2015年01月29日

Social discounting involves modulation of neural value signals by temporoparietal junction.


Social discounting involves modulation of neural value signals by temporoparietal junction.
Strombach T, Weber B, Hangebrauk Z, Kenning P, Karipidis II, Tobler PN, Kalenscher T.
Proc Natl Acad Sci U S A. 2015

ニューロエコノミックと社会脳と論文です。
ヒトの中には、自分が良ければよいという利己的な心と他の人が幸せになればよいという利他的な心という相反するこころがあります。
ただし、利他的なこころは、誰にでもそうかんじるのではなく、基本的には親兄弟、愛する人、親友など身近な人に感じるようです。
fMRIを用いて、上限のあるお金をどのような対象者にいくら上げることができるか、という課題を行った時に側頭頭頂結合部が活動したという報告です。
エゴを克服して他者の立場にたった考えをするときにこの領域が関与するとのことです。


【Abstract】
Most people are generous, but not toward everyone alike: generosity usually declines with social distance between individuals, a phenomenon called social discounting. Despite the pervasiveness of social discounting, social distance between actors has been surprisingly neglected in economic theory and neuroscientific research. We used functional magnetic resonance imaging (fMRI) to study the neural basis of this process to understand the neural underpinnings of social decision making. Participants chose between selfish and generous alternatives, yielding either a large reward for the participant alone, or smaller rewards for the participant and another individual at a particular social distance. We found that generous choices engaged the temporoparietal junction (TPJ). In particular, the TPJ activity was scaled to the social-distance-dependent conflict between selfish and generous motives during prosocial choice, consistent with ideas that the TPJ promotes generosity by facilitating overcoming egoism bias. Based on functional coupling data, we propose and provide evidence for a biologically plausible neural model according to which the TPJ supports social discounting by modulating basic neural value signals in the ventromedial prefrontal cortex to incorporate social-distance-dependent other-regarding preferences into an otherwise exclusively own-reward value representation.


【要約】
大部分の人々は優しいが、全ての人に対してではない。優しさは、大抵、個人、social discountingとよばれる現象、社会的距離により定義される。
social discountingの普及に関わらず、行為者の間の社会的距離は、経済学的学説と神経科学調査において驚くべきことに無視されてきた。
我々は、fMRIを用いて、社会的決定のための神経基盤の理解のプロセスのもとを研究した。
参加者は、利己性と優しさの間の二者択一を選び、参加者一人のための大きな報酬か、参加者と社会的に特定な距離のある他の個人のための小さな報酬かどちらかを。
我々は、優しい選択は側頭頭頂結合部(TPJ)に関係することが分かった。特に、TPJの活動はわがままと優しさの間の向社会的な動機において、社会的な距離に依存した競合をスケール化されており、つまり、TPJはエゴによるバイアスを克服することを促進することにより優しさを促進するための考えと一致する。
機能的なカップリングデータに基づいて、我々は、さもなければ除外的に自己報酬価値の表現に社会的距離に依存した他者報酬の好みにおいてTPJが支える腹中側前運動皮質における基礎的神経信号を修正することによるsocoal discountingによる生物学的に可塑的な神経モデルのエビデンスを提唱し供給する。
posted by さとし at 00:39| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 文献 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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