2017年01月30日

我々は、アメリカの衰退を目にしているのか

アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領の言動で毎日のニュースは持ちっきりです。

軍事力拡大、核開発再開、イスラム教徒の入国制限、ロシアとの接近、
アメリカ大使館のエルサレムへの設置、台湾の容認などなど、
今まで試行錯誤を繰り返しながら、先人たちが築き上げてきたもの
一瞬で全て破壊するようなことをよくできるなぁ、
と僕だけでなく世界中のほとんどの人が感じていると思うのですが、

大衆に分かりやすいような派手なパフォーマンスをすることで
一時的に人気(支持率)は上がるでしょうが、それは長期的なビジョンに立ったものではないでしょう。
社長の発言で株価が上下するのと同じ感覚で過激な発言を繰り返しているのかもしれませんが、
そして、トランプ氏が最終的にはその責任を取れるとも思いません。
世界中を引っ掻き回して、アメリカの労働者の雇用が改善することなく、
何らかの形で政権が終わるのではないかと個人的には思っています。

今の所、大統領令による難民の入国規制については、州の司法長官などが非難声明を出しているとのことですが、
このあたりがアメリカの良心かな、と思ったりもします。

アメリカ合衆国は、基本的には自由・平等の理念のもとに集まった国、であるはずですし、
ハリウッドの映画を観ていても、暴走する司令官や支配者に対して、民衆が声を上げて打ち倒す、という
お約束パターンがよくありますし、これを地でいく人が本当にいるのでしょうか。
トランプの政策にみんな黙っていられるでしょうか。
日本人みたいに長いものには巻かれよって感じじゃないでしょうし、分裂するかもしれませんよね。

しかし本当に、こんな人でも大統領になれてしまうというのが、
アメリカの格差社会の根深さというか、
民主主義のもろさというか。戦後国際情勢のリーダーであった国でこのような人物が現れるとは。
ヒトラーが政権を握ったのもワイマール憲法という、歴史上最も民主的と言われた憲法のもとでしたし、
古代ギリシヤでも直接民主政の弊害で、民衆を嘘やデマや弁舌で扇動する衆愚政治から政治が堕落していきました。
もしかして、我々は、リアルタイムでまた民主政治の崩壊を目にするのかもしれません。
さらに、日本をはじめ世界中でこのようなポピュリストが出現しているのも要注意だと思います。
posted by さとし at 19:43| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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