2015年02月05日

「正しい恨みの晴らし方」中野 信子:著

「正しい恨みの晴らし方」 中野 信子:著




一般書ですが妬みや嫉妬についての心理学的、脳科学的な解説が分かりやすくされていて
面白かったです。

人が人を僻んだり、妬んだりする感情は、、
遠い存在である特権階級とか王族とか、セレブがどんな生活をしていようが何にも感じませんが、
自分と同等だとか、身近だと感じる人に対しては強く生じるそうです。
また、他人に対して嫉妬を感じる人は我が強く、プライドが高く、傷つきやすい性格であるとも述べらています。

また、他人が何かしら失敗をしたり苦しんでいる姿を見ることで快の情動が生じることも明らかになっています。


本当に面白いと思うのですが、消化器や呼吸器、運動器などヒトの体は本当に
無理なく合理的に作られていますが、
脳に関しては様々な情動が同時に働き、
ジレンマに苛んだり、ふさぎ込んだりと矛盾した感情により非合理的な活動が生じる、
それらによって人は成長していくわけですが、不思議です。
悩んだり、苦しんだりするのはヒトがヒトである所以でしょうね。
posted by さとし at 18:51| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする