2015年03月03日

「ルワンダの祈り―内戦を生きのびた家族の物語 」「ダイヤモンドより平和がほしい―子ども兵士・ムリアの告白 」「もしも学校に行けたら―アフガニスタンの少女・マリアムの物語 」「エイズの村に生まれて―命をつなぐ16歳の母・ナターシャ 」

「ルワンダの祈り―内戦を生きのびた家族の物語 」後藤 健二:著


「ダイヤモンドより平和がほしい―子ども兵士・ムリアの告白 」後藤 健二:著


「もしも学校に行けたら―アフガニスタンの少女・マリアムの物語 」後藤 健二:著


「エイズの村に生まれて―命をつなぐ16歳の母・ナターシャ 」後藤 健二:著



いい機会だったので後藤健二さんの本を4冊一気読みしました。
テレビやマスコミなどでも紹介されていましたけど、
世界で起きている悲惨なリアルの中で生きる「普通の人」に焦点を当ててその場所の現状をルポしていました。

日本にいるとありえないような世界でも、未来に希望をもって生きている人たちにすごく生命を感じたというか、そんな感じがしました。

例えば、今まで女性は学校で勉強することを禁止されていたアフガニスタンで、
タリバン政権が崩壊し、30年続いた内戦が集結したので女性も学校に行けるようになり、
学校の先生になりたいという夢をもって勉強する少女とか。
この少女はアメリカの誤爆で家を失い、兄を亡くしています。
そして、勉強がしたいといっても物資不足でノートや鉛筆や教科書がもらえない、
挙句の果てに先生から一時は学校に来るなと言われる。
というか、親も先生も30年間も戦争が続いていたので学校がどういうものか分からない。
そんな中でも一人でずっと言葉を覚えるために勉強を続けるのです。

また、国全体が貧困で麻薬の回し打ちやコンドームなしの性交で、人口の9割がHIVに感染している村で、16歳で子供を産んだ少女の姿など。
彼女はHIVに感染しており、おそらく感染源になったであろう彼女の夫は妊娠を知ると国外に出稼ぎに出かけます。そしてエストニアはHIVに対する医療設備が整っていないので彼女は病院をたらい回しにされます。エストニアは貧困のため、若者はHIVに対する知識がなく麻薬中毒になるものが多い。そして、彼女が産んだ子もHIV
に感染していたことが分かり、エストニアで1人目の母子感染患者となります。
それでも新しい環境で友達をつくりけなげに生きていこうとする姿が描かれています。

目を背けたくなるようなすさんだ生活の中で、人々が抱く生きる希望や望みは、何か崇高なものであるような気がします。

彼らは希望や望みにすがらなければやってられないのかもしれませんが、
間違いなく命の価値も、幸せの度合いも国や地域によって違うわけで、
例えば、最近ニュースでずっとやってる中1の男の子が18歳の少年に殺された事件も、
悲惨な事件ではありますが、犯人たちの動機となった
悩みや怒りはどれほどのものなのかなぁ〜と
感じてしまったりするわけです。

あと、後藤氏も著書の中で触れていましたが、
日本では先進国の中でHIV感染人口は一番増加しています。
もちろん日本ではそれについて本気で取り組む姿勢は見えません。

後藤氏がISに殺害された時も自己責任論がネットを中心に吹き荒れましたが、
自己責任論は、問題は見て見ぬふりをする、
他人には無関心でいて自分さえよければそれでいい、
という事なかれ主義的な
今の日本の風潮そのものだと思いますが、

実際問題、我々は実はすでにその渦中にいるのかもしれません。
posted by さとし at 00:41| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月23日

「「タレント」の時代 世界で勝ち続ける企業の人材戦略論」「街場の憂国会議」

最近読んだ本の雑感から。



「「タレント」の時代 世界で勝ち続ける企業の人材戦略論」酒井崇男:著

これは、日本の企業が一時は世界最先端の実力を持っていたにもかかわらず
どんどんと衰退していった原因を、日本企業の体質の面からいろいろと考察した本です。

この本を読んで思ったのですけれど、

今、日本の景気が回復していると聞いても、トヨタが過去最高の収益になったとかニュースで聞いても何もうれしくないのは
アベノミクスでやってることは、公共事業を増やすとか、大企業を優遇するとか、
円を大量に刷って円安しても、未来に借金をして今の不況を一時的にどうにかしようとしているだけだし。

日本は、少子高齢化で人口減少しているし、福島第一原発事故がいまだ収束していないし、
このような状況でもやっていることは高度経済成長期と同じことで。
東京オリンピックの誘致にせよ、公共事業とか、いつまでこんなことを続けるのだろう、という気持ちです。
こんなことやっても自国の資産をすり減らして徐々に弱っていくのは目に見える・・・・気がするのです。

新しい価値観は生み出せなのいか?
トヨタが儲かるのも、三菱UFJが儲かるのも結構だけれど、
社会を変えていくような新しい企業がどんどんとベンチャーとして生まれてくるような社会にはならないんでしょうかね。
わくわくしないんですよね。

そんなことを感じました。
この本を読むと、そりゃそうだわ、と感じました。何億円も費やして実用とは程遠い研究を続けている企業の研究部、
自分の持ち場以外のことには無関心だった倒産した会社の社員のことなど述べられています。





「街場の憂国会議」内田樹:著

こちらは、いつも愛読させてもらっている内田氏の本ですが、
安倍政権の危うさについての解説です。つまり、秘密保護法が施行され、憲法改正が現実味を帯びている現在の日本の状況は
当時世界一民主的な憲法と言われたドイツのワイマール憲法がナチス独裁政権を生み出したのと同じくらい歴史に残る事件になる可能性になる、という件

それと、日本政府が大事なことは、この先数百年、数千年、日本という国があるということを前提に政策を考えなければならない、という話です。
つまり、株式会社であれば、会社が儲かるために法の範囲内で利益を求めていくことができるし、
使えない社員はリストラすればよい、しかし国は株式会社ではないので、倒産することはできないし、国民をリストラできない。
その視点で政治を作らなければならないと書かれています。

同時に日本は過去に対して責任を背負ってゆかなればならないという過去から連続して存在する国家としてのあり方も述べています。
現在、憲法改正や積極的平和主義などが議論されていますが、
日本が追い込まれて戦争をするように仕向けられたものであれ、日本国憲法が外国から押し付けられたものであれ、
実際にこれが、昔から日本という国があっていろいろな過程を経た結果なのだから、その事実はしっかりと受け止めなければならないという話です。
確かに、これは自分の先祖を否定するというのとは別次元の話です。
「戦後レジームからの脱却」とは、事実を受け止めていない、ということと受け取られます。

そのような内容でした。

どちらも興味深く読ませてもらいました。
posted by さとし at 19:01| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月13日

「プライドが高くて迷惑な人」 、「世界で活躍する脳科学者が教える! 世界で通用する人がいつもやっていること 」

最近読んだ本で面白かったもの。

「プライドが高くて迷惑な人」 片田 珠美:著




職場や自分の周りにいるプライドが高くて迷惑な友人や上司がいます。
自分が一番でないと気が済まない人、
特別扱いされないと気が済まない人、
何かと口を挟んでくる人、
恋人に求める者が高く、無償の愛を求める人、
それらの人について精神科医である著者が精神医学的な分析をして
対処法や関わり方などを述べています。
おそらく会社などで人間関係に悩んでいる人を対象にした本だと思いますが、
僕自身も当てはまる部分があるでしょうし、
自生する部分も含めて読むことができました。


「世界で活躍する脳科学者が教える! 世界で通用する人がいつもやっていること 」 中野信子:著



自己啓発本のコーナーにありましたし、内容的にも自己啓発本なのですが、
著者がフランス国立研究所にいたときの圧倒的な仕事をしている人たちが
どのような生活や行動をしているたかを振り返りながら、脳科学的に解説しています。
よく寝る、やりたいことだけをやる、などストレスを抱え込まないような仕事の仕方が良いようです(笑い)。
posted by さとし at 23:42| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月05日

「正しい恨みの晴らし方」中野 信子:著

「正しい恨みの晴らし方」 中野 信子:著




一般書ですが妬みや嫉妬についての心理学的、脳科学的な解説が分かりやすくされていて
面白かったです。

人が人を僻んだり、妬んだりする感情は、、
遠い存在である特権階級とか王族とか、セレブがどんな生活をしていようが何にも感じませんが、
自分と同等だとか、身近だと感じる人に対しては強く生じるそうです。
また、他人に対して嫉妬を感じる人は我が強く、プライドが高く、傷つきやすい性格であるとも述べらています。

また、他人が何かしら失敗をしたり苦しんでいる姿を見ることで快の情動が生じることも明らかになっています。


本当に面白いと思うのですが、消化器や呼吸器、運動器などヒトの体は本当に
無理なく合理的に作られていますが、
脳に関しては様々な情動が同時に働き、
ジレンマに苛んだり、ふさぎ込んだりと矛盾した感情により非合理的な活動が生じる、
それらによって人は成長していくわけですが、不思議です。
悩んだり、苦しんだりするのはヒトがヒトである所以でしょうね。
posted by さとし at 18:51| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月12日

「近くて遠いこの身体」

「近くて遠いこの身体」平尾剛:著




という本を読みました。
平尾氏は元ラグビー日本代表で怪我で引退されてから、
身体感覚について研究をされているそうです。

スポーツ科学でいう筋力とか、データや数値では見ることのできない
パフォーマンス、やらスポーツ教育についてやら
自身の経験に基づいて語られていてすごく興味深く読みました。

スポーツをしている時にも主観的に感じる時間が長く感じたり短く感じたりする、
決定的な場面でどうするか、状況を見据えながら判断している時も、一瞬であったりとか。これは心的時間のことですよね。

面白かったのは、あるラグビー選手のが行っていたことらしいですけれど、
「観客の声に耳を傾けてプレーをする」と言ってたことについてです。

観客というのは意外と客観的に試合を見ているので、
チャンスが生まれたり、それに関係するプレーをすると
声を出して反応するわけですが、客の反応に判断をゆだねるというのは
そういう面では理にかなっているのかなと。
他者に共感するミラーニューロンシステムの働きですよね。
カポエイラもこれをもっと小さくしたものだと思います。
二人が向かい合って技をやり取りして、周りの人が歌で盛り上げて、
バテリア(楽器隊)が全体をリードする音楽を奏でてと。

あとは、どんなスポーツでも(仕事でも勉強でも??)がむしゃらに、に基本を
繰り返す時期を終えると、常識を覆す時期が必要になるとのこと。
「守破離」の「破」の時期のことでしょうか。
これができなかったのが宮本武蔵と戦った吉岡一門の吉岡清十郎であったと
著者は述べています。
カポエイラの僕が通ってる道場で言うところの
僕のことかもしれませんし、ゆくゆくは僕も宮本武蔵レベルの人に
やられてしまうかもしれません。


僕自身も身体能力はどうしようもないくらい低いですが、
スポーツ科学ではない身体感覚でどうすればカポエイラが上達できるか、
色々と試行錯誤していきたいなぁ〜と。そんなことを思いました。
posted by さとし at 21:29| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月25日

報酬系

昨日は、ちょっとやろうと考えている実験のプレをしに大学へ。
3時間ほど色々と自分でシュミレーションしてセッティングなどをして
準備をしていたのですが、待てども被験者の人がこなかったので結局
何もせずに帰ることになりました。
しかしある程度はこの設定でデータはとれそうなので、
来月からやっていこうと思っています。

研究センターにいた院生の人と少し話をして、
先日臨床で興味深いデータが出た僕の実験について、
そのような報告は今まであまりないらしく、
そのことを聞くと少しモチベーションが上がってきました。
非常に簡単な実験なのですがなぜかやられている方がほとんどいない。
臨床で5名、データを取る予定になってますが、統計で比較できるように、
あと数人サンプルが集まらないかなぁ〜とちょっと考えたりしています。

そしてそのまま地元に戻り、カポエイラのイベントに参加してきました。
もともと体が固いうえに衰えが隠せないのですが、
楽しく過ごせましたし、これからも精進したいなぁ〜と思いました。

昨日読んだ本ですが、
「脳はどこまでコントロールできるか?」という
中野 信子氏の本ですが、



人の脳には報酬系というものがあって、
ドーパミンが出るところ、それは食欲であったりとかセックスであったりとか、
生存に関係する時に分泌される事が多いのですが、

この報酬系を働かせるために人は行動をしていくところがあるということになっています。
アルコール依存症や薬物中毒の人はアルコールや薬物を取ることによって
ドーパミンが分泌されますが、

例えば、人から褒められる、評価されることや、
出世や昇進・昇給など、何においてもその人にとって
報酬と感じることは異なるわけで、
この報酬系をどのようにして作動されるかが問題になってくるわけです。

僕は、今カポエイラをしたりとか、研究したりしていますが、
もともとはと言えば、刺激を求めて、無難な毎日が嫌なので、
という面が強いと思います。
退屈な日々が嫌だからこういうことをする、

特に、大学院にいたときは、プレッシャーで軽度の鬱みたいな状態に3年間かかってましたが、
今となると何気なく過ぎていく日々が退屈に感じてしまったりします。
それで何かと生活の中で動き出したりしているわけですが、
刺激が欲しい、面白いことを感じたいということが
僕にとっての報酬系を求めての行動なのかもしれません。
posted by さとし at 02:40| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月18日

「 グレーな本 」

本日は、何かと盛り沢山な1日でしたが、
楽しい時間を過ごすことができました。

家族や自分にとって大切な人が喜んだり楽しんだりしている姿を
見ることが一番の僕の幸せだったりします。

「 グレーな本 」高城 剛 :著

グレーな本


さて、本日ちょっと読んだ本ですが
高城剛氏の新刊です。
高城剛氏と言えば、沢尻エリカの元旦那で、
ハイパーメディアクリエイターという肩書で
世界中を定住せずに仕事をしているという方だそうです。

世界を飛び回っているからこそ、
日本に住みなれてしまって盲目的になっていたり
バイアスのかかった視点にとらわれない物の見方を主張されておられて、

彼の書いている世界中で起きている様々なことなどが、
どこまで信憑性のあることなのかは分かりませんが、

日本のマスコミやテレビは末期的症状である点とか、
クールジャパンと言われているが、かつて勢いのあった
過去のマンガやアニメなどを使いまわしているだけだという意見など
一部納得できることはありました。

とりあえず新しいものを手に入れるよりも
今まで手に入れてきたものを捨てることの方が大切だということですね。

正しいかどうかは別として色々と考えられる本でしtあ。
posted by さとし at 02:10| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月11日

「光とは何か」 江馬一弘:著

本日印象に残った知識。
この世界の不思議さを感じます。

ネットで話題になっていますが興味深い内容。

弱者を抹殺する。 不謹慎な質問ですが、疑問に思ったのでお答え頂ければと思い... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1463546664

個体レベルで力が強いものが生き残るのではなくて長い時間の間にDNAを残すものが
結果的には目的を果たしているという内容。

あとは、
「光とは何か (宝島社新書) 」
という
江馬 一弘氏の本に書いていた内容。


科学では常識ですが光は波長の違いによって人が認識できる色が異なります。
つまり、光の波長の情報を人の脳がどう処理するかであって、
ニュートンが「光線に色はない」という言葉を残しています。

脳が光の情報を「色」としてイメージしているだけで
色を実際に見ているのは脳であり、
色をイメージしているのは心であると言えます。
つまり、僕たちが赤いリンゴを見たら「赤い」と感じますが、
他の人が同じリンゴを見て赤いと感じたものと
同じ赤ではないということです。

なんだか変な気分になりますね。
この世界は不確定なものの上で存在するのですね〜。
posted by さとし at 02:02| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月12日

「起業のリアル」

「起業のリアル」田原 総一朗:著



起業している人たちはどのような取り組みをしているのか?など、
田原総一朗のインタビュー形式で進めています。
面白かったです。

みんな熱いです。
読者向けの建前かもしれないという分を差し引いても、
本に出てきた人は、社会を良くしたいという気持ちをもっていて、
ところどころすごく興味深く感じることがありました。

ミドリムシを燃料にしてジェット機を飛ばそうとしている
ユーグレナ社長の出雲充氏は、
対談の中で、「ノーベル賞はどっちでもいいけどジェット機を飛ばしたい」と言ってるし、

病児保育のインフラ事業をしているフローレンス代表の駒崎弘樹氏は、
「社会が一歩変化するのは注目されるものではない」と言ってます。

ニュースとか見ていると、
本当に毒にも薬にもどうでもいいような問題を
マスコミがたいそうに取り上げるようなものが多いですし、

最近では野々村議員の号泣会見なんかがお茶の間の話題を独占(?)したり、
議会でのセクハラ野次問題とかが騒がれたりしていますが、

この本に出てくる人たちの真摯でストイックな取組む姿勢を読んでいると
本当に、騒ぐ次元がくだらないというか、
政治家の価値観とのギャップが虚しく感じるというか、
そんな気になりました。
posted by さとし at 19:36| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月20日

「おとなの教養―私たちはどこから来て、どこへ行くのか?」


ちょっと最近、停滞気味です。
どのくらいのエネルギーで書けばよいのかわからない申請書をだらだらと書いたり、
気が緩んでいるわけではないのですが、飲み会が続いて弾けたりとで、
研究が足踏み状態です。
今日やっと申請書を一つ書いたので、もう一つ、明日から書き始めます。
ついでにそれに合わせた研究計画も考えています。

ある程度目星がついたら実験を始めたい・・・。6月には・・・。


さて、今日も池上彰氏の本を読みました。

「おとなの教養―私たちはどこから来て、どこへ行くのか?」池上 彰:著





池上彰氏の本ばかり読んでいるので
考え方が染まってしまいそうですが、
彼の本のいいところは、なるべく客観的に歴史や国際情勢などを記述してるところです。

激変する国際情勢ですが、
韓国の従軍慰安婦問題とか、南京虐殺問題とか、あとは、日本の靖国神社参拝問題とかでしょうか?
それらもナショナリズムやイデオロギーにとらわれずに、冷静に史実から分析をしています。
それが本当に自分の中にはしっくりきます。

確かに、今まで、何で日本はこんなに世界で割を食らったような
立場になんだろうと思っていた自分もありましたが、

今、書籍に並んでいる、日本は素晴らしい国だとか、世界に誇れる国だとか、
美徳があるとか、ナショナリズム(?)を煽るような書籍が本屋に並んでいるのですが、
そういうのはなんか自分の中ではすっきりとしないんですよね。

日本はいい!ということありきなので、
すごいすごい、と自分で自分に言い聞かせてるだけのような印象があるのです。
そればかりだと気持ち悪いです。
たまに見かけるSNSでリア充をとにかくアピールしていて
だんだん面倒くさくなるような人と同じ気がします。

一歩引いて、客観的な分析のなかで、ここは良かった、ここは良くなかった、
とそういうことを述べている書籍なら大歓迎です。

この本を読んで思ったのは、
本当に強者が歴史を作ってきたということです。
大昔から人類はそうしてきましたが、
今もなお、それが世界中で繰り返されています。
人類は進歩している部分もあるかもしれませんが、
全てがそうではありません。
非常に悲しいことです。
posted by さとし at 03:18| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月22日

「45歳から5億円を稼ぐ勉強法」

「45歳から5億円を稼ぐ勉強法」植田 統:著




またこんな本を読んでしまったのですが(読みやすいから)、
これは、45歳で著者が大企業の社会人生活で先が見えてきたために
司法試験に合格して弁護士業で成功して、70歳まで現役で第一線で働くことができるようになりました、という本です。

