2015年03月26日

Brain activity during ankle proprioceptive stimulation predicts balance performance in young and older adults.


Brain activity during ankle proprioceptive stimulation predicts balance performance in young and older adults.
Goble DJ, Coxon JP, Van Impe A, Geurts M, Doumas M, Wenderoth N, Swinnen SP.
J Neurosci. 2011 Nov 9;31(45):16344-52.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22072686

足部に腱振動刺激を与えて固有受容器を刺激した時の脳活動の強さと
重心動揺計の軌跡帳との相関を見ています。
右前頭頭頂領域と島皮質と基底核が相関しているとのことです。
fMRIを使ったとあるので、下肢の腱振動刺激を計測するのに寝て測定したのか?と思いましたが、実際にそうでした。
立位制御は床面との関係で筋の作用も変わるのでその辺も調べていれば面白かったかなと思いました。

Proprioceptive information from the foot/ankle provides important information regarding body sway for balance control, especially in
situations where visual information is degraded or absent. Given known increases in catastrophic injury due to falls with older age,
understanding the neural basis of proprioceptive processing for balance control is particularly important for older adults. In the present
study, we linked neural activity in response to stimulation of key foot proprioceptors (i.e., muscle spindles) with balance ability across the
lifespan. Twenty young and 20 older human adults underwent proprioceptive mapping; foot tendon vibration was compared with
vibration of a nearby bone in an fMRI environment to determine regions of the brain that were active in response to muscle spindle
stimulation. Several body sway metrics were also calculated for the same participants on an eyes-closed balance task. Based on regression
analyses, multiple clusters of voxels were identified showing a significant relationship between muscle spindle stimulation-induced
neural activity and maximum center of pressure excursion in the anterior?posterior direction. In this case, increased activation was
associated with greater balance performance in parietal, frontal, and insular cortical areas, as well as structures within the basal ganglia.
These correlated regions were age- and foot-stimulation side-independent and largely localized to right-sided areas of the brain thought
to be involved in monitoring stimulus-driven shifts of attention. These findings support the notion that, beyond fundamental peripheral
reflex mechanisms, central processing of proprioceptive signals from the foot is critical for balance control.


足部からの固有受容器情報はバランスコントロールにおける重心動揺のための重要な情報があり、特に、視覚情報が低下したり欠如している状態において。
加齢による転倒のために壊滅的な傷害が増加することはよく知られているが、バランスコントロールのための固有受容器のプロセスの神経基盤を理解することは一部、高齢者にとって重要である。本研究では、我々は、足部の固有受容器(例えば筋紡錘)のための重要な刺激反応における神経活動とバランス能力をライフスパンを通じてリンクさせた。
20名の若年者と20名の高齢者の固有受容器のマッピングを受けた。
つまり、下肢の腱振動刺激がfMRIにおいて骨の知覚での振動と比較され、筋紡錘重kの反応における活動での脳領域を決定した。
いくつかの重心動揺計でもまた同じ参加者での閉眼バランス課題で測定された。重回帰分析に基づいて、 multiple clusters of voxelsが筋紡錘刺激で生じる神経活動と最大の圧中心の軌跡の間の著明な関係を前後方向で特定した。
この場合、活動の増加は、頭頂、前頭、島皮質領域が、基底核同様にバランスパフォーマンス増加に関係することが明らかになった。
これらは領域が年齢と足部の刺激が側性で注意の変化を刺激によりモニタリングすることにより生じる概して右脳領域に局在していた。
これらの発見は、基本的な周辺反射のメカニズム、足部からの固有受容器の信号の中枢プロセスがバランス調節に決定的であることを示している。
posted by さとし at 00:32| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 文献 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月16日

週末

この週末は、久しぶりに飲む機会があり、
ある程度は外部の人との交流が必要なのだなと感じました。
男性と女性の脳の構造の違いかもしれませんが、
男は外に狩りに行くという本能が生得的にあるのかもしれません。
日々、忍耐や努力を感じることも少なくありませんが
何にせよ、ある程度は外で遊んで、仕事に勉強にと頑張って
自分を押し殺して生活をしないことが最終的には関係を良好に保つ秘訣なのかなと思いました。
しかし、変な人と思われても別にいいので
カポエイラと研究は何が何でも続けていきたいと思った週末でした。

そういうわけで明日からまた1週間はじまります。
頑張りましょう〜。
posted by さとし at 02:30| 京都 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月11日

年度末という感じ

4月から新年度ということで職場でも体制が若干変わるために
それに向けて追われています。
業務全体の見直し、スタッフ間の情報の共有のためマニュアルを作り直してます。

あとは施設のホームページの作成に向けた取組、
ヘルスプロモーション関連など。
あとは、患者さんに回答してもらったアンケートの修計もしないといけませんね。

何か色々と仕事を振られている気もしますけど、
仕事ができる人に仕事が集まってくるとか
何かの本に書いていたのでポジティブに捉えて取り組みます。
まだ苦痛ではないですし。

あとは現在投稿準備の短報の英文校正、
「とあること」についての取り組みをすすめる
以前職場で取ったデータをまたまた論文にまとめること
春にすることになっているプレゼンの準備にも取り掛からなければなりません。

何やら色々とやることが多いですけど、
色々と体を動かしているうちに自然と能力が身につくものかなぁと思っています。

あ、先日アクセプトされた論文を昨年発表した国際学会で、
「論文になったらくれ」と言われていたのを思い出して、何人かに送信しないと。
スイスの人がなぜか多かったですが。

去年1年で自分は何をするのかなぁと思ってましたけど
振り返ればそれなりに成長があったと思いますし、
年も年なので巻いていこうと思ってます。

そんなわけでこれからカポエラの動画見て、助成金募集をネットで検索して寝ます・・・。
posted by さとし at 02:04| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月09日

何かとバタバタな今日この頃


最近、色々と準備に追われています。
今日は、プレスリリースの文章と施設でのプレゼンの準備と2つ終わらせ、
明日からは、4月と6月にある発表に向けて準備をしなければなりません。
それと、今日は、論文を一つ投稿しようと思っていたのですが、
オンラインでの手続き中に大きなミスを発見。明日修正します。
そんな感じでバタバタしています。

論文もアクセプトされたことだし、研究助成なども探していかないといけませんね。

研究には金もかかります。
インプットにもアウトプットにもお金がかかります。
できる人ならともかく、僕はペーペーなのでなおさらです。
できることなら継続して学会などに参加して色々と情報を仕入れたいので
資金が必要です。
それでも自腹切ってでも動いている人が情熱を持ってる人なのでしょうけれど。

あと、独学で「とあること」を習得中なのですが。
自分がそれを始めていいのか確認中。オッケーが出れば一気に進めていこうと思っています。
今はこちらの方が関心あります。

あ、5月にオーストラリアに行くことになりました。
今までシドニー、メルボルンなど東側には行きましたけど(エアーズロックとアデレードも一応)、

今度はパースです。西側です。
東側はイギリスの影響を受けた西洋風のおしゃれな雰囲気がある気がしますけど
あまり洗練されたイメージがなく、
岩とか砂漠とかが多いような印象が強いですが、
久しぶりにわくわくします。

そんな感じです。明日からまた1週間始まります。
posted by さとし at 03:17| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月03日

「ルワンダの祈り―内戦を生きのびた家族の物語 」「ダイヤモンドより平和がほしい―子ども兵士・ムリアの告白 」「もしも学校に行けたら―アフガニスタンの少女・マリアムの物語 」「エイズの村に生まれて―命をつなぐ16歳の母・ナターシャ 」

「ルワンダの祈り―内戦を生きのびた家族の物語 」後藤 健二:著


「ダイヤモンドより平和がほしい―子ども兵士・ムリアの告白 」後藤 健二:著


「もしも学校に行けたら―アフガニスタンの少女・マリアムの物語 」後藤 健二:著


「エイズの村に生まれて―命をつなぐ16歳の母・ナターシャ 」後藤 健二:著



いい機会だったので後藤健二さんの本を4冊一気読みしました。
テレビやマスコミなどでも紹介されていましたけど、
世界で起きている悲惨なリアルの中で生きる「普通の人」に焦点を当ててその場所の現状をルポしていました。

日本にいるとありえないような世界でも、未来に希望をもって生きている人たちにすごく生命を感じたというか、そんな感じがしました。

例えば、今まで女性は学校で勉強することを禁止されていたアフガニスタンで、
タリバン政権が崩壊し、30年続いた内戦が集結したので女性も学校に行けるようになり、
学校の先生になりたいという夢をもって勉強する少女とか。
この少女はアメリカの誤爆で家を失い、兄を亡くしています。
そして、勉強がしたいといっても物資不足でノートや鉛筆や教科書がもらえない、
挙句の果てに先生から一時は学校に来るなと言われる。
というか、親も先生も30年間も戦争が続いていたので学校がどういうものか分からない。
そんな中でも一人でずっと言葉を覚えるために勉強を続けるのです。

また、国全体が貧困で麻薬の回し打ちやコンドームなしの性交で、人口の9割がHIVに感染している村で、16歳で子供を産んだ少女の姿など。
彼女はHIVに感染しており、おそらく感染源になったであろう彼女の夫は妊娠を知ると国外に出稼ぎに出かけます。そしてエストニアはHIVに対する医療設備が整っていないので彼女は病院をたらい回しにされます。エストニアは貧困のため、若者はHIVに対する知識がなく麻薬中毒になるものが多い。そして、彼女が産んだ子もHIV
に感染していたことが分かり、エストニアで1人目の母子感染患者となります。
それでも新しい環境で友達をつくりけなげに生きていこうとする姿が描かれています。

目を背けたくなるようなすさんだ生活の中で、人々が抱く生きる希望や望みは、何か崇高なものであるような気がします。

彼らは希望や望みにすがらなければやってられないのかもしれませんが、
間違いなく命の価値も、幸せの度合いも国や地域によって違うわけで、
例えば、最近ニュースでずっとやってる中1の男の子が18歳の少年に殺された事件も、
悲惨な事件ではありますが、犯人たちの動機となった
悩みや怒りはどれほどのものなのかなぁ〜と
感じてしまったりするわけです。

あと、後藤氏も著書の中で触れていましたが、
日本では先進国の中でHIV感染人口は一番増加しています。
もちろん日本ではそれについて本気で取り組む姿勢は見えません。

後藤氏がISに殺害された時も自己責任論がネットを中心に吹き荒れましたが、
自己責任論は、問題は見て見ぬふりをする、
他人には無関心でいて自分さえよければそれでいい、
という事なかれ主義的な
今の日本の風潮そのものだと思いますが、

実際問題、我々は実はすでにその渦中にいるのかもしれません。
posted by さとし at 00:41| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする