2017年01月13日

診療所としてのリハビリテーション

職場に新しいセラピストが入職してきて、在宅分野希望なのだが、
訪問リハビリをやってもらうのに加えて、外来リハビリも経験してもらうことになった。

なんでそんなことをしてもらうと思ったかを喋っていたのだが、
話しながら自分で納得することもちょいちょいあった。
どういうことかというと、
訪問リハビリがしたい、とか外来リハビリがしたい、とか希望はあるけれども
それは地域の疾病を持った患者さんに携わるための手段であるということであって、
それ自体が目的化してはいけないということなのだ。

外来リハビリは、確かに機能訓練になるわけではあるけれども、
家から予約した時間に自分で歩いてくるということで、自律した生活が求められるし、
施設という小さな社会的な繋がりに関わらなければければならない。
そして、家の状況とか生活している地域がどのようなものかは分からないし
日常生活動作訓練を行ったとしても、それは想像の中でしかできない。
家で転倒したという人がいても、ダイレクトな解決策はなかなか提案できない。

一方、訪問リハビリは、利用者さんの生活そのものにアプローチができるわけだけれども、
利用者さんは外出する必要なく、家で待っていればセラピストが来てくれることになる。

制度上の色々なしがらみや決まりごともあるけれども
それだけでなく、上述のような違いがるわけで、使い分けていかないといけないなぁと感じた。

うちの施設が小さなクリニックであるのも関係あるかもしれないけれど、
基本は地域ありき、地域をどうするか、で考えていく必要があるなぁと感じた1日でした。
posted by さとし at 18:38| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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