確かに45歳を超えると、人の選別が行われるだろうし、
会社の中では出世するか、他部署に移動になって年下の上司からいろいろと言われるか、
とかいろいろと今後の身の振り方を考えなければならなくなるようで。

しかし、この本の後半はちょっと、それくらいできなければ確かに
仕事を干されるよという内容でしたが、
(外国人を怖がらないとか、パソコンを使えるようになるとか)

ただし、自分自身の数年後でもあるので多少危機感を持って読んでしまいました。

自分の中では色々と今後やっていくことは見えてきていて、
淡々と実行に移すのみ。そしてタイミングで転機が訪れるでしょう。
という感じです。どう転んでも今のところリスクはないのですが、
これは節目節目で報告できればと思います。
posted by さとし at 01:30| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月16日

『「先送り」は生物学的に正しい 究極の生き残る技術』

『「先送り」は生物学的に正しい 究極の生き残る技術』宮竹 貴久:著



昆虫の本能的な修正と人間社会の世の中の共通点を踏まえながら、
サラリーマンの方に楽しんでもらいながら虫の研究を紹介しています。

例えば、的に襲われると死んだふりをする虫と
会社で上司に怒鳴られるとしばらく動かなくなるサラリーマン
が共通している、などなどと。

それなりに面白かったですが、
純粋に虫の研究を紹介しても
よかっがきもします。
posted by さとし at 02:27| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月05日

最近読んだ本アップデート

最近読んだ本アップデート。
色々と読んではいるけれど、
やはりビジネス本や新書は読みやすくて勉強になるけど重みがないと感じる今日この頃。
古典読もうか・・・。

「戦略的上京論」長谷川 高:著




「ブラック企業VSモンスター消費者」今野 晴貴:著




「1秒で差がつく仕事の心得 ~仕事ができる人が実践している70の習慣 」千田 琢哉:著



「とまらない」三浦 知良:著



『自分の小さな「箱」から脱出する方法 』アービンジャー インスティチュート:著



「ビジネスマンは35歳で一度死ぬ」鉢嶺 登:著


「働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。」戸田 智弘:著



「印税で1億円稼ぐ 」千田 琢哉:著


posted by さとし at 13:25| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ウェブとはすなわち現実世界の未来図である」

「ウェブとはすなわち現実世界の未来図である」小林 弘人:著




現在の(いわゆウェブ2.0以降)のコンピュータの状況について。

ウェブ1.0は、ホームページやらネットサーフィンやなど
インターネットを使ってこんなことが出来る、という黎明期、

それからウェブ2.0はいう送り手と受け手が決まっていたそれまでのネットのやり取りから
受けてからも情報が発信できるようにする利用法、つまりSNSや掲示板の書き込みなど。

現在は、大量の普通の人が発信する情報を有効利用する方法を取り入れられつつあるという状況だそうです。
それが、ツイッターの書き込みであったりフェイスブックの「イイネ」であったり。

ただし、それらはネットで書き込まれるだけの世界ではなくウェアラブル(身に着けることができる)ものとして
現実世界とリンクしつつある。

googleが作成している眼鏡型端末のgoogle glassのほかにも、
皮膚にパッチを張り付けてそこに様々な個人情報をデータとして保有して取引を行ったりなどの方法が考えられています。

また、現実世界とリンクしつつあるからこそ、より人間的な、情動的な、理屈だけでない情報がより大切になってくるということだそうです。
posted by さとし at 13:13| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月22日

「ニッポンの大問題 池上流・情報分析のヒント44」「熱く生きる 」

「ニッポンの大問題 池上流・情報分析のヒント44」池上 彰:著


最新の国内・国外情勢のアップデート。
相変わらずわかりやすく読みやすく、1時間で読破できました。
個人的に興味があったのはアフリカにおける日本の支援活動と、
イランの情勢でした。
イランもミャンマーのような市場開放があるのでしょうか。

「熱く生きる 」天野 篤:著


天皇陛下の心臓手術を執刀担当等した天野氏のエッセイです。
外科医師としてのプロ意識がすごい。
心臓弁膜症の父を救えるような医者になりたいという動機から
3浪後に私立大学に医学部に合格。
どの医局にも所属せずに腕を磨いてきたという天野氏の半生を書いています。

単純に、医療人としての心がけや覚悟を知って圧倒されました。

普段から病院に寝泊まりしていつでも手術に供えられるようにして
食事にも気を付けていて
今に安住せずにつねによい治療方法を追及している。

あ、僕も医療人でした。
見習わなければ・・・・。
posted by さとし at 10:43| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月16日

モテキ Blu-ray豪華版

モテキ Blu-ray豪華版(2枚組) 森山未來




久々にDVD見ました。
何も考えずに楽しくみれました。
邦画は、一時期に比べてレベル上がってますね。
僕が大学生の時にビデオ屋でアルバイトしていた時は
邦画コーナーなんて扱いが小さかったし、
本当に面白いと感じるものが少なかったのですが。
最近恋愛映画でいろいろと感情移入できるようになったのは
年を取ったからかもしれませんね。

原作もドラマも見たことがないですが、映画だけの感想はというと、、
さえない30代男性がきれいどころばかりに突然モテだすという内容で
複数の言い寄られる女性の間で揺れ動きながら成長していくという話です。

麻生久美子が痛い役で可哀想過ぎとか思いましたが。

女性の男性に対する価値観が年齢によって変わってくるからです。
男性にとれば、モテキって、誰でも必ず訪れるのではないかと思います。

10〜20代女性はスポーツが得意な男性やヤンキーみたいな男性ホルモン全開の人を好きになりますが、
30代女性は経済力を求めたり、安定志向の浮気をしないような男性が好みになって、
そして40代女性は子育ても一定落ち着いてまた男性ホルモンのある男性が好みになる、みたいな感じで。

職場が変わったり、役職が変わったりする時がターニングポイントだったりしますね。

やっぱりたまには映画とか見たほうがいいですね。
歌とか、服とか、世の中の刺激面に多少は触れたほうがいいですね。
posted by さとし at 14:07| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月10日

「食える学歴」

「食える学歴」中野 雅至:著




なんか昔の教育ママとか教育オヤジとかこんな風なこと考えてたんだろうな〜と感じながら読んでました。
僕が10代20代のころは子供の個性を伸ばすとか自主性を重んじるとかいう風潮がありましたし、
今も、ハリウッド映画では保守的な学校教育に対して自由が大事だというようなテーマで
よく映画が作られたりしていますが。

この本はよりシビアに、子供に投資をするなら進学校がいいのか、公立がいいのか、
英語は勉強した方がよいのか、学歴は大事なのか、偏差値の高い学校を目指すべきなのか、などを
色々と述べています。

その中でも印象に残ったのは、
結局、東京大学を中心とするピラミッドは崩れつつある。
その理由としては、
偏差値の高さが仕事にできる、
できないに直結する環境ではなくなってきていること。
大企業に入る、公務員になることが安定にはつながらないこと。

また、グローバル化によって
職種の専門化が進んでいるために、
日本のように就職してから部署の配置が行わるような
人事は通用しなくなってきていることが書かれています。

今後日本では医歯薬系の専門職が有望で、
大学もそのような専門教育化が進むと述べられています。

また、その一方で、世界中からより優秀な人材を引き入れるためにも、
世界の大学との競争にさらされることになるだろうとも述べられています。
世界中から優秀な人材を引き寄せているフランスのバレエ教育を例にして
その分野に関するブランドを高めることに必要性を述べています。
posted by さとし at 13:19| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月08日

「キャバ嬢の社会学」

「キャバ嬢の社会学」北条 かや:著




修士課程の研究をまとめた本なんですね。

これは、著者がキャバクラで実際に働くことで
キャバクラ嬢と客との経済的、心理的な駆け引きをリサーチしたり、
キャバクラという店のシステムがどのようにして成立しているかについて研究しています。

社会学という学問分野なのですが、
実際に自分自身がやその世界に入って実体験をしたり、インタビューしたりというのは
フィールドワークという手法でよく行われているようですね。

内容はというと、主観的な感想ではありますが、
面白かったが、著者の若さが垣間見れたというか。

社会経験のない学生なので仕方がない面もあるかもしれませんが、
「女性が性を売りにして男性としゃべるだけで金銭交換が成り立つシステム」
に対して興味を持ったと書いてありますが、
おそらく水商売についての偏見や嫌悪感が潜在的にあったのだろうと思います。

おそらく夜の世界に対しての興味もあったのでしょうし、
派手な化粧や服装をしたキャバ嬢に対して別の世界の人というバイアスがあったのだと推測されます。
それまで、周りにそういう人がいなかったという気もします。

僕の周りにそれなりの人がいるので、
キャバクラが不思議な世界とも思わないし、
性を売りにして金銭交換が成り立つシステムに関しても
それほど不思議ではないという気持ちがあります。
(身内が水商売とか性を売りにして金銭交換を始めたら困りますが・・・)

しかし、これは男性社会の中で生きてきて、
ある程度こういうものだという気持ちが僕の中にあるのかもしれません。
世の中には性どころか、自分の臓器やら目に見えないものもどんどん
経済的な価値に置き着かえられる恐ろしいところですし。

倫理や論理や規律は建前上はあるけれども
世の中それで解決できるのではなく
いろいろなようそのなかで 揺れ動いているものなのだよと
思ってしまいました。
もっと深く心理状態や経済状態などが知りたいと思いました。
視点がおっさんですか?
そうかもしれません(笑)
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2014年02月17日

「資格を取ると貧乏になります」

「資格を取ると貧乏になります」 佐藤 留美:著




法律系の資格に限定していますが、
どんどん単価が下がり、大学やロースクール制度が崩壊しかけていたり、就職の困難さ、経済的な厳しさ、など
主に弁護士のカツカツな現状を説明しています。

国家資格を取ってしまえば一生安泰という時代ではもうなく、
高額な費用と時間を使って合格してもそこから先は厳しい生活が待っているそうで。。。

その辺は医療業界もそうかもしれませんが。

TOEICなども、もともとは日本人用に安価な英語検定試験を作成したのが始まりだそうで、
TOEICの勉強をすればするほど、英語でのコミュニケーション能力が落ちていく、などの報告もあるそうで、

そのあたりの矛盾点なども紹介しています。
posted by さとし at 01:11| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『仮面ひきこもり あなたのまわりにもいる「第2のひきこもり」』

『仮面ひきこもり あなたのまわりにもいる「第2のひきこもり」』 服部雄一:著





これは興味深い内容で面白かったです。
僕の周りの知人とか自分の幼少時代を思い出して心が痛みました。

「仮面引きこもり」とは、とは何か。


「社会的ひきこもり」とは、部屋の中に閉じこもり、昼夜逆転、社会に参加せずに親に依存して生きているような人たちのことをさします。
「仮面ひきこもり」は、社会に参加しています。
人付き合いもよく、職場内での評判もよく仕事もよくできるのですが、家に帰ると極短に口数が少なくなったり、
異性との関わり方が分からずに、年をとっても独身のままっだったり、
結婚しても夫婦間での会話がなかったりします。
しかし、決して経済的に貧乏だとか、家庭環境が悪いとかではないのです。

カウンセリングをしてきた著者が、タイプ別に分類して解説しています。

環境が性格や人格を形成するといいますが、
親がその子供にトラウマを植えつけたり、
親から受け入れられなかったという経験から自分は必要とされていないと感じるようになったり、
一方でその親のカウンセリングから、子育てをどうしていいのか分からない、などの親の言葉も紹介しています。

すごく根が深い問題ですが、誰もが多かれ少なかれあることだし、
何とも言えない気持ちになりました。

僕はどうやら仮面ひきこもりではないようですが、
一度自分の心の奥を客観視するためにもおすすめできる本でした。

一気に読むことができましたし。
posted by さとし at 01:05| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする