2015年12月13日

プライマリケア施設としてのリハビリテーションの立ち位置を考える

今日は2年間お世話になったiphone5sがめでたく任期終了となり、6sへの機種変更をしてきました。
その他諸々プランの見直しとか、家の光ネットの変更手続きとか、ポケットwi-fiの申し込みとか、
いろいろとやっていたら3時間半もかかってしまい、店員は本当に大変だなぁと感じました。

さてさて、2年に一度の診療報酬改定がだんだんと迫ってきているのですが、
僕が働いているような小さな施設では問題になるのは維持期リハビリテーションをどうするか、
ということがメインになります。

維持期リハビリテーションとはリハビリテーションで算定上限を超えた患者さんでも
1ヶ月に行えるリハビリ実施時間に制限を加えれば、維持的な目的で継続できる、という制度です。

ただし、病院から在宅への移行が国におけるここ最近のテーマみたいで、
介護認定を受けている算定上限越えの患者さんは、来年3月で医療保険でのリハビリはできなくなり、
介護保険でのリハビリに移行するように誘導されるようです。
というか、そういうふうに前回の改定で明記されています。
前々回の改定でも2年後にできなくなるとは書かれていたのですが、延長になっています。

このように改定された場合、僕が働いている施設でも何人かの患者さんはリハビリを打ち切られるわけで、
介護保険の利用をするなり、維持をどうするかなりを考えていかなければいけないわけです。

今、維持目的で来られている方はいろいろ方がおられて、少しでも機能をよくしたいと考えて来られる方、
多くの利用者の中では気疲れするので個別でリハビリをしたいという方、介護保険でのリハビリは経済的に苦しいので医療保険でリハビリを受けたいという方、などもちろん医療的な理由もありますが、潜在的にそのような理由もあります。

ここからが本当に考え方が難しいところで、では、この人たちが個別リハビリを打ち切られると、「リハビリ難民」つまり、リハビリを受ければ良くなる可能性があるのに一方的に打ち切られてしまい、リハビリを受けたくても受けられなくない、という立場になるかというと、果たしてそうだろうか、という感じです。

むしろ、全人間的な復権がリハビリの目的であるのであれば、もちろん良くなる可能性があるからリハビリを続ける、という方がリハビリ依存、病院依存になってしまうのかもしれません。
むしろ、少しでも自立した生活を行えるような関わり方をした方が良いかもしれません。

急性期や一般病院と違って、プライマリケア(地域最前線)病院では、リハビリを受けた方が良い人というのは、
かならずしも、がっつりと機能障害、という方だけでなく、もちろんOpe後の方やギプスを外した直後の方など、
明らかにリハビリが必要な方もおられますが、その限りではない場合もあるわけです。厳密な意味でそれがいいのかというと?となることもあります。

実際に、要介護認定を受けるほどでもないけれど体操や運動やら自主トレが必要な方とか、
ずっとリハビリをやってほしい、と言われる方も結構おられていて、
そういう方の受け皿となるような環境が施設の周りにあればいいんですけれど、
例えば週何回か定期的に体操をしているようなサークルとか、今流行りの女性用のワンコインエクササイズとか
そういうものがあれば近くにあればなぁ〜とか思うわけです。
なければこれから作っていくしかないなあと。

そのためには職場にも地域にも働きかけていかなければいけないなぁ〜と思う今日この頃です。
働きかけなければ、というよりかどうすればいいのかそろそろみんなで本気で話し合わなければと。

患者さんが多ければいいわけでもなく、みんながやりたいというからいいというわけでもなく、
かといって機能、機能と言っていても通用しない、地域施設の外来リハの立ち位置は非常に難しいなぁと考える今日この頃です。
posted by さとし at 20:02| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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