2016年02月01日

在宅リハビリ未来サミット2015in京都に参加して

この週末は、久しぶりにセミナーに参加しました。
訪問リハビリや在宅リハビリについてのセミナーです。
セミナーに参加した感想としては、かなり興味深い講演が多く、
今自分自身が漫然となんとかしなければいけないと考えていたことが明確になった気がします。

講演の内容は、テーマが「参加・活動アプローチにつなげるにはどうすればよいか」についてでした。
WHOにおいても参加・活動については明確に定義されているわけではなく、
人と交流すれば参加なのか、通所に通えば参加なのか、といえばもちろんそういうわけではないとはわかります。
後援者の一人である吉良先生の取り組みである、障害を持った方が役割や目的を持って生活できるような地域づくりは本当に圧巻でしたし、そのあとに当事者として講演された脳卒中になられた竹下さんの講演もすごくよかったです。デイから始まって今は農場を運営されている二神先生の講演もよかったです。

竹下さんの当事者目線の話は、色々と考えさせられました。
僕が関わっている利用者さんや患者さんの中にどれだけポジティブに障害をもってからの第二の人生を過ごされている方がいるでしょうか。

僕は、普段医療・介護業界に身を置いているのであまり実感がないか、または感覚が麻痺しているだけかもしれませんが、まだまだ日本では、障害者に対する偏見があるのかもしれません。
なんらかの病気で障害を負い半身不随になったりすると、社会から脱落してしまったという意識が強くそのステージに戻るためにがんばらないと、と考えてしまうのかもしれません。

そのような人たちがその人らしさを持ったまま、あるがままで活動できるコミュニティを作らなければならないと考えました。
うちの職場にも友の会や共同組織があって、積極的にサークル活動をしていますが、障害のもとに集まる組織ではなくて、うちの法人のためにあるような組織なので、障害を負ってしまうと会の取り組みに参加できなくなってしまいます。

また、僕が普段悩んでいる、訪問リハや外来リハの修了患者をどこにつなげるのか、という悩みについても今回のセミナーに参加して、どうすればよいのかある程度道が見えてきた気がします(ちなみに修了ってちょっととってつけたような字のような気もしますが)。

外来患者はそろそろ機能的にもある程度回復したし生活も見通しが立ったので、関わりを終わろうとしても、
嫌がる方もいるわけです。
もっと続けて欲しいとか、まだ元気なので仕事をしているのでデイは通う時間がないとか、
施設に来ることで活動が上がるとか、人の多いのは嫌だからマンツーマンがいい、とか
中にはセラピストと関わりたいから(喋りたいから)終わりたくない、という方もいますし、

そういう人たちの中には、どうしても次にどこにつなげればよいかわからずに、
かといって切ってしまうのもどうかと思ってしまい、ずるずると続けてしまっている方もいます。
ある程度はちゃんと見なければという責任感の元にそうしているわけですが、
そこまでしないとあかんか?と感じている自分もいるわけです。

来てくれた方が施設に通ってくれた方が売り上げにつながりますし経営的には悪い話ではないかもしれませんが、医療機関にそんなに通って楽しいか?とか思ってしまう自分もいます。
むしろ離れた方がいいのに、というくらい毎日見かけるような医療機関依存、
リハビリ依存の方がもおられるわけです。
医療機関がコミュニティの場というのはどう考えても不健康だし、
医療機関に身を置きながら、患者はあまり来なくていいのに、という矛盾したようなことを思うこともあります。

でも、そのための提案のために、地域の中にはどんな資源があるのか、
例えば障害者でも参加できる卓球クラブとか、朝の公園でやってる無料の体操サークルとか、
そのようなことを知らないといけないなぁ〜と思いました。
または、なければ作らないと、と思いました。
僕も含め、内輪で自己完結しているというか、まだまだそういう状態だなぁと感じました。
来週にスタッフの会議があったり、地域包括の方と話すような機会もあるので、
何かうまくできることはないかと考えてみたいと思います。

そんな感じでした。明日から忙しくなりそうです。
そろそろ集めたデータで論文も作らなければなりませんし。。。。

そういうわけでおやすみなさい〜。
posted by さとし at 02:42| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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