2023年11月14日

東京

先日、東京に行ってきまして、新しい健康増進取り組みを始めるので
参加の呼びかけを行ってきました。

それに伴っていろんなアドバイスをいただき、
計画書を早く作るとか、ホームページを作るとか。。
そしてその情報集めで勉強を始めないといけないな、と。
やることが増えてきました。

仕事の忘備録ですが、
差し当たって今月中に今やらないといけないこと:
今度の話題提供のためのスライド作り、それをまとめた論文作成
来月の学会スライド準備
健康増進活動の準備。計画書を作ったり打ち合わせをしたり。
認定理学療法士の試験準備
疫学調査の論文化

ですね。差し当たっては。
まとめるとそんなに多くないことに気づきました。

しかし、東京での用事は実質1時間弱でそのあとは
飲んだり食べたり、仕事したり、本読んだりして充電しました。
じっとしていると自然と目が閉じてしまうので、これは疲労か?と。
知らない間に蓄積していた疲労を除去できました。
東京で身内に会ってきたのですが元気をもらいました。。
すっごく医療の狭い世界で過ごしていることを感じたし
人生楽しまないとな、っていうか、
僕は色々と好きで手を広げているけれど
あと数年くらいしたら、会社に縛られることなく仕事していけるくらいの
実力をつけたいなぁ、とか思います。

それだけ色々やりたいことが増えてきた!!

というわけでこんな時間なのでおやすみなさい。
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2023年10月29日

反省、自省。

昨日は仕事が休みであったけれど、研究相談で某先生のところへ。

そこで短時間であったが、時間をいただいて色々とアドバイスをいただいた。
そこで感じたことは、

「自分はやっぱりアホやった〜〜〜〜。」

ということでした。

現場で地域医療、地域リハに何年も身を置いているのに、
知らず知らずに思考停止していたんだろうな、と。
「井の中の蛙」の自分に気づきました。
井の中でいろんなことを考えて時には批判をしたり論評したりしてたけど。

自分たちの当たり前が、医療の世界ではまだまだ当たり前ではなかったという気づきもそうでした。

リハ業界では当たり前のように使っているICFの概念。しかし、それすらも地域医療関連の学会の抄録を読んだり、
養成校の実習生と対話をしたりすると、リハ業界でもまだまだ浸透していないんだな、と感じていました。
それは他職種でも同様だと。それはリハ職の強みでもある。なぜ、強みであるのに従来の考え方に合わせる必要があったのか。。自省。
研究の形式に(型にはめること)ばかり考えていて、本当にそれ自分がやりたいことなのか?新しいことなのか?ということを痛感しました。
自省ばかりです。恥ずかしいと感じました。

研究って、やっぱり既存のことをなぞるだけではない、最先端を切り開くものなんだ、と。
僕が考えていたことは誰かが作ってきたものをやろうとしているだけなんだな、と。

ポジティヴヘルス、well-beingという言葉が最近いわれています。
例えば社会的フレイルという概念があって、人との交流が少ないと病気が悪化するとか言われているわけですが、
おひとり様好きな人にとっては他者との交流は苦痛でしかないわけです。

飲酒を控えてた方がいいのは決まっていますが、お酒が好きな人にとってはお酒がある方が幸せで豊かな人生なのです。
幸福とは人それぞれであることは、ずっと現場にいて思っていたことなのに、
いざ、研究となるとそう思っている自分に嘘をついて(とは綺麗に言い過ぎかもしれないけれど)、
きっちりとアウトカムを出すことだけを考えて研究の型にはめようとしていた。
非常に自己満足というか、独りよがりなヘルスプロモーションだったな、と。

現場の人間がそれをアドバイスされるということが二重の恥ずかしさ。
襟を正していこうと思いました。


それにしても、、、、
組織を維持しようとしてシステムとして動かしていたり、
制度下で運営しようと日々勤めていると、やっぱり考えた知らず知らずのうちに保守的になってしまうのかな。
より良くしていこう、発展させていこうと思っていた自分がいつの間にか変わっていたのではないかと思ってしまいました。

しかし、、、、「破壊なくして創造なし」と誰かが言ってました。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
何か世の中や組織のために行動を起こしているからこそ、こんな感情が生じるのかな、とか、
ある程度自分自身が凝り固まって(熟成させて)、また違う価値観に触れてぶっ壊れて、そして新しくまた固めていく、
というのを繰り返すことで自分が成長できるのかな(武道でもなんでもそうですけど)、もういい年だけど自分はまだ成長できるのかな、
と思ったりしました。

全てを肯定的に捉えて進めていこうと思います。
posted by さとし at 16:32| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月24日

インフル

子がインフルエンザ感染につき、自宅待機となってしまいました。
他の人も感染するかもしれないし嫌な予感しかしません。
明日は午後のみ出勤、明後日は在宅ワーク、その後からは出勤できますが、
不活動で(今日の歩数は600歩)、気持ち悪いけれどデスクワークは捗りますね。
溜まっているノルマを少しでも進めることができれば、と思います。

なんとか今月は生産性のあることを始めたいなぁ〜とか思ってます。
2年くらい停滞しているゲーム作りとか。

それではおやすみなさい。
posted by さとし at 03:29| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月21日

プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」 (朝日新書) 新書  野口 悠紀雄 (著)


プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」 (朝日新書) 新書  野口 悠紀雄 (著)

タイトルの通りで、なぜ日本がここまで凋落してしまったのかということを経済学のデータでもって解説していました。
個人的にはいちいち頷いてしまったのですが、内容は何十年も昔から言われていたこと。
日本は世界の流れに追いついていない、時代に適応できていない、ということに尽きます。
年功序列、大企業優遇で中小企業からイノベーションが生まれない、日本の産業に付加価値がなくなった。
しかし、このままでは、どころか現在進行形で海外への有能な人材流出が起こっている。
僕自身も常々感じているのですが、ベンチャーや中小企業から新しいビジネスが勃興する環境を整えればいいのにと思うのですが、
常に政権の政策は、アベノミクスで言われていたトリクルダウンが典型ですが、基本的に大企業優遇。
さらにはリスク回避重視のことなかれ主義。スマートフォンもロボット掃除機も日本が作っていたのに。
アベノミクスも岸田政権の補助金乱発も結局は何もイノベーションは起きないと思っていて、どんどん日本経済を沈めているだけ。
さらにアベノミクスの頃から「本当は世界中から尊敬されている日本人」とか「世界が羨ましがる日本」のようなテレビ番組が
増えてきてこの頃から末期症状だと思っていました。

ちょっと話はずれますけど、リハビリ業界って医療系ということで組織自体は非常に考え方が古くて縦割りがひどかったりするわけですが、
専門職だからかキャリアアップとか大学院進学とか考えて実行するひとが多い印象があります。年齢層も若いし。
だから何か沈みゆく日本の中で希望を持てるのではないかなと勝手に思っています。
posted by さとし at 02:16| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月10日

新しい戦前 この国のWいまWを読み解く (朝日新書) 新書  内田 樹 (著), 白井 聡 (著) ハンチバック 単行本  市川 沙央 (著)


新しい戦前 この国のWいまWを読み解く (朝日新書) 新書  内田 樹 (著), 白井 聡 (著)

この国の政治経済の末期的症状について色々と対談形式で解説していました。
いつも、読み始めは極論に感じて引いてしまうのですが(生ぬるい言論になれているからか?)、
読み進めていくうちに、「こんな視点があるのか」とため息が出てしまいます。
とりあえずは、アメリカによる覇権の凋落やロシア・ウクライナ戦争や台湾問題など世の中が危機的状況にある中での
10年間の自民党1強体制政治による民主主義の劣化、マスメディアの堕落、日本社会の幼稚化などですね。
それらついて細かく書かれていました。


ハンチバック 単行本  市川 沙央 (著)

芥川賞を受賞したので読みました。作者は実際に障がいを持っておられます。
主人公である釈華もグループホームで国の補助金を受けながら暮らしています。
実際は吸引や清拭が必要なくらい介護を要するのですが、
通信教育で大学に通い、小遣い稼ぎにエロ小説をかき、Twitterに匿名アカウントで本心を吐露する、
という日々を過ごしています。そんな彼女がTwitterのアカウントを施設職員にバレてしまいます。
彼女は妊娠して、子どもを堕ろすことを望みますがかないません。
さらには健常者との相入れない価値観のギャップなど
人間として女性として産まれきたのに当たり前のことすらできないというやるせなさが、
性という今までタブーされていたテーマで持って書かれていました。
重要なテーマではありますが、個人的には日々、そういう業界で働いていて
そのバリアーをなんとかしたいと思っているのであまり強烈に刺さらなかったというのが正直なところでした。
しかし問題作ではあると思います。
posted by さとし at 01:29| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「まなみ100%」

今日は自分の時間があったので映画館に行きました。
「まなみ100%」という映画を観てきました。




なかなか面白いというか、余韻が残るというか、青春時代を思い起こさせる映画でした。

以下、ネタバレになりますが、



「ボク」は、高校時代に知り合った「まなみ」のことをずっと片思いしています。
けれど結局「ボク」と「まなみ」は結ばれることはなく、「まなみ」の結婚式に参加した「ボク」は、
青春が終わった、と感じるのでした。

「ボク」は、チャらくて色んな女の子に声をかけまくって勉強もせず女遊びにかまけて
映画監督を目指しながら(いわゆる監督の自伝的作品なので)、
ふらふらと自由気ままに生きる
ある意味社会不適合者なのですが、

「まなみ」のことが好きで会うたびに「好き」「結婚したい」と言い続けますが
「まなみ」はそんな「ボク」を最後まで軽くいなします。

「ボク」は、「まなみ」のことが本当に好きだったのか最後まで分かりません。
おそらく本人もわかっていなかったのかも。しかし、好きではあるが手の届かない存在、縁がなかった存在、そういう言い方がしっくりくるかも。
小さな子どもが手に入らないものを欲しがるように手の届かない「まなみ」を未練たらしく追い続けていただけなのかもしれなく、ある意味幻想だったのかもしれない。

高校生のガキだった「ボク」も仲間たちも10年の間に社会に出て変わっていく。
高校生の頃はみんなの憧れでたくさんの男の子から告白されても誰とも付き合わなかった「瀬尾先輩」も
社会に出て、学生時代の同じ部活の「サトシ」先輩と曖昧な関係を続けて、病気になって若くして死んでしまいます。

クソ真面目で融通のきかない「ボク」の同級生「町」くんも社会に出たら市役所に勤めて早々と結婚して身を固めてしまいます。

みんなが大きく変化していく中で、いつまでもふらふらとその日暮らしを続ける「ボク」。そんな「ボク」にとって
手が届きそうで届かなかった「マナミ」の結婚は、人生の節目になるのでした、という話でした。

誰にでもあるバカなことをやっていた、青臭い若かりし頃をうまく映像にしたと思います。
しかし、主人公のあまりの頭の悪い立ち振る舞いや本心が分らないところ、「まなみ」は結局「ボク」のことをどう思っていたのか、
などそんなところがモヤモヤしてそこがまたこの作品のいいところなのかもしれませんが、
監督が敢えてそうしたのか、それとも俳優陣にもっとうまく演技に入れてほしかったか、など色んな思いが入り混じってしまいます。

青臭い、イライラする、しかし昔の甘酸っぱい出来事を思い出す、なかなかの秀作です。

監督の自伝的な映画なのでクズのような主人公が監督なのであるなら、この作品の主人公はなんかまだ隠しているんじゃないか、
と思ったりしています。監督はええ格好して「ボク」の気持ちを表現させないようにしたのじゃないか、とか。
実際の監督は「マナミ」のモデルとなった実在の人物と何かあったんじゃないだろうか、とか。
うない、ってことも多いですもんね。
本当に好きかどうかも分らない。嘘もつく。

大学の映画研究会で出会った頭の弱そうなプライドの高い女の子とか、
あ〜、いたいたとか思いながら見ていました。

とにかく色んな視点から考察できる映画ですが好き嫌いは分かれるかもしれませんね。

でもやっぱり映画って良いですよね。
また見に行こうっと。
posted by さとし at 00:53| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・映画・芸術など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月02日

夜中

今日も夜中まで、調べ物をしてしまいました。
今週末までに研究計画の大枠を固めないといけないのでサーベイ中です。
サーベイしながら、フレイルとか、社会参加とかの文献を漁っていると
自分の親は大丈夫だろうか?社会的に孤立していないだろうか?などと
関係ないことを考えてしまいます。

夜中に研究していると目が冴えて次の日に尾を引いてしまいますね。

明日から職場では学生さんが勉強に来ます。

そろそろ寝ます。

posted by さとし at 02:06| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月30日

学会シーズン

子がヒトメタニューモウィルスで休んで、はや1週間。
僕も仕事を休んだり、リモートで会議に参加したりと大変でした。
月末なので事務仕事は残したまま、しかし、出勤している仲間にお願いしたり、と。

やっと書き直している論文も一段落ついて(内容は知らん)、
助成を受けた活動のリサーチをやっと始めることができます。あと1週間でどこまで完成できるのか。
さらに、12月に研修でもしかしたら話題提供をするかも知れず、その下書きもざっと作成しました。
12月は学会発表の採択通知も来て(不採択とかあるんですかね?これ)、認定の試験もあるしで
結構忙しくなりそうですね。
学会とか行ったら行ったで楽しいに決まっているんですけど、
研究者や教員なら仕事と同じくら意義があるかも知れませんが、
臨床にいる自分の立場上、どうしても必要なものではなくて、
いくら発表するとはいえ旅行や趣味の延長くらいにしか受け取られないので、
(まあ旅費使って、宿泊して、美味しい食べ物食べて、など実際そうですけど)、
なかなか足が遠のいてしまうわけです。
今回は認定取るために必要だという不純な動機があったりします(が、来年もどこかにいければと思ってます)。

さらに今溜めているデータの解析も始めたいです。論文も。
けれど、これらは個人としての活動の面が多いです。それはそれで大事かも知れませんが、
それだけでは良くない。正直なところ好きでやっていることだし、自己研鑽と言えば聞こえはいいですが、
自己満足的な面も大きいです。これらはやっていればある人はらはすごいと言われるかも知れませんが、
組織として、社会としてはどれだけの意味があるのだろうと思ったりします。

最近思うのは、個人で頑張っていることはそれだけで評価されるわけではない(そりゃそうだ)。
個人の能力や知識をどのように組織や社会に還元するのかで評価されるんじゃないかと思ったりするわけです。

僕の職場でいえば、
もちろん、リハビリの仕事をしているので、より患者さんや利用者さんに一生懸命関わってよくすることが最重要になります。
介護保険や医療保険制度のもとで動いているのでそれが診療・介護報酬にもつながります。

けれどそれはやって当たり前のことで、どれほど経験を積んでもその報酬の単価はなりたてのセラピストと同じです。

したがって、長い間働いていくうちに、患者さんや利用者さんに一生懸命関わる役割の他の価値を組織に提供しなければならない。
それで初めて自分は組織や社会で良い評価を受けるのではないか、と、まあ昔から思ってますが、最近それを改めて思うわけです。

自分の提供できる価値、組織をよくするためにできること、それらを考えて行動する必要がある。
色々とこれも仕掛けを考えているので楽しみながらやっていければと思います。

とりあえず、明日は稽古、そしてリサーチですね。
趣味になんとかして取り掛かりたいですけど時間あるかな。
posted by さとし at 02:21| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月18日

時代

本日は、朝から研修会(運営の方)、
夜に戻ってきてから家の用事をして、そして
寝静まってからオンデマンドを視聴したりしてました。
久々に少し進んだかな・・・。

研修会は、僕が普段中途半端に学術に足を突っ込んでいるからか、
みんなが呼びたい講師も、興味のある分野も少し違う気がします。
けど、それはそれで新鮮で自分自身の勉強になるとは思ってます。

しかし、なんというか、違和感、もやもやしたものはあります。
それでいいの?とか。
けれど時代が変わりつつあるのかもしれませんね。

理学療法士の専門性が薄れていくとおもう反面、
閉鎖的な世界にいるのだな、とも思ったりとか。

そんなわけであと1週間ほどが勝負だと思うので、
色々と片付けます。

眠い・・。
posted by さとし at 03:18| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月12日

利他でありたい

今日も仕事で走り回ってました。
まだ週始めだし、涼しくなってきたので疲労はそれほどありませんが、
臨床業務に加えてマネジメント業務もやってるのでなんかあっという間に仕事の時間が過ぎていきます。

それ以外でも、
某研究助成で地域の健康増進活動の取り組みの計画が採択されたので、
来年度から動き始める準備をしないといけません。
全国規模の事業所に声をかけて実施する予定なので結構大変かもしれない。

科研費の申請書もとりあえず作成し、提出しました。採択されればいいですけどね。
研究テーマは訪問リハビリテーションに関係するものにしました。

合間合間に、頼まれた学会の抄録を査読したり、投稿された論文を査読したり、
色々な活動の会議に参加したり。

あ、職場の職員健康増進活動の企画も、しっかりとやらねばということで僕が今年は音頭を取ってやってます。

論文もこの時間に再投稿の準備をしたい。撮り溜めているデータもまとめておきたい。

その他ももろもろ士会の活動もあったり、学生の実習用意もあったりですが、
ほとんどがマネジメントが求められる内容だったりします。
そういえば。

なんか、歳のせいか、ある程度落ち着いてしまったからなのか、
自分を人と比べる気もあんまりなくなってしまって、
僕の今の仕事では、論文をいくら書いたところで何の評価も得られないし、
給料がアップするわけでもないし、

研究や活動をしても同じ。
それなのになんでこんなことをするのかといえば、
「自分のため」という意識がなくなったからなんでしょうね、逆に。

もうこの歳になったら、どう足掻いても仕事も長く続けられないし
体力も落ちていくわけだし、そんな中で自分に何ができるかと考えたら、
今までお世話になった業界とか世間に対して、ありがとうございました。
盛り上げるために、自分も何かできることがあれば力をお貸ししたいです。
ってことなんですよね。

別に金にもならないし(逆に減っていく)、地位や名誉にもならないし
何なら承認欲求のためにガツガツとやっている人とは一線を画したいくらいだし。

こういう気持ちになったのは、子ができてからなんですよね。
それまで1人で無頼に生きたいと思っていましたが、
子育てで、いろんな人の助けが必要な中で、いかに自分1人でできることが少ないかを知りました。
そして、子が健やかに成長するためには、社会が良くなければならないと感じました。
そのために自分たちだけのことを考えていてはいけない、世の中をより良いものしていかなければ、と思いました。
子育ての経験で自分は一つ視野が広くなったのかもしれません。
なので私生活でも、保護者会をやったり町内会長をやったり(まあ順番が回ってきただけですけど)、
仕事と私生活があまり分かれてなくて、どちらもゆるくリンクしてますけど、
地域のリハビリテーションに関わってるんなら、自分が地域や社会をよくしなくてどうするんだ、って気持ちもあります。

まあ、そんなことは言ってもまるで仕事や研究のオタクみたいにはなりたくなくて、
やりたいことは沢山あるんですけどね、、、時間を作らないと。

というわけでもう少し頑張って寝ます。
明日も頑張りましょう。



posted by さとし at 00:06| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする