2018年06月30日

AV女優、のち (角川新書) 新書 安田 理央 (著)



AV女優、のち (角川新書) 新書 安田 理央 (著)

AV女優として活躍した人たちのその後を追ったものでした。
全てが全てこういう人ではないのだと思いますが、
成り上がる手段として、射精産業に従事している感じで、
悲壮感もないし、親も反対しなかったりとか、時代なのかなぁ〜と思いました。
女優業を引退した後も、普通にネイリストとして仕事をしたり、水商売をしたりして
淡々と数多くある仕事の一つみたいな感じがしました。

家田荘子さんのルポタージュにも似たようなテーマの作品があった気がしますが、
そこに出てくる女性は、寂しさを持っていたり、家庭環境がゆがんでいたり、
居場所がなくてそういう道に進んだみたいな印象を受けましたが、

この本に出ていた女優さんたちも、ちょっと家庭環境が辛かったんだろうなぁ、と
思うひともいなくはありませんでしたが、だいぶんマイルドな印象を受けました。
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2018年06月24日

知の越境法 「質問力」を磨く (光文社新書) 新書 池上彰 (著)



知の越境法 「質問力」を磨く (光文社新書) 新書 池上彰 (著)

池上彰氏の体験から、自分の専門分野や得意分野でない事を知ったり、勉強したりすることが
どんなに大事かを書いています。

思わぬ共有点が見つかったり、そのような経験が困難に直面したとき、
思いがけず役に立tたり、など。

それなので、左遷されたり、部署移動をされたり、不遇な時期も、それは、
上司が違う視点でものを見させようとしたり、学ぼうとさせようとしている事が多いので
腐る事なく、
ずっと勉強し続けなさい、という内容でした。

その通りですね!
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2018年06月11日

人に話したくなる世界史 (文春新書) 新書 玉木 俊明 (著)


人に話したくなる世界史 (文春新書) 新書 玉木 俊明 (著)

世界史の雑学です。
イスラム商人が大航海時代より前に南米に通っていた、
アメリカは中立国となる事で大国に成長した、などなど。
まあまあ、です。
情報も大学受験の世界史で学んだ事がベースとなっているので
すんなりと読む事ができました。
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2018年06月09日

知らないと恥をかく世界の大問題9 分断を生み出す1強政治 (角川新書) 新書 池上 彰 (著)


知らないと恥をかく世界の大問題9 分断を生み出す1強政治 (角川新書) 新書 池上 彰 (著)

毎年1冊出ている池上彰氏による国際情勢の解説本です。
今回はアメリカのことについて紙面を多く割いていて、
トランプ大統領の政治手腕の危うさや場当たり的な対応について批判的に解説していた印象です。
あとは、自国第一主義の国が多く出てきていることですね。

日本も公文書改竄という、民主主義国として根本を揺るがす事態が起きていますが、
普段は中国や韓国が都合の良いように歴史を歪曲している、と批判している人もいますが、
日本の隠蔽体質も今に限ったことではないのですよね。

池上氏は、公文書を徹底的に記録して保管し、後世に検証するために、閲覧可能な状態しているアメリカを引き合い出して
日本の責任逃れ的な体質を批判しています。日大のアメフト問題のような小さなことからそうですし、
モリカケ問題も、問題当初は、公文書改竄について責任感に苛まれて自殺した人もいたというのに、
今となっては、麻生財務相が「どの組織だって改ざんはありうる話」だと開き直っているわけですが、

この本によると、第二次世界大戦で日本が敗戦したときも慰安婦とか731部隊とか、都合の悪い文書を焼却して証拠を隠滅した情報もあるわけで、客観的に検証する情報がなくなっている事がまたこの国のねじれを大きくしている気がするんですよね。

そんなわけで一気に読む事ができて勉強になる1冊でした。
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2018年06月05日

自己実現という罠: 悪用される「内発的動機づけ」 (平凡社新書) 新書 榎本 博明 (著)


自己実現という罠: 悪用される「内発的動機づけ」 (平凡社新書) 新書 榎本 博明 (著)

淡々とした文章ですが、なかなか意味深な内容でした。
最近は、仕事を通じて、自分の夢を叶えるとか、自分を成長させるとか、社会貢献できるとか、
そのような仕事を選ぶように学校の先生たちから言われたりしているらしく、

若者は、自己犠牲をすることを強いられて、いわゆるブラック企業に食い潰されて行くと。

実際問題、働いている人たちはみんな自分を成長させたいから働いているとか、
そんなものではなくて、単純に生活していくためとか、家族を養うためとかの理由で働いているのであって、
働いているうちに上記のものはついてくるのではないか、ということを書いていました。

実際、僕も同感で、仕事ってまずは、あるだけでありがたいもので、
仕事にやりがいがあるかどうかは、その人が仕事にどう向き合うかで、
今いる環境でやりがいを感じる人は、違う仕事をしてもそうだろうし、
今の仕事がつまらなく不満ばかりの人は、環境を変えても同じことだろうなと思ったりするわけです。
日々の仕事の中で面白くなる工夫をしたり、自分なりに課題や問題点や、
どのように世の中に活かしていく事ができるのだろうか、などという思いに至ったりするのではないかと思うわけです。

最近は、雇用形態も変わってきていて、不安のせいか自己啓発本とかビジネス本が売れてるそうですし、
そういう本は、自己実現とか、よく謳っているので影響される人が多いののかもしれないですね。
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2018年06月01日

砕かれたハリルホジッチ・プラン 日本サッカーにビジョンはあるか? (星海社新書) 新書 五百蔵 容 (著)



砕かれたハリルホジッチ・プラン 日本サッカーにビジョンはあるか? (星海社新書) 新書 五百蔵 容 (著)

面白かったです。サッカーど素人で、戦術の解説はちょっと理解できませんでしたが、
内容は客観的。日本人に合ったサッカースタイル、みたいなものではなく、
ハリルホジッチ前監督が今まで采配して来た試合や、インタビューをもとに、
何を日本代表に求めていたのか、
W杯でどのような采配を振るう予定だったのか、などを解説しています。

最後の霜田氏のインタビューが非常に興味深かったです。
一貫性がないと批判されてきた日本代表の監督選びは、
その都度浮き上がって来た日本代表の課題を解決することを基準にしていたということも面白かったし、
ハリルホジッチが選手や日本サッカー協会に求めていたことについて理解することができました。

僕自身、ハリルホジッチ氏の解任についてもやもや感が取れませんが、
この本を読むと本当に勿体無かったな、と。
W杯本選まで采配を振るってほしかったな、と感じました。
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2018年05月28日

本当に日本人は流されやすいのか (角川新書) 新書 施 光恒 (著)



本当に日本人は流されやすいのか (角川新書) 新書 施 光恒 (著)

読みました。
ちょっとあまり内容が印象に残りませんでしたが・・・・。
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2018年05月24日

新・冒険論 (インターナショナル新書) 新書 角幡 唯介 (著)



新・冒険論 (インターナショナル新書) 新書 角幡 唯介 (著)

僕の好きな、同年代の冒険家による冒険論です。
この本は少し専門的な内容が多かったですが、冒険についてふんだんに述べられていて満足です。
研究とか破天荒(無茶苦茶という意味ではない)な行動にも共通するのですが

今まで誰もしたことがないことをすること、既存の世界の外側に行くことが冒険だと角幡氏は述べています。
本当にその通り。

だから、もう登山ルートができていて、ブームになっているような富士山の山頂に登ることや、
スポーツ化したボルタリングは冒険ではないと。

何があるかわからない、何が起こるかわからない、そのギリギリのところで新しい発見をすることが大切だと書いてあります。
本当にそうですよね。

僕自身も、大学生の頃はよくいかに金をかけずに旅をするか、とか考えながら東南アジアを一人で旅行して楽しんでいましたけど、
今となっては、大したことないかもしれなかったけれど、若かりし自分には結構な挑戦でもあって、
それなりにいろんな経験をできたなぁ〜とか思い出したり。

そんな本でした。
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2018年04月10日

上司の「いじり」が許せない (講談社現代新書)中野円佳


上司の「いじり」が許せない (講談社現代新書)中野円佳

なんじゃこのタイトルは、と思いましたが、実際はこの前、電通で働いていて亡くなられてた
高橋まつりさんのことも取り上げられており、

日本独特の、会社や仲間内の社会で、いじられることで自分の立ち位置を獲得することや、
上司と部下におけるパワハラなどの関係、男性スタッフと女性スタッフによるセクハラや
女性蔑視の雰囲気などが実例を挙げて報告されていました。

僕も無意識にしているかもしれませんが、こんなことがまだあるんだな、という印象も持ちました。
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2018年04月04日

広く弱くつながって生きる (幻冬舎新書) 佐々木 俊尚


広く弱くつながって生きる (幻冬舎新書) 佐々木 俊尚

佐々木氏の本を読んだのは3冊目くらい?ですが、
一貫しているのは、組織や会社や村などのしがらみに縛られずに
緩くつながっているコミュニティで自分の専門性を発揮すればいい、ということでした。
この本もそのような内容でしたが、

Facebookなどソーシャルネットワークシステムを使って結構似たような内容の本増えていますよね。
この本もその類で、一部そうだなぁ、とは思いますが、完全に同意とは思えない。
こんな考え方もあるのかと知るためには、まあ良しとする内容でした。
彼や他の人たちが提唱するゆるいつながりの社会って、いつになったらくるのでしょうか?
自分たちがそういうスタイルで人生を過ごす、というものの
そのような人たちは何十年も前から存在しているわけで。
そんなことも思ったりします。
posted by さとし at 20:33| 京都 ☁| Comment(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広く弱くつながって生きる (幻冬舎新書)佐々木 俊尚


広く弱くつながって生きる (幻冬舎新書) 佐々木 俊尚

佐々木氏の本を読んだのは3冊目くらい?ですが、
一貫しているのは、組織や会社や村などのしがらみに縛られずに
緩くつながっているコミュニティで自分の専門性を発揮すればいい、ということでした。
この本もそのような内容でしたが、

ソーシャルネットワークシステムを使って結構似たような内容の本増えていますよね。
そして、一部そうだなぁ、とは思いますが、完全に同意とは思えない。
こんな考え方もあるのかと知るためには、まあ良しとする内容でした。
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2018年04月02日

なぜ、指揮官は馬に乗るのか? 組織で悩むアナタのための世界史 世界史専門・ゆげ塾の実況シリーズ (星海社新書) 新書 – ゆげ ひろのぶ (著) 大人の恐竜図鑑 (ちくま新書) 新書 北村 雄一 (著)



なぜ、指揮官は馬に乗るのか? 組織で悩むアナタのための世界史 世界史専門・ゆげ塾の実況シリーズ (星海社新書) 新書 –
ゆげ ひろのぶ (著)

著者の実体験などから、色々と社会で起こる困難に対して、歴史の場面と照らし合わせて解説をしてゆく内容でした。
ある一面に関しては、面白かったですが、僕はちょっと・・・納得しがたい部分もありました。
世界史専門の大学受験の塾を経営しているそうですが、文章の〜〜ゆえに〜〜である。という論法なのですが、
そのロジックがちょっと独りよがりな感じがあって
いやいや、そうとは言えないんじゃないの、他の要因も考えられるんじゃないの?と感じる部分も結構ありました。

例えば、

「中堅大学に入学した著者は、社会で影響力を及ぼすことは難しいと考えて、
実力主義だと言われる予備校業界に身を投じたが、そこでも学歴による格差が存在した。
で、結局独立して、学習塾を開きました」

「18歳で人生が決まってしまう」ということを知る親に送り出された生徒は、
「18歳で人生が決まってしまう」ということを知る著者の授業を受けている、

というようなことを書いた箇所がありましたが

そもそも著者の目的が社会に影響を及ぼすことだというのもなんだか漠然としているし、
実力主義の仕事は予備校教師以外にもあるし、
僕自身、18歳で人生が決まってしまうわけではないことは、
この年齢まで生きてきてわかってるし、
素直に、読んでいて、そうなんですね、と思うことができない内容が多かったです。
世界狭すぎ、視野狭すぎじゃないですか、と。

偏差値の高い学校に合格したい高校生とか中学生を対象にしていると
こういうストーリーが受けるかもしれません。
そんな感じの本でした。


大人の恐竜図鑑 (ちくま新書) 新書 北村 雄一 (著)
今まで発掘されて明らかになってきた恐竜の学術的な背景とか、
本当はこのような姿かもしれない、いやそうではないかもしれない、とか
この部分の骨しか見つかっていないから本当は違うかもしれないのですよ、とか
そのようなことが解説されていて面白かったです。
posted by さとし at 02:13| 京都 ☀| Comment(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月18日

パパ1年目のお金の教科書 (ちくま新書) 新書 岩瀬 大輔 (著)


パパ1年目のお金の教科書 (ちくま新書) 新書 岩瀬 大輔 (著)

さらっと読みました。パパ1年目というタイトルの割りには、子供を育てるのにいくらかかるか、とか
未婚男女が増えている、というちょっと違うような内容もあった気がします。
人生設計とお金の使い方についての本って感じでした。
posted by さとし at 19:11| 京都 ☁| Comment(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月17日

間違う力 (角川新書) 新書 高野 秀行 (著)


間違う力 (角川新書) 新書 高野 秀行 (著)

高野氏は探検家だそうです。
探検とは、誰もやっていないことをやることが大事らしいですが、
僕がたまに読む、角幡唯介氏も探検家ですが、かなり面白いと思うのですが





こんな本などですが、
本当に型にはまらないというか、常識離れしているというか、
今のカポエイラやっているとたまにそんな感覚に陥ることにありますが、
面白いんですよね。人として。

高野氏も同様で、そんな彼が何に重きをおいて生きているか、ということを述べています。
他人のやらないことは無意味でもやる、とか怪しい人にはついていく、とか
タイの麻薬のゴールデントライアングルでケシの実を栽培するところから始めたことがあるらしく、
いろんな体験談が面白すぎでした。

元気が出ます。
posted by さとし at 01:28| 京都 ☁| Comment(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月15日

人生タクシー ジャファル・パナヒ (出演, 監督)

昔両親が入会していて、時々連れていってもらっていた映画サークルに再入会することにしました。
常々、いい映画を観たいと思っているのですが、やっぱりみつからない(知識がない、情報が少ない)わけで、
最近、家の近くにミニシアターができて喜んでいたのですが、
やはり内容はちょっと観たいものとは違う・・・。マイナーな商業映画が多いしなぁ〜、
ということで再びこのサークルに入りました。
今から考えると、世界中の映画の中からいい映画をチョイスしているわけですごいなぁ〜と思います。
チェチェン映画とか、キューバ映画とか、どこから見つけてきたのだろう?というのも多かったです。

で、今回は↓の映画でした。


人生タクシー ジャファル・パナヒ (出演, 監督)

イランの監督の作品です。イラン映画は何気にすごくいいものが多いのですが、

こんな作品とか


友だちのうちはどこ? ババク・アハマッドプール (出演),‎ アハマッド・アハマッドプール (出演)

こんな作品とか


オリーブの林をぬけて ホセイン・レザイ (出演),‎ タヘレラ・ダニアン (出演)

この映画もすごく味があってよかったです。
ジャファル・パナヒ監督は、イランでは反体制的活動を理由に“20年の映画製作禁止令”を受けているそうです。
そんな監督がタクシー運転手に転職して、タクシーに乗り込んでくる乗客の模様を記録しています。
なので、この映画がドキュメントなのか、それとも台本があるのかは分かりません。
しかし、乗り込んでくる人たちはみんなドラマを抱えており、ユーモアがあり、
日常の何気ない風景なのですがすごく面白いです。
イランの文化や生活背景がチラチラ垣間見えるのも面白いです。
タクシーが相乗りであるところとか、
結婚式の様子とか
そして結婚式でお金をくすねようとした少年のシーンから貧富の差があるところとか
タクシーといっても家族を迎えにいったり私用にも使われているのだな、など・・・。

特に監督の姪っ子が無茶苦茶可愛かったです。
外人の女の子ってみんな自己主張が激しくて自己中心的な気がするのは気のせいでしょうか。

そして最後にこの映画は政府によって没収されてしまいます(これも本当かどうかは分からない)。

イランの国内情勢も考えさせられるものでした。
地味ですがじわじわくる映画でした。
posted by さとし at 18:15| 京都 ☀| Comment(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニューカルマ 単行本 新庄 耕 (著)【ネタバレあり】


ニューカルマ 単行本 新庄 耕 (著)

【以下ネタバレです】
主人公ユウキが、マルチ商法にのめり込んでいく話です。
大手企業に勤めるユウキは、久しぶりに連絡してきた友人からマルチ商法の勧誘を受けます。
当初は全く興味を示さなかった彼ですが、会社の業績が傾いてきてリストラが敢行されるようになると、
不安な気持ちを埋めるように軽い気持ちで入会します。
ユウキはどんどんとのめり込んでいき、
友人は離れていき、会社の中での勧誘行為について注意勧告されたために怒って会社も辞めてしまいます。
全くうまくいかない日々でしたが、自分の子ネズミの中年女性が驚異的な営業能力を持っていたために
売り上げが伸び一時的な成功を収めます。しかし、その一方で、中年女性に無理やり関係を結ばされ、
中年女性との関係の悪化により子ネズミが大量に離脱してしまい、最終的には失敗します。
借金がかさみ、友人を失い、社会的にも孤立してしまった彼は、
幼馴染の友人の必死の説得でようやく辞めることを決意します。
幼馴染の友人は、先天的に片腕がなく、それでも自分の障害を障害と思わずに
東大に入り、市長にまでなります。
ユウキはそんな彼に対して無意識にコンプレックスを抱いています。

もうマルチは手を出すまいと思うのですが、
再び近寄ってきた人の誘いに乗って違うマルチ商法の商品販売を始めます。
今度の活動はニューカルマ という組織で子供の貧困を解決するために設立されたNPOに資金供与などをしています。
また社長をはじめ会員の多くがNPOを通じボランティアに参加。
今回は幹部としての活動を行い、そこそこの成功を収めることができます。
しかし、ある事件をきっかけに社長からの本音を聞き出してしまいます。

「大事なのは、お前が救われてるってことだろうが。」

「派遣社員辞められて、ハワイ行けて、母ちゃん温泉旅行連れてけて、
タワーマンション住めて、皆からチヤホヤされて、そんで市長の友達見返せて、
全部お前が望んでたもんじゃねえかよ、タコが。
お前のしみったれた偽善で手に入んのかよそれ」

そんなわけでマルチをやってる社長の本音を知ったユウキが悩み悩んだ挙句に選んだ道は、
彼自身がマルチを立ち上げることでした。少しでも多くの人を幸せにするために・・・

どうしようもない話ではあるのですが、
うすうす、どうせこんな業界だろうと思ってはいましたが、ああやっぱりな、という感じでした。
結構作品の中の台詞とか言い回しが、僕もマルチの勧誘を受けたときに言われたことが多くて、
著者は結構リサーチしてこの作品を作ったんだろうなぁ、って思います。

ア●ウェイとかニュー●キンとか、もう廃れているとか言われてますが、
何かのパーティーに行っても声かけられることがありますし、リハビリの業界にも結構います。
医療職とかリハビリ職って健康にも関わるので親和性が高いでしょうね。

昔は布団とか枕とかが商品になってましたが、最近は健康とか美容が商品に多いんですけど、
理学療法の知識とか、リハビリ業務とか患者さんとの関わりをネタにして
マルチとか自分を売り込むネタにしんといてくれって本当に思うんですよね。迷惑でしかないです。
職場の名前とか理学療法士の肩書きとか使わんといてくれって思います。

今流行りのfacebookとかInstagramとか見ても、マルチの人は、異様に友達数が多かったりしますが、
彼らの周りには同じようにマルチやってる人しか集まってないし、
内輪で褒めあって高揚してるだけだし、
そしてどこかで自分に自信がなく、コンプレックスを抱えている人たちだな、
という感じがします。

マルチやってたらセミナーとかで、みんなから無条件に賞賛されますもんね。

マルチってこんなものなのかと知っておくためにも一度は読んでおいたほうがいい本でした。
posted by さとし at 17:49| 京都 ☀| Comment(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

半分生きて、半分死んでいる (PHP新書) 新書 養老 孟司 (著) 運は人柄 誰もが気付いている人生好転のコツ (角川新書) 新書 鍋島 雅治 (著)


半分生きて、半分死んでいる (PHP新書) 新書 養老 孟司 (著)

養老氏のエッセイのようなもの。世の中のいろんなことが基本的にはどうでもいい、という感じで書かれていますが
以前読んだ立花氏の本よりは感性が独特でおもしろく読むことができました。


運は人柄 誰もが気付いている人生好転のコツ (角川新書) 新書 鍋島 雅治 (著)

漫画の原作などを仕事としている著者の生い立ちとか、原作者として作品に携わっている中で、どんな人が成功しているかなどを観察した本です。著者は苦労人です。彼の生い立ち部分が一番面白かったです。
posted by さとし at 16:59| 京都 ☀| Comment(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月13日

続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書) 新書 池田 理代子 (著),‎ 平田 オリザ (著),‎ 彬子女王 (著),‎ 大隅 良典 (著),‎ 永田 和宏 (著) 知的ヒントの見つけ方 (文春新書) 新書 立花 隆 (著)


続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書) 新書 池田 理代子 (著),‎ 平田 オリザ (著),‎ 彬子女王 (著),‎ 大隅 良典 (著),‎ 永田 和宏 (著)

今、第一線で活躍している人たちのインタビュー第二弾。皆、若い頃は試行錯誤を繰り返して今に至っている、
若い頃は(大学での企画らしいので)、ここで聞いている聴衆となんら変わることはなかった。
そのようなことを皆さん話されていました。面白かったです。


知的ヒントの見つけ方 (文春新書) 新書 立花 隆 (著)
立花氏の連載をカテゴリー別にまとめたもの。今となっては知識としては知っていることばかりだったので、深く掘り下げてもらっても良かったかもしれません。
posted by さとし at 02:59| 京都 | Comment(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月06日

脳の誕生 (ちくま新書) 新書 大隅 典子 (著) 高倉健 Ken Takakura 1956-2014 (文春文庫) 文庫 文藝春秋 (編集),‎ 文芸春秋= (編集)


脳の誕生 (ちくま新書) 新書 大隅 典子 (著)
脳の発生・発達の仕組みや進化のプロセスについて解説していました。


高倉健 Ken Takakura 1956-2014 (文春文庫) 文庫 文藝春秋 (編集),‎ 文芸春秋= (編集)
とある人に貸してもらいました。高倉健の作品はあまり見てませんが、勉強になりました。
posted by さとし at 19:27| 京都 ☀| Comment(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月04日

私が見た戦争 石川 文洋 (著)


私が見た戦争 石川 文洋 (著)

いつも関わらせていただいている利用者さんが貸してくれた本なのですが、
石川氏が撮ったベトナム戦争、ユーゴスラビア紛争、カンボジア、ラオス、アフガニスタン、などなどそして沖縄
の戦争や戦争後の情景が被写体になった写真集でした。
農民とか若い兵士とか、子供などが多く写っているのが特徴です。
バラバラになった人とか、地雷などで手足を失った人とか、
非常に生々しくて、目を背けたくなるような写真も数多くあったのですが、
実際に戦争が起こったとしてそのような場面に出くわすのは市井の人であるわけで
この何気無い日常がなんともありがたいことなのかなども感じたりするわけです。
最近は北朝鮮情勢とか、日韓問題とか、その善悪はおいといて
ネット上で威勢の良いことを書いている人たちもいますが、
そういう人たちも間違いなく戦争になれば、巻き込まれる罪もない一般市民の中の一人になるわけで
想像力の欠如というか当事者間の意識のなさというか、考えているのかなぁという気もしますよね。
アニメとかゲームとか、映像の情報しかないので想像力が欠如しているのかなぁ、とも。
世界各地の戦争で一般市民がどうなるのかを是非(ほとんどの方は一般市民でしょうから)知ってもらいたいと感じました。現実感ありまくりです。



posted by さとし at 02:02| 京都 | Comment(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする