2017年01月17日

「夢の叶え方を知っていますか? (朝日新書)」



夢の叶え方を知っていますか? (朝日新書)
と言う森博嗣さんの書いた本を読みました。
なかなか面白かったです。
僕もたまには目を通しますけど、ビジネス本や自己啓発本で
夢を叶えるとか、早期リタイヤとか、そんなことを書いている本よりよっぽど面白かったしためになりました。

僕も社会に出てから、いろんなコミュニティと接して見ましたし、
その中には、よくわからないコミュニティもありましたし、
僕も飲み会に顔を出していた人から突然後日会いたいと言われ「セミナーいきませんか」と勧誘されたりとか、
職場の後輩が退職する時に、労いで食事に誘ったらその場で「化粧品買いませんか」と言われたりとか、
今も、こんな自己啓発の熱に侵されて中二病のようになってる人が周りにもいますけど、
本当に残念だなぁと思うことが多々あるのですけど、
そう言う人達って、やっぱり真面目なんですよね。真面目と言うか純粋と言うか、
それで会社という組織にうまく溶け込めなかったりとか、
コミュニケーションがうまくできずに自分とその他社会のギャップに悩んでいたりとか。

そういう人達の弱みにつけこんで、人に雇われずに、不労所得で、自由にいきていくことができるとか、
ユートピアがあるというようなことを吹き込んで、やっていることはマルチとかネズミ講とかニュースキンとか
そういうものなわけです。同じような人たちが集まって、
「出会いに感謝」とか、「生まれてきてくれてありがとう」とか
テンション高くポジティブに生きるように半ば洗脳される、宗教みたいな感じですよね。

そういう類の人がいうばくっとした「夢」ではなくて、
そもそも、夢をどのようにみんな考えてるの?みたいなことを問いかけているわけです。この本は。

人々の言う「夢」も、
自分で実現できるものと他者頼みのものなのか(痩せたいとか宝くじに当選したいとか)
たくさんの人から承認されたいものなのか(結婚した、などSNSに投稿してたくさんの人からいいねをもらいたいものなのか)
そう言う風なものを厳しく吟味していてなかなか面白く感じました。

そして、僕は思いました。「夢」と「目標」の区別をなくしてはいけない。
そしてあまりこう言うことをはっきりと考えていない、意識していない人の方が
実は着実にやりたいことを実現しているのではないかと。

まあそんなことを感じた本でした。
posted by さとし at 18:04| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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