2013年03月06日

The role of distance from the body and distance from the real hand in ownership and disownership during the rubber hand illusion

The role of distance from the body and distance from the real hand in ownership and
disownership during the rubber hand illusion
Catherine Preston
Acta Psychologica (2013)

ラバーハンド錯覚(RHI)の際に、
本物の手とラバーハンドの距離が錯覚に影響するといわれていますが、
そのことを調べるのに加えて、
体からの距離が錯覚に及ぼす影響についても調べています。

18名の健常人が参加
3条件(正中線からの距離)
条件(a):Near 17.5 cm
条件(b):Far 52.5 cm
条件(c):Mid 35 cm
を実際の手とラバーハンドが近い・遠い状態で実施。
201303061.jpg

結果、錯覚の強さはラバーハンドが本物のの手から遠く、
また体幹から遠い時のみで減少するとのことです。
つまり、体幹と手を取り巻く近位空間が錯覚・身体所有感に関係するとする報告です。

201303062.jpg

リハビリテーションに当てはめれば、
体幹の身体図式をつくることが上肢の身体図式の形成に有用である、
また、身体を取り巻く空間を認知するためのアプローチにもなる、
ということでしょうか、
いや、せっかくラバーハンド錯覚を用いた研究なので、
臨床で有用なさらなる示唆が含まれている気もしますが・・・。
posted by さとし at 03:04| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 文献 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/342942048

この記事へのトラックバック