしたのですが、
他の本も読了したらレビューしようと思います。


石井光太氏は、ルポタージュ作家です。
僕と同年代です。
彼は、世界中の貧困とかスラムとか、売春地や難民キャンプに行き
数か月間滞在し、そこで見聞きしたことを僕たちに伝えるために
文筆を執っています。

彼の本は以前読んだことがあるのですが、
彼は作家になるために、大学時代からの時間をほとんどを費やしてきています。
文章からもその重さがや背負ったものが伝わってくるのですが、
同年代の自分は何をやっているのだろう・・・・と少し反省してしまいました。

それはさておいて、
彼の生い立ち、つまり、世間一般では比較的裕福な芸術家の家庭に生まれて、
「自分が何かほかの人とは違うぞ?」と成長するにつれて感じ出したことや、

バブル絶頂期からバブルがはじけるまで、周囲の人々の隆盛と没落ぶりを
目の当たりにして、
人間の真実に迫りたいと思い、作家になることを目指して
自分を追い込み、実際にアジアを放浪して
リアルな現実を見て精神が崩壊しそうになる一歩手前までなった、と述べています。

僕自身も、思春期に周囲とのギャップも感じましたし、
人間の本質を知りたいとも思いました。
これでも医療従事者の端くれではありますが、とても共感できました。

おすすめですね。
posted by さとし at 19:16| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月25日

物語の体操 物語るための基礎体力を身につける6つの実践的レッスン

「物語の体操 物語るための基礎体力を身につける6つの実践的レッスン」 大塚 英志:著




小説を書くためのテクニックを中心の内容です。
小説や物語を書くことについては、
あまりにも僕の関わっている世界とはかけ離れたジャンルなので
興味本位で読んでいました。

著者は、物書きのために専門学校の講師をしているそうです。
どのような小説にもある程度のテンプレートがある。
そこに登場人物や舞台設定をあてはめれば、誰にでも物語を書けるようになる、
と述べています。

どのような小説にもパターンがあり過去から現代に向けて名前を変えて
作られている。


ただし、webの普及によって、安易に文章を発信することができるようになり、
この物語自体が壊れまくっていて、
「私が何者か」と分析するような小説よりも私小説に近い、
「私を分かってほしい」「私が」「私が」というような物語が
出てきている、と述べています。
つまり、現代の小説の様子に警鐘を鳴らされているわけです。
posted by さとし at 01:00| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月24日

「日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体」

「日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体」深尾 葉子:著



タイトルを初めて見たとき、「草食系男子」とか「ロールキャベツ男子」とか
「美魔女」とか色々と言葉が世の中に出てきましたが、
それと同様に「タガメ女」という言葉を流行らそうとしているのか??とか
思いましたが。。。

内容はと言えば、タガメとは、つまり、田んぼにいてカエルやおたまじゃしを
がっちりと捕獲して血を吸いつくす昆虫のことですが、
タガメのように、男をがっちり捕まえて、身動き取れなくして、
夫の社会的リソースと、収入を吸いつくしてしまう妻のことを定義しています。

本書から抜粋しますが、セレブ妻かタガメ女かの違いについては下のチェックリストで
確認可能だそうです。


【セレブ妻】
□夫のモチベーションを上げるため、お小遣いは無制限
□万が一のときに備える覚悟がある
□夫を尊敬している
□夫からのひと目ぼれで選ばれた
□夫に愛情がある
□できれば働いて養いたい
□夫を信頼している
□ブランドに興味がない。もらうから使うだけ
□実用重視で自転車を愛用
□夫や周りの人に感謝している
□周りからどう見えるか気にしない

【タガメ女】
□夫の小遣いは月1万円
□夫から搾取しつくすのが目的。万が一のときは自滅
□夫はただの給料運搬人と考えている
□選んだ男を巧妙にはめて結婚、または計算ずくのデキ婚
□捕食者と餌の関係で、愛情はない
□お金を稼ぐことは失敗の証しであり屈辱
□信頼できないので拘束している
□ブランド大好き。見栄をはるための必需品
□郊外のマイホームと車はセットで必須アイテム
□感謝する意味がわからない
□周りから幸福に見えるかがすべて

ほんまか?とか思いますが。
しかし、著者は思いつきで書いたわけでなく、
本当に「タガメ女」について研究をされているそうです。

結婚はある程度の損得勘定や打算はつきものだと思いますし、
「タガメ女」のような人は。男女問わずいつの時代にもいるものだと思う足、
なぜ、女性に焦点を絞って批判しているのかはよく分かりませんが・・・。
何かあったのかと思ったりもします。

要は、その人の日頃の振る舞いなどからメタ認知すべきところを、
女性のことをよく分からない気弱な男性に注意を喚起する、という本でしょうか。
posted by さとし at 00:53| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月17日

「高学歴男はなぜモテないのか」

「高学歴男はなぜモテないのか」犬山 紙子:著




下のレビューにも書きましたが、
昔は新書というものは、選ばれただけが読むことができる、
ある程度の知的水準が保たれた崇高な本だと思っていましたが、
最近は本当バラエティーに富んでます。

この本も、
なぜ、高学歴男がモテないのかを科学的に解説した本だと思っていたら、
中身は、著者のエッセイのようなものでした。
合コンやいろいろな場面でであったちょっとイタい男性について書かれています。
しかし、彼女の表現が非常にユーモアに富んでいるので、
楽しみながら一気に読んでしまいましたが。

扶桑社はSPA!という雑誌を出しています。
このSPA!という雑誌は、
僕が推測するに、ターゲットは30代前半〜40代後半の独身男性。
社会では下流に属しており、会社ではあまり報われず、所得も低め、
という層だと思っています。

なので、社会(会社のブラックっぷりや、給料について。または婚活について、SEXについて)
に対する愚痴などを主に載せているのです。
おそらくこの本も内容からSPAと何らかの関係がある気がするのですが。

数年前は、なんだか生理的に受け付けなくてこの雑誌だけは読まないようにしていました。
最近は少し抵抗感なくなってきています(笑)。
そして、何度なくこれを読む人の気持ちが分かってきた少し危機的な時期に僕も突入してきました。
読み物としては面白いです。
posted by さとし at 02:36| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「怒る一流 怒れない二流」

「怒る一流 怒れない二流」向谷匡史:著




これは、半分納得、半分なんじゃそりゃ、という内容です。

要するに、職場でも人間関係でも、衝突することをおそれずに
怒ることも大事で、怒ることで相手に伝わることもあるし、本気度も分かると。
仕事に思い入れがあれば何かいわれれば怒りを感じるはずだと。
偉い人は怒らなくても大物感がでてよいかもしれないが、多くの凡人は怒ることが重要だそうです。

確かにその通りです。
しかし、怒れない人は、普段から
「自分が昔怒ったときにどのようになったか」などを周りに広めておけばよい、
などと、ちょっと、イタい大人であるような事を言われていたり、
ホストやヤクザなど、「人間関係のプロ」のやり方を色々と例にしていますが、
ホストやヤクザになりたいわけではないので、ちょっと、それが大事か?と思うところはありました。

まあしかし、結局怒りというのは理屈ではないのかもしれません。

そのほか、怒り方を色々と解説しています。

・静かに怒ると迫力がある
・最初に爆弾を落としてそのあと優しい言葉を投げかけると効果ある
・道理を説く
・周りの人のために怒っているという印象をつける
・定期的に怒る(年2回ほどがベター)

実践するかどうかはその人の自由、
けれどこういう見方もあるということで。

しかし、全般的に言えることですが、
昔は新書といえば、小難しい、選ばれた人が読む教養の本だと思っていましたが、
最近は本当、色々な本がでてますね。
posted by さとし at 02:26| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「お茶の水女子大学特別講義 世界を変えた10人の女性」

「お茶の水女子大学特別講義 世界を変えた10人の女性」 池上 彰:著



池上彰氏がお茶ノ水女子大で行った講義をまとめています。
テーマは世界を変えた10人の女性について。
その10名とは以下の人です。

アウンサンスーチー−政治家
アニータ・ロディック−女性実業家
マザー・テレサ−カトリック教会修道女
ベティ・フリーダン−女性解放運動家
マーガレット・サッチャー−元英国首相
フローレンス・ナイチンゲール−看護教育学者
マリー・キュリー−物理学者・化学者
緒方貞子−元国連難民高等弁務官
ワンガリ・マータイ−環境保護活動家
ベアテ・シロタ・ゴードン−元GHQ職員

みんな素晴らしい・・・・と思いました。
全員、好き嫌いつけがたいのですが、僕の中では
The body shopを立ち上げたアニータ・ロディックと
国連難民高等弁務官の緒方貞子、「モッタイナイ」のワンガリ・マータイが印象深いです。

医療系の仕事をしているのでナイチンゲールも、何が偉大なのかこの本を読んで初めて知りました。


歴史って、表面的に、その人の功績は教わりますが、「●●をした人」「●●を発見した人」など。
人間というのは聖人君子ではないので正の部分も負の部分もある。

アウンサンスーチーにしても、ミャンマー民主化の象徴と言われていますが、
彼女を知る人に取ると「田中真紀子氏のように」、わがままな女性であると評判(らしいし)、
彼女は国外に出ることでミャンマー(ビルマ)に帰国できなくなる可能性から、
イギリスに住んでいた夫の最期を看取ることができませんでした。

キュリー夫人にせよ、ポロニウムの発見、X線撮影の普及など功績はありますが、
教え子との不倫や、放射性元素「ラジウム」の有害性を見落としていたり、
またポロニウムは原爆の起爆装置に使われることなど、いい部分、悪い部分もあるわけです。

けれど、この10人の講義を読んで感じたのは、
男性と違い、女性は感性を大切にして生きている、ということでした。
(と、このように書くと、男女差別のようにも聞こえるので、「生物として」としておきます。。。)

男性は、本能的に、出世や名誉、勝ち負けにこだわり、歴史に名を残したい、など考える人も多く感じますが、
彼女たちは、目の前の自分が取り組むべきことを何とかしようと取り組むうちに、いつのまにか、
世界に名を残すようになっていた・・・・という印象です。

とにかく、歴史上の人物の物語には学ぶところがたくさんあります。
posted by さとし at 02:16| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする