2015年12月29日

2015年を振り返る

昨日で今年の仕事納めで、今日からは朝から行きつけのカフェでまったりと勉強したり本を読んだりできる
ことができて、幸せをかみしめながら過ごしています。
仕事したり、稽古したり、本を読んだり、勉強したり、睡眠したりと、自分の中ではどれも
けじめなくだらだらと日々過ごしているので、仕事が終わったことがあまり特別な気はしないのですが、
それはそれで一つの区切りとして考えようかと思います。

2015年も残すところわずかなので自分自身でこの1年を総括しようと思います。

この1年は、本当に、知っている人がたくさん亡くなりました。
その中には僕よりも年の若い人も多くて、大半は病気ではなく諸事情であったわけですが、
長生きすることが良いかどうかはわかりませんが、
死ぬということはそれほど特別なことではないと思うと同時に、
自分もいつ死んでしまうかわからないので日々をそれ相応の覚悟をして過ごしていこうと感じました。

仕事については、任されている外来リハビリもそれなりいい感じで回っているし、
人員体制の関係でスタッフが減る中、若いひともよく動くようになってくれて、
規模が縮小されるのに新規オーダー数は増えているという嬉しいような苦しいような状況にありますが、
働いているひとがより働きやすいような体制や雰囲気を作っていきたいと思っています。
あとは、なかなか、装置がなかったり時間がなかったりという状況ですが、
リハビリに来ている方についてそれなりにエビデンスを作ってきたいなぁと思っています。

研究については、論文をどんどん出していきたかったけれど、科研費の走り出しがうまくいかなかったのもあって、
結局、ほそぼそとデータ集めてやってましたが、何かと金がかかるのが研究なので、
学会行ったり、英文校正したり、掲載されたりと、何かひとつアクションを起こすごとに
数万円単位の金が出て行くので、
論文を数本投稿してRejectやMajor Revisionが返ってきたところでしばらくやめてます。
といっても続けていきたいことには変わりがないので、今とっているQOLのデータともども
地道に進めていこうと思ってます。

カポエイラに関しては、去年はちょっと人生の一大イベントによる環境の変化に伴って、気持ちが沈んでいて、
いい動きができませんでしたし、何かと怪我が増えたような気がします。
もともと体が硬かったりとか、緊張しやすくて体にすぐ力が入ったりしますし、身体的に自分はどうかと思う気もしますが、できる範囲で続けていこうと思っています。
加齢によって本当に体も重くなるし、反応も遅くなるし、体も硬くなるし、血の気も前ほど多くなくなりました。
これからも精進していきたいです。

あとはプライベートでも去年の人生の一大イベントのあと、環境が変化したので当初はかなり精神的ストレスがありました。家事の分担比率とか、諸々の出費でなぜか僕だけがしばらくは貧乏学生並みの生活費だったこととか、
相手が気を遣わないように、こちらが気を回しすぎて数回体調を崩しましたが、
すこしづつ距離の取り方や接し方がわかってきたので、相手のペースに合わせつつ自分のペースを維持することができるようになってきました。まあ、人は一人で生きているわけではないので信頼関係を築いていきたいと思っています。

来年も周りの人が幸せに楽しく来年も過ごしてくれればいいですね。

そんな1年でした。すこし早いですが来年も宜しくお願いします。
posted by さとし at 10:25| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月13日

プライマリケア施設としてのリハビリテーションの立ち位置を考える

今日は2年間お世話になったiphone5sがめでたく任期終了となり、6sへの機種変更をしてきました。
その他諸々プランの見直しとか、家の光ネットの変更手続きとか、ポケットwi-fiの申し込みとか、
いろいろとやっていたら3時間半もかかってしまい、店員は本当に大変だなぁと感じました。

さてさて、2年に一度の診療報酬改定がだんだんと迫ってきているのですが、
僕が働いているような小さな施設では問題になるのは維持期リハビリテーションをどうするか、
ということがメインになります。

維持期リハビリテーションとはリハビリテーションで算定上限を超えた患者さんでも
1ヶ月に行えるリハビリ実施時間に制限を加えれば、維持的な目的で継続できる、という制度です。

ただし、病院から在宅への移行が国におけるここ最近のテーマみたいで、
介護認定を受けている算定上限越えの患者さんは、来年3月で医療保険でのリハビリはできなくなり、
介護保険でのリハビリに移行するように誘導されるようです。
というか、そういうふうに前回の改定で明記されています。
前々回の改定でも2年後にできなくなるとは書かれていたのですが、延長になっています。

このように改定された場合、僕が働いている施設でも何人かの患者さんはリハビリを打ち切られるわけで、
介護保険の利用をするなり、維持をどうするかなりを考えていかなければいけないわけです。

今、維持目的で来られている方はいろいろ方がおられて、少しでも機能をよくしたいと考えて来られる方、
多くの利用者の中では気疲れするので個別でリハビリをしたいという方、介護保険でのリハビリは経済的に苦しいので医療保険でリハビリを受けたいという方、などもちろん医療的な理由もありますが、潜在的にそのような理由もあります。

ここからが本当に考え方が難しいところで、では、この人たちが個別リハビリを打ち切られると、「リハビリ難民」つまり、リハビリを受ければ良くなる可能性があるのに一方的に打ち切られてしまい、リハビリを受けたくても受けられなくない、という立場になるかというと、果たしてそうだろうか、という感じです。

むしろ、全人間的な復権がリハビリの目的であるのであれば、もちろん良くなる可能性があるからリハビリを続ける、という方がリハビリ依存、病院依存になってしまうのかもしれません。
むしろ、少しでも自立した生活を行えるような関わり方をした方が良いかもしれません。

急性期や一般病院と違って、プライマリケア(地域最前線)病院では、リハビリを受けた方が良い人というのは、
かならずしも、がっつりと機能障害、という方だけでなく、もちろんOpe後の方やギプスを外した直後の方など、
明らかにリハビリが必要な方もおられますが、その限りではない場合もあるわけです。厳密な意味でそれがいいのかというと?となることもあります。

実際に、要介護認定を受けるほどでもないけれど体操や運動やら自主トレが必要な方とか、
ずっとリハビリをやってほしい、と言われる方も結構おられていて、
そういう方の受け皿となるような環境が施設の周りにあればいいんですけれど、
例えば週何回か定期的に体操をしているようなサークルとか、今流行りの女性用のワンコインエクササイズとか
そういうものがあれば近くにあればなぁ〜とか思うわけです。
なければこれから作っていくしかないなあと。

そのためには職場にも地域にも働きかけていかなければいけないなぁ〜と思う今日この頃です。
働きかけなければ、というよりかどうすればいいのかそろそろみんなで本気で話し合わなければと。

患者さんが多ければいいわけでもなく、みんながやりたいというからいいというわけでもなく、
かといって機能、機能と言っていても通用しない、地域施設の外来リハの立ち位置は非常に難しいなぁと考える今日この頃です。
posted by さとし at 20:02| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする